肩こりが原因の緊張型頭痛の対策5選!整体の効果・何科に行くべき?
2023年03月7日
「急な頭痛に悩まされている」
「慢性的に来る頭痛の原因がわからない」
上記のようなお悩みを抱えている方は少なくないと思います。
頭痛には種類があり、該当する頭痛によって原因は異なりますが、頭痛の原因に心あたりが無い方は、肩こりから来る頭痛の可能性があります。
当記事では、肩こりから来る頭痛の原因から具体的な対策方法を紹介しています。
ひどい頭痛でお悩みの方に向けて、受診すべき診療科や整体院を活用した肩こり・頭痛の解消法も紹介していますので、頭痛や肩こりでお困りの方はぜひ最後までご覧くださいね!
Contents
肩こりから来る頭痛の正体は?
頭痛は「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の2種類に分類でき、原因不明の頭痛に悩まされている方は一次性頭痛のどれかに該当する可能性が高いです。
今回は、一次性頭痛の中でも肩こりから来るとされる緊張型頭痛、その他代表的な慢性頭痛を2つ紹介します。
ご自身の頭痛の症状と照らし合わせながらご覧ください。
肩こりから来る頭痛|緊張型頭痛

緊張型頭痛は頭が締め付けられるような痛みがあり、後頭部から頭頂部にかけてズキズキと激しい痛みが伴います。
圧迫感や頭が締め付けられるような痛みが伴うこともあります。
肩こりをはじめとする筋肉の緊張が原因で血流が悪化し、神経を刺激されることで頭痛として症状が現れることが多いです。
緊張型頭痛はデスクワークや立ち仕事など、肩こりが生じやすいお仕事をされている方に多く見られ、日本では約2,000万人の方が発症していると言われています。
つまり、日本人の5人に1人は緊張型頭痛に悩まされているのです。
痛みは数十分で収まる場合もあれば、1日~数日続くときもあり、改善措置を行わなければ後日同じような症状が現れる恐れがあります。
その他の頭痛|①片頭痛

ズキンズキンと脈打つように痛み、動くと余計に痛みを感じるときは、片頭痛の可能性が高いでしょう。
寝込んでしまうほど強い痛みが伴うことがあり、日常生活にも支障をきたします。
個人差はありますが、強い吐き気や、光や音に過敏になるといった症状が起こるのも特徴です。男性よりも女性に多く見られます。
片頭痛と名の付くことから頭の片側だけが痛むと思われがちですが、約4割の人は両側が痛みます。「両側が痛いから片頭痛ではない」と断定しないよう注意しましょう!
片頭痛の原因は諸説ありますが、一説によると脳の視床下部が関係していると言われています。
視床下部は、自律神経やホルモンの分泌などを司る器官です。
視床下部で何らかの変化が起こると、三叉神経と呼ばれる顔の感覚を脳に伝える神経が刺激されて、痛みが起こると考えられています。
また、緊張型頭痛ではストレスが原因で痛みが発生しますが、片頭痛はストレスに関係なく発症することがあり、気候の変化や空腹、アルコールなどでも誘発されることがわかっています。
その他の頭痛|②群発頭痛

群発頭痛は、緊張型頭痛や片頭痛に比べると発生頻度は少ないですが、20~40代の男性にしばしば見られる傾向があります。女性で発症する方が比較的少ないのも特徴の1つです。
群発頭痛は数週間~数ヶ月にわたり、毎日ほぼ同じ時間帯(夜中~明け方頃)に起きるのが特徴です。
この期間を群発期と言います。群発期はある日突然パタッとおさまりますが、半年から2年経つとまた同じような痛みに襲われます。
群発頭痛の原因はよくわかっていないことも多く、男性ホルモンの過剰分泌が関係しているという説や、体内時計の乱れによるものといった説などがあります。
緊張型頭痛の原因
肩こりから来る頭痛である「緊張型頭痛」ですが、肩こりをはじめどのような原因が考えられるのでしょうか?
ここでは、緊張型頭痛になる原因を3つ紹介します。
緊張型頭痛の原因|①肩こりなどの身体的ストレス
1つ目は、肩こり等の身体的ストレスです。
長時間デスクワークを続けると肩や首への負担が大きくなり、肩回りの筋肉が緊張状態になります。
緊張状態になると血流が悪くなってしまい、疲労物質が筋肉に溜まるなど神経を圧迫させる要因となってしまうのです。
また、スマホやパソコンの画面の見過ぎが原因で起こる「スマホ首」も身体的ストレスを溜める1つです。
▷スマホ首の原因と治し方!ストレートネック診断やストレッチ法で解消緊張型頭痛の原因|②精神的ストレス
2つ目は、精神的なストレスです。
最近なかなか自分の思うようにいかない日々が続いてしまったり、休みなく働くことが続く場合、精神的ストレスが溜まってしまい、それが神経を刺激して頭痛へと発展してしまいます。
心理的なストレスはもちろん、社会的なストレスやうつなどの症状も緊張型頭痛に繋がる恐れがあるため、少しでもストレスを感じたら何もしない日を作るなど、ゆっくり休める時間を設けましょう。
緊張型頭痛の原因|③眼精疲労
3つ目は、眼精疲労です。
ドライアイやめまい等の症状が出る眼精疲労ですが、頭痛や吐き気といった症状が出ることもあります。
眼精疲労の原因は様々ありますが、その中には肩こりや精神的ストレスといった緊張型頭痛と同じ原因で起こることがあるのです。
ストレスを溜めないよう過ごすことはもちろん、ブルーライトカットメガネの使用など目を労わって生活することも意識してみることをおすすめします。
薬の飲みすぎで頭痛がひどくなる?

頭痛がひどいときに、頭痛薬を飲む方は多いと思います。
もちろん、適切な用法・用量を守っていれば特に問題はありません。しかし、痛みがあるときだけはなく、痛みが起こることを恐れて前もって薬を飲むなど、どんどん薬に依存してしまうことがあります。
薬に依存してしまうと、次第に薬を飲んでも思ったような効果が期待できなくなり、ちょっとした刺激でも痛みを感じるようになるのです。
このような薬の飲みすぎによる頭痛を、薬物乱用頭痛と言います。
以下に当てはまる人は薬物乱用頭痛の可能性があります。
- 元々、緊張型頭痛や片頭痛に悩んでいる
- 1か月に15日以上頭痛がある
- 3ヵ月以上前から鎮痛薬を月に10日以上飲んでいる
薬の飲みすぎを自分で断ち切るのはかなり難しいです。
薬物乱用頭痛かな?と思ったら、すぐに医療機関に相談しましょう。
すぐできる!頭痛・肩こりの対策5選

緊張型頭痛の対策や改善方法としては、肩こりの解消がキーポイントになります。
肩こりを解消するためには、普段の生活を見直す必要があります。
今回は、慢性的な肩こりや頭痛を解消するおすすめの対策方法を5つ紹介します。
頭痛・肩こり対策|①長時間同じ姿勢を続けない
デスクワークなど、同じ姿勢が長時間続く場合は適度に休憩を入れましょう。
目安としては、デスクワークをしている方は、1時間に1回は席を立ち、軽いストレッチや深呼吸の時間を作るのが理想です。
下記の記事では、オフィスや通勤時間で簡単にできる肩こり解消に効くツボを紹介しています。
ツボ押しは血行不良の改善や回復力を高める効果が期待できるので、ぜひ実践してみてください!
頭痛・肩こり対策|②正しい姿勢で過ごす
肩こりは姿勢の悪化が原因の1つです。
悪い姿勢を続けていると肩こりや腰痛はもちろん、猫背や反り腰といった症状に発展することもあるため、できるだけ早く改善することが大切です。
下記の記事では、「座っている時の正しい姿勢」「立っている時の正しい姿勢」「就寝時の姿勢」を細かく紹介しています。普段の生活から意識して正しい姿勢を癖付けましょう!
すでに猫背や反り腰でお困りの方は、セルフケアのみでは改善が見込めないこともあります。整体院などで自分の体の状態を詳しく検査し、プロによる施術で改善していくことをおすすめします。
▷姿勢を良くする方法は色々ある!整体師が教える普段から試したいケア頭痛・肩こり対策|③運動の習慣を作る
肩こりになると、肩や首の血流が悪くなります。
血流の改善に効果が期待できるのが「運動」です。
運動は血流の改善の他にも、ストレスが発散できるリフレッシュ効果もあります。
生活習慣を見直してもなかなか肩こりや緊張型頭痛が治らない場合は精神的ストレスが溜まっていることが考えられるため、運動する習慣を作りましょう。
「毎日10分散歩の習慣を作る」といった簡単な運動からで問題ありません。
続けられる運動の目標を設定して、楽しく継続してきましょう!
頭痛・肩こり対策|④ストレッチを行う
ストレッチも肩こりの解消に効果が期待できます。
ストレッチを行うことで、筋肉の緊張をほぐす効果と血行不良を改善する効果が期待でき、頭痛と肩こり両方にアプローチすることができます。
下記記事では、オフィスでもできる簡単な肩こり解消ストレッチを紹介しています。肩甲骨や僧帽筋(そうぼうきん)といった肩回りの筋肉にアプローチできるものを紹介しているので、肩こりでお悩みの方はぜひご覧ください!
▷肩こりと頭痛にはストレッチ!職場や自宅でできる方法をご紹介します頭痛・肩こり対策|⑤できるだけ湯舟に浸かる
緊張型頭痛のような慢性的な肩こりは、体を温めることが大切です。
体を温める方法はいくつかありますが、湯舟に浸かることをおすすめします。
湯舟に浸かることで、肩周りの血行を改善するだけではなく腰や足といった体全体の血行を改善できます。毎日浸かることが理想ですが、難しい場合は蒸しタオルを肩に当てるだけでも効果を実感できます!
【蒸しタオルの作り方】
①タオルをお湯につけてしっかりと絞る
②電子レンジにて500wで約30秒ほど温める
温めすぎるとやけどの恐れもあるので、ほどよい温度のタオルを肩に当て、冷めたら再度温めるようにして適温を維持しながら肩を温めましょう
緊張型頭痛の人は何科に行くべき?
上記の改善方法を試しても大きな効果が見られない場合は、まず内科へ受診することをおすすめします。
内科を受診しても頭痛が治らない場合は、「神経内科」「脳神経外科」「総合診療科」のいずれかへ受診するようにしましょう。
病院へ行くことを我慢する必要はありません。ストレッチや姿勢改善を行っている途中でも、気になる場合は速やかに内科で診てもらうと良いでしょう。
頭痛や肩こりでお悩みの方は整体院もおすすめ

緊張型頭痛が続く場合、骨盤の歪みも考えられます。
骨格に歪みがあると、肩こりが起きやすいだけではなく、腰痛やむくみ、冷え性といった様々な体の不調の原因もなります。
骨盤の歪みはセルフケアで改善することが難しいです。そこでおすすめなのが、整体院の施術を受けることです。
整体院では、骨盤の歪みといったセルフケアが難しい症状に効果的なアプローチができ、肩こりや頭痛といった症状の改善も期待できます。
NAORU整体院では、AI検査を用いて1人ひとりの体の状態を数値化し、その結果を踏まえて根本原因に直接アプローチした施術を行います。
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肩こりが原因の緊張型頭痛の対策5選!整体の効果・何科に行くべきか|まとめ
今回は、肩こりから来る緊張型頭痛の原因や具体的な対策方法を紹介しました。
主に、頭痛は緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛も3つがあり、さらに薬の飲みすぎで薬物乱用頭痛が起きるケースもあります。
肩こりが原因の頭痛の多くは緊張型頭痛で、肩こりを解消し血流が良くなると、頭痛も改善に向かいます。
NAORU整体では、「AI検査」×「本格整体」×「パーソナル」でお客様の体の不調に効果的なアプローチを行います。
頭痛や肩こりといった症状にも対応していますので、お気軽にお近くの店舗へご相談ください!