オフィスや移動時間でできる!肩こり解消に効果的なツボ押しとは
2023年03月7日

肩こりになると、首から肩が重苦しくなるばかりでなく、気分も憂鬱になります。すぐにでも対応したいものですが、仕事中や通勤中だと難しいところがありますよね。
そんなときには、場所を問わずに手だけでケアできるツボ押しがおすすめです。
今回の記事では、ツボ押しが肩こり解消に効果的な理由とおすすめのツボ、ツボ押しのコツについて解説します。
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Contents
ツボ押しが肩こり解消に良い理由
ツボ押しとは、東洋医学で考える身体のツボに刺激を加え、痛みや凝り、不調を改善する方法です。
ツボさえ知っていれば特別な技術が求められないため、「本当に肩こりを解消できるの?」と思われる方も多いでしょう。
しかし、ツボ押しが肩こりの解消に役立つのには深い理由があるのです。
理由:①血行不良を改善できる
まず、肩こりの原因は長時間のデスクワークやスマートフォンの操作、日常的なストレスによる血行不良と筋肉の緊張です。
ツボ押しには、血行不良を改善し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。身体に数百個あるツボには、体内に流れるエネルギーの通り道があり、刺激することで活性化されます。その考えは東洋医学で重宝され、主に鍼灸施術で用いられてきました。
ツボ押しでも同様の効果が期待できます。ツボを押すことで血流が良くなり、筋肉の緊張緩和や凝りの解消がスムーズになるのです。
▷血行促進に効果が期待できるツボ5選!効果を高めるポイントも紹介
理由:②回復力を高められる
ツボ押しは、血流の改善に加え、自律神経を整え、回復力を高める効果も高いです。
心身の健康状態は交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスによって保たれますが、現代社会に生きる私たちは自律神経が乱れがちな傾向にあります。
そこで、ツボ押しによって気の流れや血流を良くすると、自律神経も正しい状態で機能するようになります。これにより回復力も高まり、肩こりへの対応もぐんと楽になるのです。
肩こり解消に効果的なツボ5選
ここまで、ツボ押しが肩こり解消に効果的な理由についてご説明しました。ここからは、仕事中や通勤時間中でもできる、肩こり解消におすすめのツボを5つご紹介します。
肩こり解消のツボ:①肩井(けんせい)

肩井(けんせい)とは、「肩から井戸のようにエネルギーが出る」と考えられているツボです。
肩井は肩の筋肉が盛り上がったところにあります。首を曲げると、首の後ろに大きな骨の下のくぼみと肩先の真ん中くらいに、左右で現れます。
肩井の特徴は、何といってもわかりやすい位置にあり、肩こり解消に非常に効果的なツボである点です。肩周りの血行を良くするのに最適とも言われ、「肩こり解消の定番のツボ」とも言われています。
肩こり解消のツボ:②合谷(ごうこく)

合谷(ごうこく)とは、手の親指と人差し指の間にあるツボです。
両方の指の間を下になぞっていくと凹みがあらわれますが、その凹みが合谷です。指の間が谷のように合わさることから、「合谷」と名付けられました。
合谷は肩こりはもちろん、首こりやほかの痛み、不調にも対応できる万能なツボと捉えられています。東洋医学においても、「身体中の気が集まる場所」「最も重要なツボの1つ」と考えられ、さまざまな痛みや不調を解消するために注目されています。
場所がわかりやすいこともあり、「ツボ押しが難しく感じられたら、取り敢えず合谷を押す」という感じでケアできるのも、嬉しいポイントですね。
肩こり解消のツボ:③天柱(てんちゅう)

天柱(てんちゅう)とは、首の後ろ、髪の生え際にあるツボです。生え際に近い首の外側を触っていくと、少し凹んだような場所があらわれます。
「頭(天)を柱のように支える」意味合いを持つ天柱は、自律神経のバランスを良くする働きを持ちます。
肩こりはもちろん、頭痛や目の疲れの軽減にも効果的であることから、デスクワークをする方にはとっておきのツボです。
肩こり解消のツボ:④手三里(てさんり)

肘を曲げると、曲げた先にしわができます。そこから手首に向かって指3本にある場所が手三里(てさんり)です。「手と肘から三里のところにある」と言われていることから、そう呼ばれるようになりました。
手三里は神経が集まる場所であるため、凝りや不調がひどいほど痛みを感じやすいとされています。強い肩こりに対しては痛みも強くなり、症状のひどさを教えてくれるツボでもあります。
肩こりの度合いを把握するためにも、ぜひ覚えておきたいツボですね。
肩こり解消のツボ:⑤後谿(こうけい)

後谿(こうけい)とは、小指の第三関節にあるツボで、手を強めに握るとシワが出る場所にあります。
後谿には、筋肉の緊張を和らげ、痛みを抑える働きがあることから、肩こりや寝違え、目の疲れに効果的だとされています。
心の不調も和らげてくれるので、肩こりにつられて憂鬱な気分になっていたら、後谿を押してみるといいかもしれませんね。
ツボ押しで正しく肩こり解消をするためのポイント

上記では、肩こり解消に効果的で簡単に見つけられるツボをご紹介しました。
どれも人目を気にせずにケアできるツボですが、適切に肩こりを解消するにはいくつかのコツがあります。
ここでは、ツボ押しのポイントを3つご紹介します。
ツボ押しのポイント:①強く押しすぎない
「ツボ押しは強ければ強いほど効く」とのイメージを抱かれがちですが、セルフケアで強い刺激を与える必要はありません。強すぎる刺激では逆効果にもなりうるため、適度な刺激にとどめましょう。
適切な強さは、「痛いけれど気持ちがいい」程度。特に手三里はほかのツボよりも筋肉が薄いことから、押す力を緩めるようにしましょう。
ツボ押しのポイント:②長く押さない
ツボ押しで適切な時間は、1回につき10秒から15秒程度、1日の回数なら多くても3回程度がベストです。
「もっと症状を改善しよう」と思って長時間ツボ押ししてしまう方も少なくありませんが、かえって揉み返しのリスクが高くなります。痛みやだるさ、疲労感が出ることもあるため、気持ちよく感じられても必要以上のケアはやめましょう。
ツボ押しのポイント:③ツボを見極める
ツボの場所を捉えるのが難しいときは、違和感やくぼみ、少し痛みを感じるかを感覚的につかんでみましょう。
ほかの場所よりも刺激を感じるのであれば、ツボに触れているサインです。「ここら辺だろう」と感じられるのなら、しっかりツボ押しができていると言えます。
オフィスや移動時間でできる!肩こり解消に効果的なツボ押しの解説まとめ
今回お話しした通り、ツボ押しは手軽にできるうえに肩こり解消に優れた効果を出してくれる方法です。気になったときや休憩時間、電車やバスに乗っている時間など、こっそりサクッと肩こりのケアを済ませてしまいましょう!
「ツボ押しももちろん試したけれど、肩こりにならない身体に整えたい」という方には、整体がおすすめです。実際にNAORU整体院グループでは、お客様1人ひとりの姿勢の癖を検査し、無理のない優しい施術で身体のバランスを正しい状態に戻していきます。
「肩こり持ちでずっと悩んでいたのに、施術を受けてから肩が軽い」「肩こりのストレスに悩まなくなった」と喜ばれるお客様も多いですよ!
肩こりでお悩みの方は、ツボ押しに合わせて整体も活用してみてくださいね!
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