肩こりと頭痛にはストレッチ!職場や自宅でできる方法をご紹介します
2023年01月27日

「肩こりと頭痛をすぐに楽にしたい!」
そんなときに役立ってくれるのがストレッチです。
道具や人の手を借りることなく、セルフケアで改善できるところが嬉しいですよね。
またストレッチは、肩こりと頭痛をケアするだけでなく再発予防にも繋げられるため、ぜひとも日常生活で取り入れたいものです。
今回の記事では、ストレッチが肩こりと頭痛解消に良い理由、気軽にできる方法と自宅でじっくりケアする方法、効果を高めるコツについて解説します。
Contents
肩こりと頭痛解消ににストレッチが効果的な理由
「あんなに重くてだるい凝りと頭痛は、ストレッチで解消できるの?」と思われるかもしれませんが、肩こりと頭痛の原因を考えるとその理由がはっきりします。
多くのケースにおいて、肩こりの原因は筋肉の緊張と血行不良です。
長い間の同じ姿勢やデスクワーク、スマートフォンの操作、ストレスなどによって筋肉が硬くなると、血流が悪くなり、頑固な肩こりとなってあらわれます。
そして頭痛は肩こりとの関係性が非常に深い症状です。
特に緊張性頭痛の場合、肩こりが悪化した結果として頭の重だるさや痛みを感じることがあります。
こうして肩こりと頭痛の原因を明らかにしていくと、筋肉の緊張と血行不良を解決すれば症状を緩和できることがわかります。
つまり、筋肉を和らげて血流を良くする効果のあるしストレッチは、肩こりや頭痛の改善にうってつけの方法なのです。
▷オフィスや移動時間でできる!肩こり解消に効果的なツボ押しとは肩こりと頭痛の解消に!おすすめストレッチ
気軽にできるうえに肩こりと頭痛を緩和するのに効果的なストレッチ。
オフィスでできるものから、自宅でしっかりと取り組むものまで、さまざまな種類があります。
ここでは、
「仕事中に辛いときにストレッチをしたいけれど、周りに怪訝な目で見られると恥ずかしい」
「家で時間があるときに、ちゃんと身体をほぐしたい」
というご希望に応え、状況に合わせてストレッチをご紹介します。
オフィスでできるストレッチ
仕事場のようにほかの人もいる環境でストレッチをするなら、場所を取らず座ったままでできるものが良いですよね。そんなときには、肩甲骨と僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチを試してみましょう。
肩甲骨のストレッチ
肩甲骨は、首や肩の健康状態を左右する『肩甲挙筋(けんこうきょきん)』や『菱形筋(ひしがたきん)』と深い関係性を持ちます。
肩甲骨の動きが悪いと肩甲挙筋と菱形筋が緊張状態にあると同時に、これらの筋肉はマッサージではほぐすことができません。
そこで、ストレッチで肩甲骨の動きを良くすることで、肩甲挙筋と菱形筋の緊張が和らぎ、肩こりと頭痛を解消できます。
肩甲骨のストレッチでは
①両肘を曲げ、肩より上に上げる
②両手のこぶしを軽く握り、鎖骨の上あたりに置く
③「肩甲骨を寄せるイメージ」で両肘をゆっくりと後ろに引く(息を吐きながら5秒間)
④肩甲骨を寄せた万で肘を下げ、力を抜く
⑤①~④までの動きを5回繰り返す
このストレッチをすると、凝り固まった肩甲骨の動きが良くなります。
デスクワークの休憩時間はもちろん、朝や夜などの時間があるときにも試してみましょう。
僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチ

僧帽筋とは、背中の表面から首、肩にまで繋がる筋肉です。カトリック修道士のフードに似ていることから、僧帽筋と名付けられました。
僧帽筋のストレッチでは
①椅子に座り、右腕をまっすぐに下に降ろす
②左手を後ろに回し、頭(耳の近く)をつかむ
③なるべく力を入れず、腕の重さを使ってストレッチする(呼吸をしながら15秒程度)
④反対側もストレッチする
の流れを意識しましょう。肩こりと関係性が深い筋肉がほぐされ、凝りや頭痛が解消していきます。
自宅でできるストレッチ
誰にも見られずに自由に過ごせる自宅でなら、しっかりと身体を使ったストレッチがいいですね。
お風呂上りや入浴後、起床後などに試してみましょう。
肩甲骨をほぐすストレッチ
全身を自由に伸ばすことができる自宅では、
①座り姿勢になり、指先を肩につける
②両肘を胸の前で合わせ、背中を開く
③ゆっくりと息を吸いながら、両肘を頭の横にまで引き上げる
④ゆっくりと息を吐きつつ、胸を大きく開いて肘を降ろす
⑤①~④の動きを10回繰り返す
上記の流れでストレッチをすると、毎日の生活で硬くなった肩甲骨周りの筋肉や胸の筋肉が心地よくほぐされていきます。「肘で大きな円を描く」ようなイメージをすると、動きがわかりやすくなりますよ。
上半身を伸ばすストレッチ

腕の付け根から肋骨が凝ると、肩甲骨の動きが鈍くなり、肩こりや頭痛が起こりやすくなります。
そこで上半身を伸ばしてあげると、凝りや疲れが取り除くことができます。
①座り姿勢で、両手を天井に向かって伸ばす
②右手を左手の上に置き、手のひらを合わせる
③上半身を左右にゆっくり揺らしながら、肘を曲げたままで耳の横から頭の後ろにまで移動させる
④その状態のまま肘を伸ばし、身体を大きく左右に動かしつつ、身体側をストレッチする
⑤反対の向きでもストレッチする
最初はきついかもしれませんが、段々と身体がほぐれていき、肩こりや頭痛が引いていくのを感じられるでしょう。
ストレッチと一緒に!肩こりと頭痛を予防する方法
職場でも自宅でもすぐにできて、肩こりと頭痛を軽くしてくれるストレッチ。
そんな効果をもっと実感するには、以下のようなポイントを押さえておくと良いでしょう。
ポイント:①毎日続ける

デスクワークや勉強、パソコンやスマートフォンの操作にかける時間が多い現代では、どうしても筋肉が緊張状態になりやすいもの。
凝りや痛みを予防するには、できるだけ毎日身体をケアする必要があります。
今回お伝えしたストレッチは、1度だけでなく普段の生活に取り入れましょう。身体と心をリフレッシュでき、仕事や勉強の効率も上げられます。
ポイント:②専門家に確認してもらう
ストレッチの習慣で肩こりと頭痛のケアと予防ができるのが理想ですが、時に難しいこともあります。そんなときは1人だけで頑張らずに、専門家に助けてもらいましょう。
NAORU整体院では、肩こりと頭痛への施術を行っています。
痛みのない優しい施術で凝り固まった筋肉をほぐし、再発しないように姿勢改善も進めていきます。「やっぱりプロの整体師にお願いして良かった」と喜ばれる方も多いです。
健康状態を良好に保つには、セルフケアと専門家によるサポートが欠かせません。肩こりと頭痛が気になる方は、ぜひ整体も受けてみてくださいね。
肩こりと頭痛にはストレッチ!職場や自宅でできる方法
ストレッチは、頑固な肩こりと頭痛を簡単に解消できる優れものの方法です。
毎日続けて、肩こりと頭痛知らずに身体を目指しましょう!
それでも大変に感じられる方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!
▷整体で肩こりと頭痛は改善するの?