「歩けないほどの腰痛で辛い」そんな時の対処法や主な症状・原因

2023年09月13日

新宿院 中山莉奈

NAORU整体 新宿院

【資格】
鍼師(国家資格)、灸師(国家資格)
中部、関東エリアで鍼灸マッサージ、矯正、機械治療、往診、美容施術を行う接骨院、整体院を経験。

腰痛がひどくなると、歩けないほどに辛く感じられる時があります。

インターネットで調べると、「安静にしすぎてはいけない」「無理に歩いてはいけない」と色々な情報が飛び交い、どうしたらいいのかわからないこともありますよね。

腰痛が辛い時は、歩いて良いケースと無理すべきではないケースがあります

今回の記事では、腰痛で歩けなくなる原因と歩く時の判断基準、腰痛を改善する方法について解説します。

歩けなくなる腰痛の原因

歩けなくなるほどの腰痛は、突然来るケースが多いです。

その原因には、ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、内臓系の病気などの可能性が考えられます。

腰痛の原因|①ぎっくり腰

ぎっくり腰で悩む男性

ぎっくり腰とは、医学的に『急性腰痛症』と呼ばれる、例えば重い物を持ち上げた時や急に振り返った時などに起こる腰痛です。

重苦しい痛みが続く慢性腰痛とは異なり、ちょっと歩いたり体勢を変えたりしただけでも激しい痛みを感じ、しばらく動き出せなくなる時さえあります。

ぎっくり腰は力仕事をする方や高齢者の方に多い症状として知られていますが、普段から腰痛持ちの方や若い方にも起こりやすいため、日ごろからの予防意識が必要です。

ぎっくり腰に予兆があるのは本当?なりやすい人と予防法を解説します

腰痛の原因|②腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の骨『腰椎』の間にある椎間板に損傷が起こり、飛び出してしまう状態のことです。

椎間板は通常なら腰椎同士のクッション材のような役割を果たしていますが、加齢や姿勢の悪さ、腰への負担によって飛び出すことがあります。

これにより、腰痛だけでなく足のしびれまで出るようになり、歩行が辛くなる方も多いです。

腰痛の原因|③腰椎圧迫骨折

腰椎圧迫骨折は、文字通り腰の骨が圧迫を受けて折れる状態のことです。高齢者に多い症状としても知られています。

年齢を重ねると骨も弱くなり、ちょっとした転倒や怪我でも骨折のリスクが高まります。

その結果、歩けないほどの腰痛に悩むケースがとても多いです。

腰痛の原因|④内臓の病気

すい臓がんや解離性腹部大動脈瘤など、骨や筋肉以外の原因が関係しているケースも考えられ、あまりの痛みに歩行も辛くなり、日常生活に支障が出ることも中にはあります。

このような病気が考えられる場合には、直ちに医療機関を受診し、必要な治療を始めましょう。

腰痛がある時に歩いても良い?

以上でお話ししたように、歩くのが辛くなるほどの腰痛には多くの原因があります。

ここからは、歩いても良いケースと避けるべきケースについて説明します。

歩いても良いケース

ウォーキングをする女性たち

腰痛で歩くのが辛い時、適切な対応は「なるべく歩く」「痛みが落ち着くまで安静に過ごす」という2種類があります。

「筋力や身体を衰えさせないためにも、身体に必要以上に休息を与えるべきではない」「無理に歩くと症状が悪化するので、痛みが落ち着くまではできるだけ身体を動かすべきではない」などと色々な考え方が多いことから、対応に困る方も多いのではないでしょうか?

そのように迷う時は、ご自分の身体で確かめてみましょう

歩き始めは痛みを感じるけれど、歩き続けると症状が和らぐのなら、歩いても問題ありません。例えば坐骨神経痛で歩くのが辛い時でも、歩いているうちに筋肉や関節の緊張が解け、症状が軽減されることもよくあります。

また一般的に、慢性的な症状を根本的に改善するには、専門家による施術に加えて適度な運動も必要だと考えられています。

しばらく歩いてみて痛みが楽になっていくようなら、無理のない範囲で歩いてみましょう。

歩くのを控えたほうが良いケース

NGのサイン

反対に、歩き続けて痛みが増すようなら、無理をしてまで歩くべきではありません

特にぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアを我慢して歩くと、激しい痛みや足のしびれに悩まされるようになります。

また腰椎椎間板ヘルニアでは、少し歩くたびに休まなければならない『間欠跛行』の症状も出て、無理をすると症状が悪化するリスクも高くなります。

どうしても辛く感じられるようなら、歩くのをやめ、必要に応じてほかの運動に切り替えましょう。

腰痛を改善するには

歩けないほどの腰痛に悩んでいる時、歩くべきか歩かないべきかで悩んでしまうものですが、それ以上に大切なのが症状を改善することです。

以下でお話しする方法で腰痛を改善し、歩ける状態まで身体を回復させましょう。

腰痛を改善する方法|①医療機関を受診する

腰痛の原因でもお伝えした通り、歩けなくなるほどの痛みには多くの原因が考えられ、それぞれ必要な治療法も異なります。

だからこそ、今ご自分がどのような原因で痛みを感じているのか、まず確認することが求められます。

腰の痛みが気になる時は、整形外科を受診し、医師の診察や画像検査を受けましょう。検査結果を通じ、症状に合わせた治療法や対応が伝えられ、回復までの計画が立てられます。

内臓の病気のように整形外科的な対応が適さない場合でも、まずは医療機関で検査を受けることで、痛みの原因がわかってきます。

ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニア、内臓の病気などが関わっていると、医療機関の受診が怖く感じられますが、不安を抱えながら過ごすほうが精神的なストレスは大きいです。

むしろ、原因を早く知って対応をすることで回復も早くなりますので、少し勇気を出してご自分の身体と向き合ってみましょう。

腰痛を改善する方法|②整体を受ける

腰痛を改善する施術

腰痛に対し、医療機関でも必要な治療が行われますが、根本原因から改善したい場合には整体をおすすめします

整体って何する所?選び方のポイントまでしっかり解説

整体では、身体のゆがみや筋肉の緊張、骨格のゆがみや姿勢などを確かめ、正しい状態に整えます。腰痛に悩む方は身体のバランスの悪さや不調が目立つ傾向にあるため、このようなアプローチから症状を改善するのは非常に効果的です。

痛み止めや湿布とは異なる観点から症状に向き合うこともでき、再発防止にも繋がりますよ。

NAORU整体院グループでは、業界でも新しいAI検査と患者様に合わせたパーソナル整体をご用意しています。症状からの回復が早いのはもちろん、腰の痛みに十分配慮した施術で、患者様からも喜ばれています。

腰の痛みに悩んでいて、1日でも早く歩けるようになりたい方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!

腰痛で歩けない時はどうしたらいい?症状と原因、対処法

腰痛で歩けない時は、歩いたほうが良いのかまたは安静にすべきか分からず、迷ってしまうものです。

その背景には、ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎圧迫骨折、内臓の病気など、場合によっては専門的な治療が必要な原因が隠れています。

1人で悩んでいても症状が改善されることはないので、まずはご自分の身体に聞くのが一番です。

歩き続けて痛みが和らぐなら問題はなく、悪化するならすぐにやめましょう。そして、今の腰痛の原因を知るために専門家のサポートを得て、地道に症状を良くしていきましょう。

NAORU整体院グループもお力になりますので、腰痛が出ている方はお気軽にご来院くださいね!

新宿院 中山莉奈

NAORU整体 新宿院

【資格】
鍼師(国家資格)、灸師(国家資格)
中部、関東エリアで鍼灸マッサージ、矯正、機械治療、往診、美容施術を行う接骨院、整体院を経験。

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