ぎっくり腰に予兆があるのは本当?なりやすい人と予防法を解説します
2023年08月21日
わずかな動きでも強い痛みをもたらすぎっくり腰は、
「できることならなりたくない」
「予兆のようなものがあるのなら、事前に防ぎたい」
と思ってしまうものですよね。
では、本当にぎっくり腰の予兆はあるのでしょうか?
今回の記事では、ぎっくり腰の予兆の有無となりやすい人、予防するための方法について解説します。
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Contents
ぎっくり腰に予兆はある?
「腰を痛めそうな気がする」とぎっくり腰のサインに気づけて、なる前に防げたら、どんなに良いことでしょう。
しかし、残念ながらはっきりとした予兆の基準は定まっていません。
「ぎっくり腰になりそう」「何となく、危険な感じがする」などの違和感は、多くのことが感じることだと思われます。
まだ医学的な根拠はありませんが、その違和感自体は大切なサインだと考え、なるべく無理をせずに過ごすのが理想的です。
違和感のチェックリスト
先ほどお話ししたように、ぎっくり腰の予兆は断定できませんが、「何となく危ない」というサイン自体は日常生活から見て取れます。
実際に、以下のような違和感が続いたことによってぎっくり腰になる方も多いようです。
「どんな状態になったらぎっくり腰になりやすいのか?」を、以下でセルフチェックをしてみましょう。
【日中時】
- 座っていると、段々と腰に痛みを感じる
- 椅子から立ち上がる時、腰に「ピキッ」とした痛みを感じる
- 咳やくしゃみをすると、腰に響くような痛みが出る
- 前かがみになると、腰に強い痛みが走る
- 階段の昇り降りや歩行が辛い
【就寝時】
- 仰向けで寝ていると、段々と腰に痛みを感じる
- 寝返りをすると腰が痛くなる
【起床時】
- ベッドや布団から起き上がる時、腰が痛くなる
- 洗顔や歯磨きで前かがみの姿勢になると、腰が痛くなる
【そのほか】
- 入浴で腰を温めると、痛みが強くなってくる
- 季節の変わり目になると、腰の痛みが強くなる
これらのチェックリストに1つでも心当たりがあるのなら、ぎっくり腰になるリスクが高まっています。
ぎっくり腰になりやすい人
以上のチェックリストを見て、「そういえば、こんな状態にあった時の後、腰を痛めた」「季節の変わり目でぎっくり腰になった」など、思い当たる節があったでしょうか。
それらのサインに加え、以下のような普段からの生活習慣がぎっくり腰の原因になることもあります。
ぎっくり腰になりやすい生活習慣|①運動不足
重い物を持ち上げた時、急に無理な体勢で振り返った時など、ぎっくり腰は突発的に起こる症状のように思われがちですが、生活習慣の積み重ねによって起こるケースも珍しくありません。
特に幼いころからの運動不足の方は、筋肉や骨格の成長が十分でないままに大人になることがあります。その状態で身体に負荷をかける生活をしていると、わずかな衝撃でも身体は強い負担を感じ、ぎっくり腰になりやすくなります。
子供のころに運動が苦手だったことは仕方がありませんが、ぎっくり腰のリスクを避けるのなら、できる範囲で身体を動かす習慣を持ちましょう。
ぎっくり腰になりやすい生活習慣|②デスクワークや立ち仕事
パソコン作業や書き仕事などでデスクワークを長時間続けていると、ずっと同じ姿勢で過ごすことになります。
楽なように感じられますが、腰や周辺の筋肉には想像以上の負担がかかっています。これによって慢性的な腰痛になり、結果としてぎっくり腰も発症するケースが少なくありません。
また、座り姿勢が悪いことで骨盤や背骨がゆがみ、腰を痛めることもあります。
なお、立ち仕事もずっと腰に負担をかけ続けてしまうため、ぎっくり腰を引き起こすリスクは非常に高いです。
「重い物を持つわけじゃないから」「力仕事をしていないから」と楽観せず、気をつけなければ腰痛のリスクと隣り合わせであることを知っておきましょう。
ぎっくり腰になる生活習慣|スポーツ
激しいスポーツや無理な練習を続けていると、筋肉や靭帯に疲労が溜まり、ひょんなきっかけで腰を痛めることがあります。
不適切なフォームも結果的には腰への負担を増やし、ぎっくり腰を引き起こしてしまいます。
運動不足は良くありませんが、運動のし過ぎや不適切なスポーツ環境も身体には悪影響であるため、スポーツをされる方はその危険性を常に意識しましょう。
ぎっくり腰を予防するためには?
急な負荷や動きだけでなく、普段からの過ごし方でも起こりうるぎっくり腰には、やはり日々予防する意識が必要です。
サインを感じたら、またはサインを感じていなくても、日ごろから健康には気を配りましょう。
予防法|①無理をしない
「毎日腰が痛い」「先ほどのチェックリストで、当てはまる項目が複数見つかった」などという場合は、すでにぎっくり腰のサインが出ています。
このような時には、無理をしてはいけません。腰の痛みが落ち着くまではやる必要がない仕事や用事は避け、なるべく安静に過ごしましょう。
いつもより睡眠時間を多くとり、身体の回復に充てるのも良い手段です。
予防法|②日常生活の動きに気をつける
起き上がりや立ち上がり、物を持ち上げる動作は、ぎっくり腰になりそうな時には辛く感じられるものです。このような時はいつも通りではなく、ゆっくりとした丁寧な動作を意識しましょう。
また、デスクワークや立ち仕事、スポーツなどの日中活動時にも注意が必要です。
時間を区切って適度な休憩を用いる、身体を動かしすぎないなどの心がけをしてみると良いでしょう。
予防法|③専門家に確認してもらう
ぎっくり腰の予防はある程度なら自力でもできますが、自分だけではわからないことも出てきます。そんな時には、医療機関や整体院などの専門家に頼ってみましょう。ぎっくり腰の予防には、整体がおすすめです。
症状の原因に多い身体のゆがみが整うだけでなく、ぎっくり腰にならないための姿勢の保ち方や生活指導など、今必要なアドバイスもしてもらえます。医療機関とは異なる視点から健康にアプローチしていくため、安心される方も多いです。
NAORU整体院グループでは、身体のゆがみを整えることに重きを置き、施術を行います。さらに患者様の姿勢や身体の癖をデータで確認するため、施術効果もはっきりとあらわれ、
「腰痛を防げるようになった」
「いつもならぎっくり腰になってしまうのに、今回は防げた」
と、患者様も驚かれていますよ!
ぎっくり腰を事前に防ぎたい方、リスクを知りたい方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!
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ぎっくり腰に予兆があるのは本当?なりやすい人と予防法まとめ
ぎっくり腰の予兆には明確な定義がありませんが、セルフチェックをしていくと症状が起こりやすい状態はもちろん出てきます。
また、デスクワークや立ち仕事、激しいスポーツや運動不足が知らないうちに腰に負担をかけ、ぎっくり腰のリスクを高めていることもあります。
そのようなリスクを避けるには、普段からの意識と専門家によるサポートが必要です。2つを適切に活用し、あの辛い痛みから身体を守りましょう。