寝起きに腰痛が起こるのはなぜ?原因と対処法・予防法を解説します
2023年09月21日
朝の起床後に腰に痛みを感じる方は、非常に多いと聞きます。
せっかく身体を休めるために眠ったのに腰痛が出ると、1日のスタートが憂鬱なものになってしまいますよね。
朝に腰が痛くなるのには理由があり、知っておくことで対処と予防ができるようになります。
今回の記事では、寝起きに腰痛が起こる原因と痛みへの対処法、予防法について解説します。
Contents
寝起きに腰痛が起こる理由
寝起きに腰痛が起こる理由には、睡眠時の環境や身体の状態、普段からの体調が関係しています。
以下の理由からご自身に心当たりがないか、確かめてみましょう。
理由①寝具が合っていない
筋肉の凝りや元々の腰痛など、普段の体調に問題がなくても、合わない寝具を使っていることで寝起きに腰痛が出るケースは少なくありません。
例えばマットレスや敷布団が柔らかすぎると、腰が沈み込んで背骨のS字が崩れてしまいます。これによって起床時に腰に過剰な力が入り、腰痛に繋がっていくのです。
反対にマットレスや敷布団が硬い場合も、背中や腰・肩に体重がかかりやすくなり、血行不良になって腰が痛くなるケースもよく見られます。
理由②寝返りを打っていない
就寝時、寝返りを打っている自覚はなかなかつきにくいものですが、寝返りの頻度と腰痛のリスクには密接な関係があります。
私たちは寝ている間全く動かないと考えられがちですが、同じ姿勢で長時間過ごすと身体にかかる負担が増えてしまうため、時折寝返りを打って負担を分散させています。
この寝返りが多ければ多いほど、内臓の重みが腰にかかりにくくなり腰痛のリスクを下げられます。
しかし、十分に寝返りを打てていないと、腰の血管が圧迫されるために血行障害のリスクが起こりやすくなります。結果、朝起きてから腰が痛くなってしまうのです。
理由|③反り腰になっている
反り腰になると、仰向けで寝ている時に腰と布団との間にスペースができ、それによって内臓の重さが腰に直撃してしまいます。
自分が反り腰になっているかどうかは、ご自分で確認できます。まず壁に背中を向けて立ち、片側の手が余裕で入り、もう片方の手も入るようなら反り腰にになっている可能性が高いです。
また壁から距離を置いて経ち、腰が浮いて下腹がでているようなら、反り腰が進んでいます。
反り腰は骨盤周辺の筋肉の緊張や筋力低下のサインでもあるため、気になる方は改善を心がけましょう。
▷反り腰はどんな症状?原因やチェック方法、ストレッチ方法をご紹介
寝起きに腰が痛い!そんな時の対処法
寝起きに腰が痛くなる原因にはさまざまな要因がありますが、1日の始めに痛みを感じるのはやっぱり嫌ですよね。
ここからは、腰痛が出た場合の対処法について解説します。
対処法|①ストレッチをする
寝起きの腰痛をそのままにしておくのは良くないため、軽くストレッチして筋肉をほぐすことをおすすめします。
重だるいような痛みを感じたら、下記のストレッチを試してみましょう。
- ベッドか床に仰向けになり、両膝を立てる
- 両膝を揃えて胸の方まで上げ、両手で膝を抱え込む
- 2の姿勢のまま自然に呼吸し、20秒間キープする
- 膝をゆっくりと下ろし、床につける
- 2から4までの動作を2回行う
腰の筋肉が伸び、寝起きの痛みが楽になっていくのがわかります。
ただ急激に身体を動かさず、ゆっくりとした動作を意識しましょう。
▷腰痛を軽減する方法とは?原因や効果が期待できるストレッチをご紹介!
対処法|②湿布を貼る
湿布を貼って患部のダメージを和らげることも、腰痛の緩和には効果的な方法です。
湿布には温湿布と冷湿布があり、どちらを使うかで迷うかと思われますが、痛みに応じて使い分けましょう。
重だるい痛みを感じるようなら、温湿布で温めることで血行促進や筋肉の緊張緩和に繋がり、痛みが和らぎます。
反対にぎっくり腰のような急性腰痛には、まずは炎症を抑えるために冷湿布を使うほうが適しています。
寝起きの腰痛の予防するために
寝起きに腰痛が起こったとしても、その後の対応によって痛みを軽減させることはできますが、腰痛にならないようにしておくことが理想です。
そこで、寝起きに腰が痛くならないように予防法をお伝えします。
予防法|①寝具を見直す
毎朝のように腰痛が気になる場合には、最初に寝具を変えましょう。そのままの状態で寝続けると腰痛が良くならないばかりでなく、悪化するリスクも高いためです。
敷布団やマットレスが柔らかいのなら、高反発のタイプを選びましょう。腰の沈み込みを防ぎ、それだけでも腰痛を予防できるようになります。
硬い寝具を使っている場合も、高反発のものを選ぶことで腰への圧迫を防げます。
どれを選ぶべきかわからない時は、専門店の意見を聞いてみると良いでしょう。
予防法|②夜遅くの食事を避ける
「健康のためを考えるなら、夜遅くの食事は良くない」と聞いたことがあるかと思われますが、これには大きな理由があります。
就寝時間に近いタイミングで食事をすると、睡眠中に消化が行われることから、胃腸への負担が増えてしまうためです。これにより、内臓の動きにつれて腰の筋肉に負担がかかり、寝起きに腰痛が起こりやすくなります。
だからこそ、就寝までの3時間前はできるだけ食事を避け、内臓が休める状態に整えておきましょう。
仕事や家事などで夕食のタイミングが取れず、どうしても時間が遅くなってしまう場合には、夕方の6時に軽く間食をし、夕食を減らすのがおすすめです。
また夜遅い時間に食事をするなら、脂肪分を避けたカロリーの低い料理を選ぶと、胃腸への負担を軽減できます。
予防法|③整体を受ける
寝起きの腰痛の再発を防ぐには、専門家による視点とサポートも必要です。
その点、整体では身体のゆがみや筋肉の緊張、骨格のバランスなどが確認でき、良い状態に戻すことができます。自分ではなかなか気づけない原因を探り当ててもらえるため、セルフケアよりもはるかに高い効果が得られます。腰痛予防はもちろんいつでも良い状態で過ごせるよう、ぜひこの機会に整体を活用してみましょう。
NAORU整体院グループでは、AI検査とパーソナル整体を組み合わせ、皆さまの症状改善をサポートしています。「朝起きても、腰痛が出なくなった」「腰痛持ちから卒業できた」と、多くの方から喜んでいただいています。
朝スッキリと気持ちよく起きたい方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!
寝起きに腰痛が起こるのはなぜ?原因と対処法、予防法まとめ
寝起きに腰痛が起こる原因には、合わない寝具や反り腰、内臓の疲れなど、身近なところに要因があります。
寝起きのストレッチや湿布などで痛みを緩和させることは不可能ではありませんが、できることなら就寝環境や食事のタイミングの見直し、整体などで腰痛が起こりにくい状態に整えることが理想です。
NAORU整体院グループでは、皆さまが腰痛に振り回されずに朝を迎えられるよう、AIを用いた施術を行っております。
1日の始まりを快適に迎えたい方は、ぜひご来院くださいね!