いかり肩を矯正したい!矯正するメリットや効果的なストレッチをご紹介!
2022年12月5日

肩まわりががっちりとした印象になる「いかり肩」。
肩のラインが上がるだけでなく、慢性的な肩こりにつながる場合もあるため、早めに矯正したいですよね。
そこで今回は、いかり肩を矯正するメリットを紹介します。効果的なストレッチも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
いかり肩を矯正するメリット
いかり肩とは、肩が外側に向かって上がっている、または水平になっている状態のことを言います。
まずは、いかり肩を矯正するメリットを紹介します。
「ただのいかり肩」と思って放置していると、慢性的な肩こりや頭痛につながる可能性があるため、早めに対処しましょう。
いかり肩を矯正するメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
いかり肩を矯正するメリット:①慢性的な肩こりの改善になる
いかり肩の矯正は、慢性的な肩こりの改善になります。
いかり肩の人は、普通より肩甲骨が上に上がっていたり胸椎が反っていたりしています。
これらの歪みがあると菱形筋(りょうけいきん)・肩甲挙筋・僧帽筋(そうぼうきん)などが不自然に緊張しやすくなるため、歪みを解消していかり肩を治しましょう。
いかり肩を矯正するメリット:②和服を綺麗に着こなせるようになる

いかり肩が矯正されると、和服を綺麗に着こなせるようにもなります。
女性の和服姿に適しているのは、いかり肩とは正反対のなだらかな肩のラインです。
いかり肩が矯正されると、キャミソールやオフショルなどの肩を出す服も似合いやすくなるので、女性でいかり肩に該当する方は矯正することをおすすめします。
いかり肩を矯正するストレッチ
続いて、いかり肩の矯正に効果的なストレッチを紹介します。
いかり肩は、慢性的な肩こりを引き起こす原因にもなります。
イスに座った状態でできるストレッチも紹介しているので、仕事の休憩中やテレビを観ているときなど、さまざまな場面で取り組んでみてください。
いかり肩を矯正するストレッチ:①僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチ
いかり肩を矯正したいなら、僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチを行いましょう。
僧帽筋(そうぼうきん)は、背中や肩甲骨などに広がる大きな筋肉です。首や肩甲骨まわりのさまざまな動きに関係しているほか、姿勢の維持にも重要な役割を持っています。
いかり肩だけでなく慢性的な肩こりの原因になっていることが多いので、しっかりとほぐしておきましょう。
1.背筋を伸ばしてイスに座る
2.顔を正面に向けたまま頭を左肩に近づけるように倒す
3.左耳が肩より前に出るようにする
4.この姿勢を30秒キープする
5.左右の動作でワンセット、これらを1日5セット行う
右肩が上がるとあまり効果が得られなくなってしまうため、右肩が上がらないように注意しながら行うのがポイントです。
仕事の休憩中や寝る前など、スキマ時間にストレッチを取り入れて、効率的にいかり肩を矯正しましょう。
いかり肩を矯正するストレッチ:②肩甲挙筋のストレッチ
いかり肩の矯正には肩甲挙筋のストレッチも効果的です。
肩甲挙筋が伸びると肩甲骨まわりの筋肉がほぐれるため、慢性的な肩こりの改善にもつながります。左右の動作でワンセット、1日5セット行うと効果的なのでぜひ日常生活に取り入れてみてください。
1.背筋を伸ばしてイスに座る
2.鼻を左肩に近づけるように頭を左側に倒す
3.首から背中上部の筋肉が伸びているのを感じる
4.右肩が上がりやすいため、左手で右肩を押さえながら行うとよい
5.30秒キープするのを左右で1セット、これを1日5セット行う
いかり肩を矯正するストレッチ:③壁を使ったストレッチ
いかり肩の矯正には、壁を使ったストレッチも効果的です。
胸を広げて胸筋を伸ばすと筋肉がほぐされます。肩甲骨まわりの筋肉もほぐれるため、いかり肩の矯正だけでなく慢性的な肩こりの改善にも効果が期待できるでしょう。
1.肩の高さまで両肘を上げて壁に手をつく
2.身体を前に倒して胸の筋肉を引っ張るようにする
3.身体を前に倒す時は下ではなく正面を見て行う
4.30秒×3セット行う
いかり肩を矯正するストレッチ:④お尻の筋肉のストレッチ

いかり肩にはお尻の筋肉のストレッチも効果的です。
一見姿勢が良く見えても、実際にはO脚になっている場合があります。
お尻の筋肉が衰えているのに無理に姿勢を良くしようとするといかり肩になる確率が高まりやすいです。
お尻の筋肉を鍛えるためにも、大殿筋に効くストレッチを行いましょう。
1.足が床につくようにしてイスに座る
2.息を吐きながら身体をゆっくりと前に倒す
3.息を吸いながらゆっくりと身体を起こす
4.10回繰り返す
おしりの引き締めたい方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
⇒おしりが垂れる原因は姿勢?おしりを引き締める簡単エクササイズを紹介いかり肩を矯正するストレッチ:⑤菱形筋(りょうけいきん)を鍛えるストレッチ
いかり肩の矯正には、菱形筋(りょうけいきん)を鍛えるストレッチも効果的です。
なお、この矯正にはゴムチューブやタオルを使う必要があります。ゴムチューブやタオルを用意して、ぜひ取り組んでみてください。
1.床に足を伸ばして座る
2.足の裏にゴムチューブ(タオル)をひっかける
3.引っ張って菱形筋(りょうけいきん)を鍛える
整体によるいかり肩の治し方
いかり肩を矯正したいなら、整体で施術を受けるのもおすすめです。
整体で行われている施術の主な内容を紹介するので、いかり肩を矯正したい方はぜひ参考にしてください。なお、NAORU整体ではAIによる姿勢検査を行い、身体の状態をしっかりとチェックしてから施術を行います。
駅から通いやすいところに立地している店舗が多いので、ぜひ気軽に相談してください。
整体でのいかり肩のアプローチ:①胸筋群をほぐす
肩をほぐすというと、肩の上部をほぐすのではと思う方が多いはずです。
しかし、いかり肩の矯正では、脇付近の筋肉と鎖骨下の筋肉を重点的にほぐします。リンパの流れの滞りによる盛り上がりがある場合は、静脈の流れを解消する施術も行われます。
整体でのいかり肩のアプローチ:②胸筋群を牽引する
胸筋群が上へ引っ張られると、いかり肩になったり肩全体が大きく見えるようになったりします。
そのため、胸筋群のコリを解消するとともに、肩関節の動きをよくする必要があります。四十肩や五十肩を併発していると、肩関節の動きが制限されやすいので、胸筋群を牽引して動きをよくしましょう。
整体でのいかり肩のアプローチ:③肩甲骨まわりの関節をほぐす
いかり肩の矯正は、制限された肩関節の可動域の改善と肩甲骨まわりの関節のほぐしを組み合わせて行われます。
肩甲骨まわりの関節の可動域が制限されていると、トレーニングやストレッチの効果を十分に得られない可能性があります。
トレーニングやストレッチの効果を発揮するためにも、整体の施術を利用するのがおすすめです。
整体でのいかり肩のアプローチ:④肩甲骨の可動域を改善する
肩まわりの筋肉が固まっていると、上半身に力が入り、いかり肩や慢性的な肩こりにつながってしまいます。
そのため、スムーズに動く角度を起点とし、動ける範囲を徐々に広げていく施術を受けるのがおすすめです。いかり肩を改善するためにも、上半身の力みを取り除きましょう。
整体でのいかり肩のアプローチ:⑤姿勢矯正で肩こりを根本から改善する

いかり肩の改善には、姿勢矯正を組み合わせるのも効果的です。
いかり肩が生じている人は、同時に姿勢のバランスも崩れている場合が多いです。
姿勢バランスが崩れた状態を放っておくと、肩こりや首こりの悪化につながります。
頭痛や自律神経の乱れにつながる場合もあるため、早めに改善しましょう。
いかり肩を矯正するメリットや効果的なストレッチ:まとめ
今回は、いかり肩の矯正に効果が期待できるストレッチを紹介しました。
イスに座った状態でできるものもあるため、ぜひ日常生活の中に取り入れてみてください。いかり肩だけではなく慢性的な肩こりの改善にも効果的です。
NAORU整体では、必ず最初にAI検査を行って現在の身体の説明や経過の説明を行っています。
平日・休日ともに夜20時まで利用しているため、仕事帰りにでも通いやすいです。気になる身体の不調がある場合は、ぜひ気軽に相談してください。
令和2年補正 ものづくり補助金により作成