顔のむくみの原因は?潜む病気やむくみに効くマッサージ・ツボ紹介
2023年05月11日
「寝起きの顔のむくみが気になる」
「生理前になると顔がむくむ」
など、顔のむくみが原因で悩んだ経験はありませんか?顔がむくんでいると、気分も下がってしまいますよね。
実は、顔のむくみの原因には食生活の乱れや長時間のデスクワークによる姿勢不良などが関係しているのです。
今回は、顔のむくみの原因について紹介します。
この記事を読めば、顔のむくみの原因や潜んでいる病気を詳しく知ることができます。
顔のむくみ解消に効果が期待できるマッサージやツボも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
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Contents
顔にむくみが生じる原因とは?
顔にむくみが生じる原因は以下の通りです。
- 塩分の摂りすぎ
- アルコールや水分の摂りすぎ
- 運動不足によるふくらはぎのポンプ機能の低下
- 長時間のデスクワークによる血行不良
- 生理によるホルモンバランスの乱れ
- 過度なダイエット
顔のむくみを解消するためにも、まずはしっかりと原因を把握することが大切です。
1つずつ紹介していくので、顔のむくみで悩んでいる方はぜひチェックしてください。
顔がむくむ原因:①塩分の摂りすぎ
顔にむくみが生じる原因として1番多いのは、塩分の摂りすぎです。
塩分を摂りすぎると、塩分濃度を下げようとして身体が水分を蓄えるため、むくみやすくなります。
スナック菓子やインスタント食品は塩分が多く含まれているため、食べ過ぎないように注意が必要です。
顔がむくむ原因:②アルコールや水分の摂りすぎ
アルコールや水分の摂りすぎも、顔にむくみが生じる原因として挙げられます。
水分補給は重要ですが、短時間に大量の水分を取ると体内の水分バランスが崩れてむくみやすくなります。
寝る前に水を飲みすぎると朝起きた時にむくみやすくなるため、就寝前の水分補給はほどほどにしましょう。
顔がむくむ原因:③運動不足によるふくらはぎのポンプ機能の低下
運動不足によるふくらはぎのポンプ機能の低下も、顔がむくむ原因として多いです。
運動をする習慣がない場合、ふくらはぎのポンプ機能が低下して全身の血行が悪くなります。
顔だけではなく足もむくみやすくなるので、積極的にウォーキングのような運動を取り入れていきましょう。
▷整体師が教える!ふくらはぎのストレッチおすすめ5選!効果も紹介!
顔がむくむ原因:④長時間のデスクワークによる血行不良
顔のむくみは、長時間のデスクワークによる血行不良が原因の場合もあります。
長時間同じ姿勢でいると、肩や首の血流が滞って顔がむくみやすくなります。また、長時間のデスクワークは、腰にも大きな負担がかかるため注意が必要です。
座りっぱなしによる腰痛の対処法や対策については下記記事にて紹介していますので、合わせてお読みください。
顔がむくむ原因:⑤生理によるホルモンバランスの乱れ
生理によるホルモンバランスの乱れも、顔にむくみが生じる原因として多いです。
生理前になると、身体に水を溜め込む作用がある黄体ホルモンが分泌されます。
また、生理前や生理中に起こる顔のむくみは、ホルモンバランスの乱れによる過食が原因の場合もあります。
顔がむくむ原因:⑥過度なダイエット
運動をせず食事をとらないといった過度なダイエットは、栄養不足や運動不足を引き起こします。
上記でも軽くご紹介しましたが、運動不足はふくらはぎなどの足の筋肉・筋力の低下に繋がり、その結果血行不良になり顔のむくみに繋がります。
また、むくみを防ぐためにはバランスの良い食事が非常に大切ですが、過度なダイエットによってタンパク質やビタミン・ミネラルなど重要な栄養素が不足することで、顔がむくむ土台を作り上げてしまいます。
その上、過度なダイエットによるリバウンドで過食が進んでしまうと、塩分の取りすぎやストレスから大きく顔がむくむこともあるため、注意が必要です。
注意!顔のむくみは病気が原因の場合もある
顔のむくみは、以下の病気が原因で起こる場合もあります。
- 腎不全や腎臓病
- 肝硬変
- 心不全
- リンパ浮腫
- 下肢静脈瘤
- 甲状腺機能低下症
また、病気が原因でむくんでいる場合は、他にも以下のようなサインがあります。
- 発疹
- 息切れ/疲れやすい
- だるさや痛みもある
- 1日中むくみがひどい/何日間も改善されない
- 急激な体重増加
- 尿が少ない/回数の減少/うまく排出できない
人それぞれ症状は異なりますが、こういったサインが現れている場合や他の症状も併発している場合は、万が一の事も含め、適切な治療を受けるためにも速やかに内科を受診しましょう。
腎不全や腎臓病
腎臓は、身体に溜まった老廃物や摂取しすぎた塩分・水分を身体の外に排出し、必要な物は身体の中に留めてくれるいわゆるろ過の役割を持っている臓器です。
優秀なろ過機能を持つ腎臓ですが、本来の働きが出来なくなると身体の老廃物や取りすぎてしまった塩分をうまく排出できなくなり、結果顔のむくみなどに繋がります。
肝硬変
肝臓は、身体に取り込んだ食べ物の要素を溜め込み、身体が正しく吸収できるように栄養素を変換してくれる機能を持つ内臓です。
肝臓が身体に届けてくれる栄養素にはタンパク質も含まれますが、肝硬変になってしまうと血液中を流れるタンパク質も上手く作れなくなり、血液の流れが滞ってしまい身体にむくみが生じます。
心不全
心不全とは、心臓のポンプ機能が悪くなり身体中に必要な血液が回らなくなってしまう病気です。
身体のむくみはもちろんのこと、動悸や息切れ・疲れやすさなども症状として現れます。
また、身体のむくみがひどくなると急激な体重増加などに繋がっていくため、心当たりのある方は速やかに医療機関に相談してください。
リンパ浮腫
血液が毛細血管を通る時に漏れ出る水分をリンパ液といいますが、身体を巡りながら溜まった老廃物や余分な水分・組織の中にある細菌や損傷した細胞を廃棄するために運んでくれる役割を持ちます。
リンパ液が滞りなく流れるための組織であるリンパ管やリンパ節が損傷することで、流れが滞ってしまいむくみに繋がります。
主にがん治療で放射線治療を行った際に損傷し、発症することが多いです。
下肢静脈瘤
身体の一番下にある足は、重力に逆らって血液を身体に戻すための「逆流防止弁」が備わっています。
下肢静脈瘤はこの逆流防止弁が壊れてしまうことで足の血管にコブができ、足のだるさやむくみが生じてしまう病気です。
長時間のデスクワークや逆に立ちっぱなしの状態が続くなど、逆流防止弁に負担がかかる体制を続けているのが原因の1つと言われています。
甲状腺機能低下症
甲状腺は、甲状腺ホルモンという身体の新陳代謝を高める重要なホルモンを作る臓器ですが、この機能が低下してしまうと新陳代謝が悪くなり疲労感やだるさ、そしてむくみなどに繋がります。
甲状腺機能低下症で代表的なのが橋本病で、むくみの他にも無気力や記憶力が低下・眠気がひどいなど様々な症状があるのが特徴です。
顔のむくみを解消する5つの方法
顔のむくみを解消する方法は主に以下の5つです。
- バランスの良い食事を心がける
- 入浴して身体を温める
- タオルを使った温冷ケアを行う
- 適度な運動を取り入れる
- 首のストレッチを行う
顔のむくみを解消するためには、食生活の見直しや適度な運動などが効果的です。
1つずつ紹介するので、顔のむくみで悩んでいる方はぜひ実践してみてください!
顔のむくみを解消する方法:①バランスの良い食事を心がける
顔のむくみを解消したいなら、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
スナック菓子やインスタント食品は、塩分を多く含んでいるのでほどほどにしましょう。アルコールや味の濃いおつまみも摂りすぎないように注意してください。
なお、顔のむくみが気になる場合は、ミネラルやビタミンを多く含んだ食材を積極的に摂るのがおすすめです。
キュウリやアボカドを使ったサンドイッチや、皮をむいて電子レンジで約30秒加熱したホットバナナなどであれば、時間がない朝でも簡単に作れるでしょう。
顔のむくみを解消する方法:②入浴して身体を温める
入浴して身体を温めることも顔のむくみ解消に効果的です。
湯船に浸かって身体が温まると、筋肉の緊張がほぐれて血行が良くなるため、顔のむくみ解消につながります。シャワーだけで済ませる方も多いと思いますが、むくみを解消したい場合はしっかりと湯船に浸かりましょう。
また、顔のむくみを予防したいなら、入浴の最後に顔に冷たいシャワーをかけるのがおすすめです。
肌を温めた後に冷やすと、血行が促進されて余分な水分の排出がスムーズになります。寝起きの顔のむくみで悩んでいる場合は、朝風呂の最後に行うと良いでしょう。
顔のむくみを解消する方法:③タオルを使った温冷ケアを行う
顔のむくみが気になる場合は、タオルを使った温冷ケアを行うのもおすすめです。
入浴の最後に顔に冷たいシャワーをかけるのと同じですが、温冷ケアは顔のむくみ解消に効果が期待できます。タオルがあれば簡単にできるので、朝起きた時や寝る前に行うのがおすすめです。
タオルを使った温冷法の手順は以下の通りです。
- タオルを水で濡らして軽く絞る
- タオルを電子レンジで約30秒温める
- 温めたタオルで顔全体を覆って約1分温める
- タオルを外して冷たい水で顔を洗う
- 2~3回繰り返す
温めすぎるとやけどをする恐れがあるため、タオルを温める時間は各自で調節してください。
時間のない朝でも手軽にできるので、ぜひ実践してみてくださいね!
顔のむくみを解消する方法:④適度な運動を取り入れる
顔のむくみを解消したいなら、適度な運動も取り入れましょう。
運動によってふくらはぎのポンプ機能が回復すると、血行が良くなるためむくみ解消につながります。
ジョギングやスクワットなどの軽い運動でもよいので、毎日身体を動かすようにしましょう。
顔のむくみを解消する方法:⑤首のストレッチを行う
顔のむくみ解消には首のストレッチもおすすめです。
- 右手で頭を押さえてゆっくりと右に傾ける
- ゆっくり戻したら反対側も同じように行う
- 左右交互に2~3回くらい繰り返す
首のストレッチを行うと肩や首の筋肉の緊張がほぐれて血行が改善され、顔のむくみ解消につながります。
肩こりや首こりの解消にも効果が期待できるので、朝はもちろん、寝る前や仕事の合間に行うのがおすすめです。
なお、デスクワークをしている方は、首周りの筋肉が緊張して血行不良に陥りやすい傾向にあります。
最低でも1時間に1回は立ち上がったり、姿勢を変えたりして首まわりに負担がかからないようにしましょう。
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顔のむくみ解消におすすめのマッサージを紹介
顔のむくみ解消におすすめのマッサージを紹介します。
- 指全体で大きく円を描くように頬を持ち上げる(×8回)
- 中指と薬指を使って口角を引き上げる(×4回)
- 中指と薬指を使って小鼻の脇を引き上げる(×4回)
- 指全体で大きく円を描くように額をマッサージする(×2回)
- 中指と薬指を使って円を描くように目のまわりをマッサージする(×1回)
- 中指と薬指を使って円を描くようにこめかみを優しく押す
- ここまでを1セットとして6回繰り返す
身体の緊張ほぐすためにも、深呼吸をしながら行うのがおすすめです。
1セットにかかる時間が約1分と短いため、忙しい朝のむくみマッサージにぴったりです。
肌への摩擦を減らすためにも、マッサージクリームを使って優しく行いましょう。
すぐにできる!むくみ解消に効果的なツボを紹介
顔のむくみ解消におすすめなマッサージの他にも、すぐに試せるツボもあります。
簡単に試せるため、気が向いた時にぜひツボを刺激してみてください。
大迎(だいげい)
主にフェイスラインに効果的なツボで、場所は顔のエラから外側に指を2〜3本置いた少し骨がくぼんでいる所が大迎(だいげい)と言われます。
指を置くことでドクンドクンと脈をうっているのが特徴で、円を描くように指の腹で優しくほぐすと顔のむくみに効果的です。
百会(ひゃくえ)
百会(ひゃくえ)は頭の一番てっぺんに位置していて、顔のむくみだけでなく自律神経が整ったりリラックス効果も期待できるツボです
押すと他の場所よりも少しだけ柔らかく感じる部分で、指で優しく押してあげる事で顔のむくみ改善になります。
顔のむくみ解消には整体もおすすめ
顔のむくみを根本から解消したいなら、整体を利用するのもおすすめです。
姿勢が悪い状態でデスクワークをしていると、血行不良が生じて顔がむくみやすくなります。猫背の状態が癖になっている場合、自分で治すのは難しいので、整体の骨盤矯正や姿勢矯正を利用するとよいでしょう。
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顔のむくみの原因とは?隠れている病気やむくみの解消法|まとめ
今回は、顔のむくみの原因について紹介しました。
顔のむくみは、塩分の摂りすぎや長時間のデスクワークによる血行不良などが原因で起こります。アルコールの摂りすぎもむくみの原因になるので、アルコールの摂取量にも注意しましょう。
それでも顔のむくみが治らない場合は、身体の歪みによる血行不良が原因となっているかもしれません。
NAORU整体では、姿勢検査の結果とカウンセリングの内容をもとに、1人ひとりに最適な施術をご提案しています。
むくみに関するお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください!