膝がむくみで曲げにくい場合はどうすべき?原因や対処法を詳しく紹介
2023年10月29日
「膝がむくんで曲げにくい…」
こういった悩みを抱えている方も多いでしょう。
膝が曲げにくいと、立ったり座ったりするのが億劫になってしまいますよね。
実は、膝がむくんで曲げにくい場合は、長時間の同一姿勢や運動不足などが原因のケースが多いです。
そこで今回は、膝がむくみで曲げにくい場合の対処法を紹介します。
この記事では、膝がむくみで曲げにくい場合の対処法や注意が必要な膝のむくみについても紹介しているので、膝に違和感がある方はぜひ最後までご覧ください。
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Contents
膝がむくみで曲げにくい場合に考えられる5つの原因
膝がむくみで曲げにくい場合に考えられる原因は、主に以下の5つです。
- 運動不足
- 長時間のデスクワーク
- 足の冷え
- 食生活の乱れ
- 変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)
膝がむくんでいて曲げにくい方は、正しく対処するためにも5つの原因をチェックしておきましょう。
膝がむくみで曲げにくくなる原因:①運動不足
膝のむくみは、運動不足が原因で曲げにくくなることが多いです。
主に膝関節を曲げ伸ばしする動作に使われる筋肉は、腿の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)やハムストリングスで、膝の周囲だけではなくお尻の筋肉である大臀筋(だいでんきん)など、足を動かすための幅広い筋肉が膝の動きをサポートしています。
しかし、膝を長い間あまり動かさないでいると、筋力が低下してサポートする力も衰え、骨と骨の間のクッションとなる軟骨の摩耗を早めて、膝の痛みを生じさせてしまうのです。
また、足はもともと重力により水分が溜まりやすい部位であるため、適度に動かしてポンプ機能を動かす必要があります。
膝がむくみで曲げにくくなる原因:②長時間のデスクワーク
長時間のデスクワークも、膝のむくみの原因として挙げられます。
長時間同じ姿勢でデスクワークをしていると、ふくらはぎのポンプ機能の低下により血行が悪化することで膝がむくみやすくなります。
ふくらはぎは、第2の心臓と言われるくらい重要な身体の部位です。
ふくらはぎのポンプ機能の低下が原因のむくみを放置していると、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)が生じる恐れもあるので、症状が大きくなる前に医療機関に相談するのがおすすめです。
膝がむくみで曲げにくくなる原因:③足の冷え
膝がむくみで曲げにくい場合は、足の冷えが原因となっていることも多いです。
健康な状態では、水分がリンパ管を通り全身を回りますが、足が冷えて血行が悪くなると、余分な水分や老廃物の排出が滞るためむくみが生じやすくなります。
特に冬は冷えやすくなるので、むくみを予防するためにもしっかりと対策をしておきましょう。
膝がむくみで曲げにくくなる原因:④食生活の乱れ
食生活の乱れも、膝のむくみや曲げにくさの原因として挙げられます。
カフェインや塩分の多い食事を続けていると、代謝が悪化して膝がむくみやすくなるからです。
具体的には、コーヒーや紅茶、ラーメンやスパゲティが挙げられます。
また、アルコールを多く摂取したり、ミネラル・ビタミン不足もむくみが生じやすくなります。
ミネラル・ビタミンは意識して摂取しないと不足しがちなので、魚介類や野菜、果物を意識的に食事に取り入れるようにしましょう。
膝がむくみで曲げにくくなる原因:⑤変形性膝関節症
膝がむくんでいて曲げにくい場合は、変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)も疑われます。
変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)は、膝関節が炎症を起こすことで、膝に痛み・変形・腫れなどが生じる病気です。
初期は膝に違和感を覚える程度ですが、中期になると膝がむくんだり深く曲げられなくなったりします。
末期になると、膝が変形して歩行が困難になったり、強く痛んだりする可能性もあるので危険なため、膝に違和感がある状態が続いている場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
注意が必要な膝のむくみも知っておこう!
ここからは、注意が必要な膝のむくみを紹介します。
- 徐々にむくみがひどくなる
- 膝だけでなく全身がむくんでいる
むくみの中には病気が潜んでいる場合があるので、悪化を防ぐためにも注意が必要な膝のむくみを知っておきましょう。
▷【整体師監修】足のむくみを解消する方法4選!原因や簡単ストレッチ
注意が必要な膝のむくみ:①徐々にむくみがひどくなる
徐々にむくみがひどくなる場合も注意が必要です。
徐々にむくみがひどくなる場合は、ベイカー嚢腫(のうしゅ)になっている可能性があります。
ベイカー嚢腫(のうしゅ)は、膝裏にある組織が炎症を起こして膨らむことで、膝に圧迫感や痛みが生じる病気です。
ベイカー嚢腫(のうしゅ)を放置すると、腫れが大きくなったり袋が破裂したりする場合があります。
膝をかばって歩くことで膝の変形につながる場合もあるので、早めに整形外科を受診しましょう。
注意が必要な膝のむくみ:②膝だけでなく全身がむくんでいる
膝だけでなく全身がむくんでいる場合、肝臓・甲状腺の病気・心不全・腎不全などが疑われます。
全身のむくみは放置すると危険なケースが多いので、できるだけ早く内科や腎臓内科を受診しましょう。
また、膝のむくみだけでなく熱や痛みがある場合、股関節に炎症が起きている可能性があります。
リンパ筋に細菌が入り、感染症を引き起こす恐れもあるので、早めに整形外科を受診して対処しましょう。
膝のむくみ・曲げにくさを改善する方法は主に5つ!
膝のむくみ・曲げにくさを改善する方法は主に5つです。
- 長時間の同一姿勢を避ける
- ふくらはぎをマッサージする
- 食生活を見直す
- 適度に運動する
- お湯をためて入浴する
1つずつ紹介していくので、膝のむくみ・曲げにくさで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
▷生理中のむくみはなぜ起こる?原因や解消法、効果的なストレッチ
膝のむくみ・曲げにくさの改善方法:①長時間の同一姿勢を避ける
膝のむくみ・曲げにくさを改善したいなら、長時間の同一姿勢を避けましょう。
長時間同じ姿勢でいると、血液が停滞してむくみやすくなるため、血行悪化を改善するためにも、1時間に1回はふくらはぎの筋肉を動かしましょう。
なお、忙しくて1時間に1回立ち上がるのが難しい方は、座った状態で足首を回す運動をするのがおすすめです。
足首を軽く回すだけならオフィスでも簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。
膝のむくみ・曲げにくさの改善方法:②ふくらはぎをマッサージする
膝のむくみ・曲げにくさの改善には、ふくらはぎのマッサージが効果的です。
ふくらはぎをマッサージすると、リンパ管や血管の収縮力が高くなり、余分な水分・老廃物の排出がスムーズになります。
長時間同じ姿勢でいるとふくらはぎのポンプ機能が下がってしまうので、定期的に優しくほぐしましょう。
膝のむくみ・曲げにくさの改善方法:③食生活を見直す
膝のむくみ・曲げにくさを改善したいなら、食生活の見直しも必要です。
塩分の多い食事やお酒の飲み過ぎは、膝のむくみの原因となります。
食生活の乱れは生活習慣病にもつながるので、過不足のないバランスの良い食事を心がけましょう。
膝のむくみ・曲げにくさの改善方法:④適度に運動する
膝のむくみ・曲げにくさを改善したい場合は、適度な運動を取り入れることも大切です。
適度な運動を取り入れると、ふくらはぎのポンプ機能が刺激されて血行が良くなり、むくみの改善が期待できます。
「できるだけ階段を使うようにする」「一駅分歩く」など、簡単にできるものからでいいので、ぜひ実践してみてください。
膝のむくみ・曲げにくさの改善方法:⑤お湯をためて入浴する
お湯をためて入浴するのも、膝のむくみ・曲げにくさの改善に効果的です。
入浴により足が温まると、血行が改善されてむくみが改善されやすくなります。
なお、湯船の中で足裏からふくらはぎにかけてマッサージするのもおすすめです。
膝がむくみで曲げにくい場合は整体に相談するのがおすすめ
膝がむくみで曲げにくい場合は整体に相談するのもおすすめです。
整体の施術を利用すれば、むくみの原因となる血行不良の根本原因にアプローチできます。
デスクワークによる足のむくみ改善にもつながるので、膝がむくみで曲げにくい場合は早めに整体を利用しましょう。
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膝がむくみで曲げにくい場合はどうすべき?原因や対処法を詳しく紹介:まとめ
今回は、膝がむくみで曲げにくい場合の対処法を紹介しました。
膝のむくみ・曲げにくさを改善するためにも、以下の5つのポイントを押さえて生活しましょう。
- 長時間の同一姿勢を避ける
- ふくらはぎをマッサージする
- 食生活を見直す
- 適度に運動する
- お湯をためて入浴する
膝のむくみは、長時間のデスクワークや運動不足などにより生じる場合が多いです。
血行が悪くなるとむくみが生じて曲げにくいと感じやすくなるので、定期的に整体を利用してほぐすのがおすすめです。
NAORU整体では、カウンセリングの内容と最新のAI技術を使った姿勢検査の結果をもとに、最適な施術を提案しています。
整体の施術は、むくみ改善だけでなく疲労回復や肩こり改善にもつながるので、少しでも不調を抱えている方はぜひお気軽にご相談ください。