尾てい骨が痛いときに考えられる原因とは?注意点や対処法を紹介!
2023年03月17日

「座っていると尾てい骨が痛い」
「立ち上がるときに尾てい骨が痛い」
などの悩みを抱えていませんか?
実は、尾てい骨の痛みの原因には、普段の姿勢の癖が関係している可能性があるのです。中には、思わぬ病気が隠れている場合もあります。
今回は、尾てい骨が痛いときに考えられる原因について紹介します。
この記事を読めば、尾てい骨が痛い場合の原因や注意点などを把握することができます。
簡単にできる対処法も紹介するので、痛みが気になっている方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
尾てい骨が痛む原因とは?
痛い場合に考えられる原因は、主に以下の4つが考えられます。
- 日常的な姿勢不良
- 長時間のデスクワーク
- 妊娠や出産
- 打撲や骨折
生活習慣が痛みの原因になっている可能性もあるため、正しく対処するためにも原因を詳しく把握しておきましょう。
1つずつ解説していくので、ぜひ参考にしてください。
尾てい骨が痛む原因:①日常的な姿勢不良
尾てい骨の痛みが生じる原因として1番多いのは、日常的な姿勢不良です。
座っているときの姿勢が悪いと、尾てい骨に負担がかかって痛みが生じるようになります。
特に猫背は尾てい骨が座面に当たりやすい姿勢であるため、尾てい骨に大きな負担がかかりやすいです。
猫背の状態を続けていると、慢性的な痛みにつながる可能性もあります。
初期症状の場合は正しい姿勢を心がけることで改善できることもありますが、続けていると猫背の状態が癖になってしまいます。
癖になると治すのが難しいため、普段から正しい姿勢を意識することが大切です。
▷猫背の治し方5選!寝ながらできるケアやどのくらいで治るのか紹介尾てい骨が痛む原因:②長時間のデスクワーク
長時間のデスクワークも尾てい骨の痛みにつながります。
長時間座った状態でいると、尾てい骨の可動域が制限されるため、尾てい骨に大きな負担がかかってしまいます。
特に背もたれに寄りかかる座り方は骨盤が後ろに傾くため、尾てい骨に負担がかかりやすいです。
その姿勢を続けていると慢性的な腰痛につながる恐れもあるため、少なくとも1時間に1回くらいは立ち上がって休憩しましょう。
立ち上がって軽くストレッチするだけでも、かなり負担を軽減することができますよ!
尾てい骨が痛む原因:③妊娠や出産
尾てい骨の痛みは、妊娠や出産が原因で生じている場合も多いです。
妊娠中は、お腹の中の子どもを支えるために骨盤周りの筋肉に負担がかかります。また、産道を通るときに尾てい骨が押されると、じん帯や周りの筋肉に負荷がかかりやすくなります。
妊娠中や出産後は尾てい骨に痛みが生じやすくなるため、不安な場合は整体に相談するのがおすすめです。尾てい骨の痛みによるストレスを軽減するためにも、整体の利用も検討してみましょう。
尾てい骨が痛む原因:④打撲や骨折
尾てい骨の痛みを感じる場合、打撲や骨折が原因となっているケースもあります。
転倒したり尻もちをついたりした後に痛みが長引いている場合は、打撲や骨折の可能性が高いです。
この場合、周囲の骨にも影響が及んでいる恐れがあるため、早めに整形外科を受診することをおすすめします。
尾てい骨が痛いと病気が隠れている場合もある

尾てい骨が痛い場合に考えられる病気は以下の通りです。
- 馬尾腫瘍(ばびしゅよう)
- 仙骨脊索腫(せんこつせきさくしゅ)
- 尾骨滑液包炎(びこつかつえきほうえん)
尾てい骨が痛い場合は、以上のような病気が隠れている可能性もあります。
痛みだけでなくしびれや排便障害などを伴う場合は、速やかに整形外科を受診しましょう。
尾てい骨が痛い場合に考えられる病気:①馬尾腫瘍(ばびしゅよう)
尾てい骨のまわりの神経に腫瘍ができる「馬尾腫瘍」。
初期段階は無症状の場合が多いですが、大きくなると神経が圧迫されるため痛みが生じます。
尾てい骨の痛みだけでなく、排尿障害や足のしびれ、脱力感などが見られる場合は、馬尾腫瘍の可能性が考えられます。
尾てい骨が痛い場合に考えられる病気:②仙骨脊索腫(せんこつせきさくしゅ)
尾てい骨以外の部分にも痛みを伴う、悪性腫瘍の一種である「仙骨脊索腫」。
腫瘍自体に痛みが出ることはありませんが、尾てい骨まわりの神経を巻き込んで進行した場合、稀に痛みが生じます。
足のしびれや麻痺、排便障害などがある場合は、すぐに整形外科を受診しましょう。
尾てい骨が痛い場合に考えられる病気:③尾骨滑液包炎(びこつかつえきほうえん)
お尻の脂肪や筋肉が少ない方に多く見られる「尾骨滑液包炎」。
床やイスに座ったときにちょうど当たる部分であるため、長時間座った状態でいると発症する場合があります。
正しいせいでも長時間座った状態でいるのは身体に負担がかかるため、注意が必要です。
尾てい骨が痛い時の注意点
尾てい骨が痛いときに注意すべきことは以下の2つです。
- 基本的には整形外科を受診する
- 硬いイスに座るのを避ける
1つずつ解説していくので、尾てい骨の痛みで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
尾てい骨が痛いときの注意点:①基本的には整形外科を受診する
強い痛みを感じたり、痛み以外の症状を伴っていたりする場合は、整形外科を受診しましょう。
受診したら、痛むタイミングや痛みの度合いなど、痛みの状態を細かく伝えることが大切です。排尿障害やしびれがある場合は、それらも詳しく伝えましょう。
尾てい骨が痛いときの注意点:②硬いイスに座るのを避ける
痛みがある場合、硬いイスに座るのは避けましょう。
硬いイスに長時間座っていると、尾てい骨に大きな負担がかかります。痛みを感じる場合は、クッション性のあるイスやドーナツ型のクッションを使い、かかる負担を軽減することが大切です。
尾てい骨が痛い時の対処法4選
ここからは、痛いときに有効な対処法を4つ紹介します。
簡単にできるものばかりなので、痛みを軽減するためにもしっかりと把握しておきましょう。
尾てい骨が痛いときの対処法:①ストレッチをする
痛み軽減にはストレッチが有効です。
長時間のデスクワークをしていると、お尻まわりの筋肉が固まってしまうため、定期的にほぐす必要があります。
布団に仰向けになり、両手で両膝を抱えるストレッチを行うと、かかる負担軽減につながります。ぜひ実践してみてください。
尾てい骨が痛いときの対処法:②温かい湯船に浸かる
痛みを軽減したい場合は、温かい湯船に浸かるのもおすすめです。
温かい湯船に浸かると、筋肉の緊張がほぐれるため、痛み軽減につながる場合があります。温かい湯船に浸かった後にストレッチをすると、より効果が期待できるでしょう。
尾てい骨が痛いときの対処法:③マッサージをする

痛む場合は、マッサージをするのもおすすめです。
マッサージで筋肉の緊張がほぐれると、痛みが緩和される可能性があります。
パートナーや家族にお願いして、マッサージしてもらいましょう。
尾てい骨が痛いときの対処法:④適度に休憩を取る
痛みがある場合は、悪化を防ぐためにも適度に休憩を取ることが大切です。
長時間座った状態でいると負担がかかるため、痛みが増す場合があります。
長時間のデスクワークをする機会がある方は、1時間に1回程度は休憩を取るように心がけましょう。
尾てい骨が痛い場合は整体を利用するのもおすすめ

尾てい骨に痛みが生じている場合は、整体を利用するも検討してみましょう。
整体院で姿勢矯正や骨盤矯正を行うことで、尾てい骨の痛みに効果的なアプローチができます。
筋肉の緊張もほぐすことができるため、筋緊張が原因の痛み改善にもつながるでしょう。
NAORU整体ではAI検査を用いてお客様の姿勢や症状を数値化し、その結果を踏まえて姿勢矯正や骨盤矯正を行います。
初めての方でも安心して受けられるよう、痛みのない優しい施術を提供しています。
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尾てい骨が痛いときに考えられる原因とは?注意点や対処法|まとめ
今回は、尾てい骨が痛いときに考えられる原因について紹介しました。
尾てい骨の痛みは、まわりの筋肉の緊張や猫背が原因で起こる場合が多いです。猫背が癖になっていると腰痛につながる恐れがあるため、早めに整体で骨盤矯正や姿勢矯正を受けるのがおすすめです。
NAORU整体では、最新のAI技術を使った検査結果をもとに、最適な施術を提案しています。
全店舗、駅からアクセスが良い場所にある点も魅力的。平日だけでなく休日も夜8時まで営業しているので、痛みが気になる方はぜひお気軽にご相談ください。