膝を曲げると痛い!突然出る理由と対処法・改善法を解説します

2023年10月18日

膝の痛み

「膝を曲げた時、突然痛みを感じた」というような経験をしたことがあるでしょうか。

日常生活での動作には欠かせない膝に痛みが走ると、どうしても不安になってしまいますよね。

突然膝が痛くなる原因は、膝の場所や年齢によって異なります

今回の記事では、突然膝が痛くなる原因と対処法、改善するための方法について解説します。

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膝を曲げると突然痛みが出る理由

膝を曲げた時に痛みが出る理由は決して1つではありません。

膝の内側あるいは外側が痛むのか、または若い方か高齢者の方か、以下のように場所や年齢によって多くの理由を考えることができます。

膝の内側が痛くなるケース

膝の痛みを感じる人
  • 膝の内側、下方の5~7㎝の場所に痛みがある
  • 痛みがある場所を押すと、熱感や圧痛がある
  • 患部が腫れている
  • 階段の昇り降りや運動中に痛みを感じる

上記のような症状に心当たりがある場合には、『鵞足炎(がそくえん)』になっている可能性が高いです。

鵞足炎とは、膝の内側下方にある脛の骨に炎症が起こる状態です。鵞足とは縫工筋や半腱様筋、薄筋などの筋肉と骨を繋ぐ部分であり、中にゼリー状の袋『関節包』があります。

この関節包は骨と軟部組織の間にあり、双方の摩擦を軽減する役割を持ちますが、膝の屈曲や股関節の動きによる負担がかかると炎症が起こりやすくなります。

鵞足炎はスポーツ選手に多い症状ですが、打撲のような怪我や変形性膝関節症の方にも見られるケースも珍しくありません。

膝の外側が痛くなるケース

膝の造り
  • 膝の外側に痛みがある、押した時に痛みや熱感が出る
  • 運動中や運動をした後に膝が痛くなる
  • 患部が腫れている

上記のような症状がある場合には、『腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)』である可能性が考えられます。

腸脛靭帯とは太ももの外側にあり、身体の傾きを防ぐための靭帯です。

しかし、O脚や股関節の硬さが目立つと腸脛靭帯が引き延ばされ、摩擦や炎症が起こります。これにより、膝の外側に痛みを感じるようになります。

腸脛靭帯炎は主に運動中に目立つ症状ですが、進行すると安静時にも痛みがあらわれるようになりますので、早めの対応が肝心です。

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年齢の若い方が痛みを感じるケース

20代から30代など、比較的若い年齢で痛みを感じるのなら、関節リウマチや靭帯損傷との関係性が考えられます。

関節リウマチとは、免疫異常による関節の炎症です。これにより痛みや腫れを感じ、曲げる時に違和感を覚えるようにもなります。

靭帯損傷は、スポーツや激しい動きによって膝に強い力がかかることにより、その後しばらくしてから痛みが出るようになります。

中高年の方が痛みを感じるケース

50代から60代になってから膝に痛みを感じだしたのなら、変形性膝関節症のサインかもしれません。年齢によって関節や軟骨が劣化し、また使い過ぎによって変形も進むことが理由です。

また変形性膝関節症は痛みや不安定感が目立つだけでなく、悪化すると日常生活にも悪影響を及ぼすため、できる限り早くケアをする必要があります。

膝が痛くなった時の対処法

突然膝が痛くなると、

「何かの病気や怪我かもしれない」
「すぐにでも痛みを引かせたい」

と、焦りや不安が強くなってしまうものです。

ここでは、改善するには至らないまでも不安を鎮めるための対処法についてお伝えします。

対処法|①無理をしない

安静にする

痛みが気になると、動かしたり曲げたりして問題がないか確かめたくなりますが、今の段階ではやめておきましょう。無理に動かした負担でさらなる痛みが出てしまいます。

激しい運動や長時間のウォーキングは避け、なるべく安静に過ごしましょう。階段の昇り降りをする時はゆっくりと慎重になることを心がけてください。

また法事や用事などで正座をする時は、周囲に事情を話して無理をしないのが理想です。

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対処法|②痛み止めや湿布を使う

痛みをどうしても軽減したい時には、痛み止めや湿布が便利です。

市販でも構わないので、消炎鎮痛の効能があるタイプを選びましょう

これらの薬は一時的に痛みを軽減し、精神的な落ち着きをもたらしてくれますが、あくまでもその場しのぎであることを覚えておきましょう。

症状そのものを改善するには、やはり専門的な対応が必要です。

膝の痛みを改善するには?

以上、突然やってくる膝の痛みへの対処法についてお話ししました。

その場での対処法ももちろん欠かせないものですが、痛み自体を解決するなら以下のような方法が求められます。

改善する方法|①医療機関を受診する

先ほどご説明したように、膝を曲げた時に出る痛みの原因は場所や年齢によって異なり、また原因に応じた解決法があります。それを的確に把握するためにも、まずは医療機関で検査を受けましょう

医療機関を受診する際には、整形外科に行きましょう。問診やレントゲン検査、時に可動域検査を通じ、問題がどこにあるのかを調べてもらえます

何も異常がなければそれほど心配する必要はなく、何か原因が見当たれば相応の治療やサポートを始める流れとなります。

原因を知ってこそ解決する手立てが見えてくるので、少し不安でも医療機関で原因を確かめましょう。

改善する方法|②整体を受ける

整体

医療機関で検査を受けた結果、特に原因が見つからないのに痛みを感じる場合は、整体をおすすめします。

骨や組織に異常がなくても、身体のゆがみや筋肉の緊張によって膝への負担が大きくなり、痛みが出るケースも多いためです。

整体では、身体のゆがみ矯正を目的に、悪い状態を良い状態に変えられます。筋肉の緊張や血流の悪さ、自律神経の乱れなどを改善できるため、医療機関とは異なる視点から健康体を目指せます。

NAORU整体院グループでは、AIを用いた姿勢検査と整体を行っており、お客様からも好評です。

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「いつも再発するのに、施術を受けてから繰り返さなくなった」

と、多くの方から喜ばれていますよ。膝に不安を感じたら、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!

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膝を曲げると痛い!突然出る理由と対処法、改善法|まとめ

膝を曲げると突然痛みを感じた時、膝の内側・外側、年齢によって原因が違ってきます。

膝の内側に痛みがある場合には鵞足炎、外側に痛みがある場合には腸脛靭帯炎になっている可能性が高いです。また年齢が若い方なら関節リウマチや靭帯損傷、中高年の方なら変形性膝関節症が原因だと考えられます。

それぞれの症状は、痛み止めや湿布、安静に過ごすなどの対応で軽減できますが、それでは一時的な解決策にしかなりえません。

原因を知って的確に改善するためにも、医療機関での検査や必要な治療、時に整体に頼り、痛みのストレスをなくしましょう。

NAORU整体院グループもご協力しますので、ぜひお気軽にご来院ください!

NAORU整体 千種院

株式会社MAHALOA エリアマネージャー R3年10月退社
株式会社NAORUテクノロジー R3年11月参画

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