腸腰筋が硬いとどうなる?生じる症状や対処法をご紹介!
2023年01月9日
最近、つまずきが多くなった、立ち上がる時に腰が痛いなどの悩みを抱えていませんか?
もしそれらの悩みを抱えている場合は、腸腰筋(ちょうようきん)が硬くなっている可能性があります。特に長時間のデスクワークをしている人は、硬くなりやすいので注意が必要です。
今回は、腸腰筋(ちょうようきん)が硬くなる原因や腸腰筋が硬くなると難しくなる動作について解説します。
腸腰筋(ちょうようきん)をほぐすストレッチも紹介するので、腰痛に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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Contents
腸腰筋(ちょうようきん)の役割とは
上半身と下半身をつなぎ、姿勢の維持や太ももを持ち上げる動作をサポートする筋肉である腸腰筋(ちょうようきん)。
歩行時・スポーツ時・起き上がり時などに働く、重要な筋肉と言われています。
しかし、長時間のデスクワークや運転をしていると硬くなってしまうので注意が必要です。
腸腰筋が硬くなる原因
腸腰筋が硬くなる原因は、長時間のデスクワーク・過度な運動や運動不測・睡眠時の姿勢不良などです。
腸腰筋が硬いと、つまづきやすくなったり、正しい姿勢を保つ機能が低下したりします。
日常生活に影響を与える場合もあるので、早めに改善する必要があるでしょう。
腸腰筋が硬くなる原因:①長時間のデスクワーク
長時間のデスクワークをしていると、腰に大きな負担がかかります。同じように腸腰筋にも負荷がかかるため、腰が硬くなってしまいます。
また、長時間のデスクワークだけでなく、長時間にわたって運転をする機会がある方も注意が必要です。
腰痛がある場合は、すでに硬い可能性が高いので、整体を利用してほぐすとよいでしょう。
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腸腰筋が硬くなる原因:②過度な運動・運動不足
過度な運動や運動不足も、腸腰筋が硬くなる原因として挙げられます。
特にランニングやサッカーなど、足を上げるスポーツを行うと腸腰筋が硬くなりやすいです。腸腰筋が硬くなると腰痛になるリスクが高まるので、運動後のストレッチは欠かさずに行いましょう。
腸腰筋が硬くなる原因:③睡眠時の姿勢不良
睡眠時の姿勢不良も腰が痛くなる原因となります。
股関節を曲げた姿勢で寝ていると、腸腰筋が縮まるため硬くなりやすいです。
ただでさえ睡眠中は硬くなりやすいので、姿勢に注意しないと老化が早まってしまいます。
睡眠時の姿勢不良は睡眠の質にも関わるため、正しい姿勢を意識しておきましょう。
腸腰筋が硬くなると難しくなる動作
腸腰筋が硬くなることにより難しくなる動作は以下の通りです。
・しゃがみにくくなる
・股関節の動きが悪くなる
・前屈動作がしにくくなる
・足を前に蹴り出しにくくなる
腸腰筋が硬くなると、骨盤が後傾して猫背になり、お尻が垂れたり下腹が出た姿勢になる場合があります。
また、足を上げているつもりでも上がらなくなり、転倒の危険性も高まるでしょう。
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腸腰筋をほぐすストレッチ5選
ここからは、腸腰筋(ちょうようきん)をほぐすストレッチを5つ紹介します。
腸腰筋のストレッチを行うと柔軟性アップにつながり、腰痛や肩こりの改善につながります。
身体の軸が安定するため、足取りも軽くなるでしょう。布団に寝転がりながらできるストレッチも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
腸腰筋をほぐすストレッチ:①レッグレイズ
1つ目はレッグレイズです。布団に寝転がりながらでも簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。
1.仰向けに寝る
2.尾てい骨に少し触れるくらいの位置で両手を床に置く
3.膝を90度、股関節を80度くらいにして足を上げる
4.へそをのぞき込むように頭を上げる
5.4秒かけてゆっくりと足を下す
6.ここまでの動きを8~10回3セット行う
レッグレイズは腰への負担が少ないストレッチ方法です。
スタートポジションとフィニッシュポジションを意識しながら行うのがポイント。ゆっくり呼吸しながら4秒かけて足を下すことで、効果的に腸腰筋を鍛えられます。
腸腰筋をほぐすストレッチ:②膝立ちのストレッチ
2つ目は膝立ちストレッチです。
1.床に膝立ちになる
2.左膝が直角になるくらいに前に出す
3.左ももの上に両手を乗せる
4.右の股関節を前に出すイメージで動かす
5.その姿勢のまま10秒キープする
6.元に戻って反対側の足も同じように行う
左右どちらも2~3回を目安に繰り返しましょう。
片足を前に出す時は、身体が揺れないように身体の芯を意識してバランスを保つとよいです。深く呼吸することも忘れずに行うと、効果を高められるでしょう。
腸腰筋をほぐすストレッチ:③四つん這いのストレッチ
3つ目は四つん這いのストレッチです。
1.床に四つん這いになる
2.膝を拳1つ分くらい開く
3.右ひざを直角にし、両手を上に乗せる
4.息を深く吸う
5.息をゆっくりと吐きながら重心を斜め前に移動させる
6.その姿勢をキープしながら深呼吸をする
7.元の姿勢に戻って反対側も同じように行う
太ももの付け根が伸びるように意識して行うのがポイント。
深く息を吐き、股関節を引き寄せるイメージで重心を移動させるとより効果的です。お風呂上りに行うとほぐしやすいので、ぜひ取り入れてみてください。
腸腰筋をほぐすストレッチ:④足を開くストレッチ
4つ目は足を開くストレッチです。
1.右足を前、左足を後ろに大きく開いて立つ
2.腰に手を当てる
3.右膝を曲げて上半身を下す
4.その姿勢で20~30秒キープする
5.1の姿勢に戻って反対側も同じように行う
左右どちらも3~4回を目安に繰り返しましょう。
上半身を下げるときに、股関節の伸びを感じながら行うと効果的です。
長時間同じ姿勢を続けていると硬くなってしまうので、腰痛を予防するためにも積極的にストレッチしましょう。
腸腰筋をほぐすストレッチ:⑤仰向けストレッチ
5つ目は仰向けで行うストレッチです。
身体への負担が少ないので、高齢者や運動不足の方にもおすすめ。ハムストリングの柔軟性アップやヒップアップにも効果的です。
1.仰向けに寝る
2.右膝を抱え込む
3.15~30秒×5セット行う
4.左膝も同じように行う
膝を抱え込むときは、背中が丸まらないように注意しましょう。
右膝を抱え込んだときに、左膝が浮き上がらないように意識するのがポイント。
腸腰筋の柔らかさは、70代以降になると成人の40%以下になると言われています。硬くなるとほぐすのが大変なので、早めのうちから始めておきましょう。
腸腰筋をほぐしたいなら整体もおすすめ
腸腰筋をほぐしたいなら、整体の施術を利用するのもおすすめです。
整体の腸腰筋をほぐす施術を利用すれば、腰痛や肩こりの改善も期待できるでしょう。
腸腰筋がほぐれると正しい姿勢を保ちやすくなるので、姿勢悪化を改善したい人もぜひ利用してみてください。
NAORU整体では、AI検査の結果をもとに1人ひとりに合った施術を案内しています。
一時的に痛みを取るのではなく、根本から治すことを心がけているのも魅力です。少人数制や出張施術にも対応しているので、整体に通うのが初めての人でも安心して通うことができますよ!
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腸腰筋が硬いとどうなる?生じる症状や対処法:まとめ
今回は、腸腰筋(ちょうようきん)が硬くなる原因や対処法について解説しました。
腸腰筋が硬いと腰痛や肩こちが生じやすくなるので、定期的にストレッチをしてほぐしましょう。根本的にほぐしたい場合は、整体の施術を利用するのもおすすめです。
NAORU整体は、最新のAI検査と本格整体・パーソナルを組み合わせた施術を展開しています。腸腰筋ほぐし・姿勢矯正・骨盤矯正など、さまざまな施術を行っているのが魅力です。
AI検査の結果をもとに最適な施術を提案しているので、腰痛や肩こりに悩んでいる方はぜひ気軽に相談してみてください。