不眠症は整体で治療できる?原因や対策、心療内科治療との違いを解説
2022年09月27日
「疲れていても夜眠れない。」
「日中に眠気がとれない。」
「夜中に目が覚めて、その後なかなか寝付けない。」
「しっかり寝ているのに疲れがとれない。」
こんなお悩みありませんか?その症状は不眠症かもしれません。
不眠症になると、疲れがとれずに日中にパフォーマンスが落ちてしまうだけでなく、ひどくなると鬱などの深刻な病気のきっかけにもなります。
上記のようなお悩みに当てはまる方は不眠症の可能性があるため、一刻も早く改善することをおすすめします!
不眠症の治療には様々な治療法があります。病院では投薬治療があります。薬で改善できればいいですが、改善出来ない場合は整体を受けてみる事も選択肢の1つです。
薬を使うのに抵抗がある人もいますよね。そんな人にも整体はおすすめできます。
今回は不眠症改善に整体はどんな効果があるかを解説していきましょう。現在不眠症に悩まされている人や、薬を飲んでもあまり改善されない人はぜひ参考にして下さい。
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Contents
不眠症とは
不眠症とは、寝つきが悪い、寝てもすぐに起きてしまう、しっかり寝たのに疲れがとれない、など睡眠が上手くとれていない状態の事をいいます。
不眠症には以下の4つのパターンがあります。
- 入眠障害
- 中途覚醒
- 早朝覚醒
- 熟眠障害
1つずつ解説していきます。
不眠症とは:①入眠障害
入眠障害の症状は、布団に入ってもなかなか寝付けない症状のことを言います。
体は疲れているのに布団にはいっても30分〜1時間程入眠できない日が続いていませんか?
この症状が1カ月以上続くと入眠障害の可能性が高いです。
不眠症とは:②中途覚醒
中途覚醒とは一度眠りに入っても2〜3時間で目が覚めてしまい、そこからしばらく眠れない状態になってしまう症状です。
トイレに起きてすぐ寝るぐらいの程度は問題ないです。
不眠症とは:③早朝覚醒
早朝覚醒とは予定してた時間より2時間程早くおきてしまい、そこから眠れなくなる症状です。
不眠症とは:④熟眠障害
熟眠障害とはしっかり寝ているはずなのに、日中に眠気がとれなかったり、疲れが残っていると感じる症状です。深い眠りに入っていない事が原因です。
これら4つのどれかにでもあてはまる人は不眠症の可能性が高いです。
日中に眠たい、やる気が出ない、疲れがかなり残っているなど、生活に支障がでている場合は不眠症と判断されるでしょう。その場合は早めに改善に向けて治療する事をおすすめします。
不眠症の原因
不眠症の原因は多岐にわたります。
・精神的な病気
・肉体的な病気(高血圧、糖尿、リウマチ、アレルギーなど)
・薬や刺激物(降圧剤・甲状腺製剤・抗がん剤、カフェイン、ニコチン)
・生活リズムの乱れや環境。(夜勤、騒音、温度)
などがあげられます。
不眠症の原因の多くはストレスと言われていますが、上記のような様々な原因から不眠症になることはあるため、まずは自身の不眠症の原因をしっかりと把握し、それを踏まえて対策や改善を講じていきましょう。
▷ストレスによる不眠を解消したい!原因と対策、やってはいけないこと
不眠症が慢性化するとどうなる?
最後に、不眠症が慢性化すると日常生活でどんな支障があるかお話しします。
具体的には下記のような症状が出てきます。
- 集中力、注意力、記憶力の低下
- イライラや焦り、不安
- 日中の眠気
- やる気が出ない
- 仕事や運転中のミス
- 緊張、頭痛、胃腸の不調
- 倦怠感、疲れが取れない
など辛い症状ばかりです。
一刻も早く睡眠を改善して、日常生活を有意義に過ごす為に整体や病院に足を運んでみましょう。
不眠症の対策
不眠症の対策は原因を把握した上で、それらに適した対策を講じていく必要があります。
不眠症の原因とされる「肉体的な病気」や「薬や刺激物」に関しては、まずは持病の完治や出来るだけ薬や刺激物の摂取を控えることで改善が期待できます。
「生活リズムの乱れや環境」は、乱れている部分を自覚し、規則正しい生活リズムへと環境を変えることから始めてみましょう。
また、不眠症の多くはストレスによる「自律神経の乱れ」が原因と言われるため、自律神経の働きを正常化してあげることも不眠症の改善に効果的です。
自律神経の整え方はこちらで解説していますので、併せて参考にしてみてください!
一般的な不眠症治療
一般的には不眠症の治療は心療内科でおこなわれます。
心療内科での不眠症治療は
・カウンセリング
・睡眠導入剤の処方
・抗うつ剤、漢方の処方
の3つが基本的な治療のながれとなり、投薬治療がメインで行われます。
ただし、不眠症は薬を飲んでも症状が改善されないことも多く、薬なしで治療していきたい方にとっては治療が苦痛に感じることもあります。
そのため、薬を使わずに不眠症を治療したい方は整体での不眠症治療を検討してみましょう。
整体による不眠症治療
整体では投薬治療は行わず、筋肉を緩めて血行を良くするなど、身体の不調を改善することで不眠症を根本から治療していきます。
・背中の筋肉を緩める。
・全身の血行を良くする。
・背骨や骨盤を調整する。
これらの不眠症治療はすべて自律神経を安定させる効果があり、自律神経を安定させる狙いで様々な角度から身体に直接アプローチしていきます。
ここで不眠の原因になる自律神経の乱れについてお話しします。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。それぞれの働きは以下の図をご覧ください。
交感神経 | 副交感神経 | |
血圧 | 上昇 | 下降 |
心拍 | 早い | ゆっくり |
筋肉 | 緊張 | 弛緩 |
発汗 | 促進 | 抑制 |
腸 | 穏やか | 活発 |
気分 | 緊張 | リラックス |
図を参考に、自律神経が不眠とどんな関係になっているか説明します。
正常な睡眠時は副交感神経が優位な状態で、気分はリラックスし、筋肉は弛緩している状態になっています。
それに対し、不眠症の人は就寝時に交感神経が優位になり、筋肉は緊張し、寝付けなかったり、途中で起きてしまったり、浅い睡眠が続いたりすることになります。
そのため、不眠症の改善には睡眠時に副交感神経優位な状態を作ってあげることが重要です。
引用元:メディカルジャパン立川
上の図は自律神経の神経回路図です。
自律神経は図のように脊柱を通って内臓まで繋がっていますので、背中の筋肉が凝り固まったり、背骨の歪み、骨盤の歪みなどがあって神経の流れを阻害してしまう状態になると、自律神経がうまく働かなくなると考えられます。
神経が圧迫されるとホースをつまんだような状態になりますので、流れが悪くなるのがわかると思います。
ですので、自律神経が正常に働けるように筋肉をほぐしたり、背骨や骨盤の調整をして流れを良くする事が大事とされています。
また直接筋肉をもみほぐしてあげる事で、筋肉がゆるみ血行が良くなる事で副交感神経優位の状態にもっていきやすくなります。
このように、身体のエラーを改善して自律神経の働きを正常化してあげる事で不眠症の改善が期待できるのです。
不眠症は整体で治療できる?原因や対策、心療内科治療との違いを解説|まとめ
今回は不眠症の改善のアプローチの一つに整体の選択肢もありますといった話でした。
不眠症の主な原因は自律神経の乱れにあります。
整体ではその自律神経の乱れの原因となりうる骨格の歪みを整え、筋肉を緩めることで改善をめざします。
不眠症の治療に薬を使用したくない人や、すでに薬を試したけど効かなかった人はぜひ整体を試してみましょう。
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最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、健康で素敵な毎日を!