肩こりで胃痛が出るって本当?関係性と改善するための方法を解説

2023年11月21日

関内院 福本理人

NAORU整体 横浜関内院

【院長】福本理人
【資格】柔道整復師(国家資格)
    小顔ソムリエ
    頭蓋ソムリエ

肩こりと同時に胃痛が出る、そんな経験をしたことはないでしょうか?

「2つも痛みを持つなんて、今日は嫌な日だな」と思うかもしれませんが、2つの症状は関係していて、肩こりが原因で胃痛が出ているのかもしれません。

今回の記事では、肩こりが原因で起こる胃痛と改善するための方法、過ごし方についてお話しします。

肩こりと胃痛の関係性

肩こりがひどい時に頭痛や吐き気がする、という経験に心当たりがある方は少なくないでしょう。

「だからと言って、肩こりと胃痛は関係がないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、2つの症状には以下のような関係性が考えられます。

姿勢の悪さによって、内臓への負担が増える

腹痛に悩む女性

肩こりによって姿勢が悪くなり、内臓の動きが低下した結果、胃痛が出るケースは多いです。

その理由は、自律神経と内臓の動きの関係性から見て取れます。

自律神経は脳から背骨を通り、全身に流れる神経であり、その動きによって内臓の働きを支えています。しかし、姿勢が悪くなると自律神経も適切に動けなくなり、内臓まで管理することが難しくなってしまうのです。

肩こりは姿勢を悪くする原因であり、また姿勢の悪さも肩こりの原因であるため、肩こりが胃痛に影響することは十分にあり得ます。

また、自律神経の働きの悪い状態が続いていると胃痛の慢性化にも繋がることから、なるべく早くに肩こりを改善する必要があります。

ストレスで食生活が乱れ、胃痛が起こりやすくなる

肩こりは肉体的だけでなく、精神的なストレスも与えるものです。凝りや痛みでイライラして食欲が増進し、食生活が不健康になることもあります。

イライラしている時の食べ物は一時的に気を紛らわせてくれますが、こういう時に限って糖質が多いものや脂っこいものを選びたくなります。

しかし、そのような食事によって消化不良が起こり、胃痛が出ることには変わりません。血管やリンパ管にも悪影響が及び、肩こりがひどくなることもあります。

肩こりが原因で胃痛が出る時はどうする?

肩こりと胃痛、全く関係がないように見えるものの実は深く関係していると、わかってきたでしょうか。

2つも症状を抱えていると何をしたらよいのかわからなくなりますが、まずは食事と薬、肩こりへの一時的なケアから試してみましょう。

対処法|①消化に良い食事を選ぶ

消化に良い食事

肩こりが原因での胃痛であっても、胃に問題が起きていることには変わりません。

胃にこれ以上の負担をかけないためにも、痛みが落ち着くまでは消化に良い食事を心がけましょう。

おかゆや柔らかいうどん、タンパク質ならささみや白身魚、納豆や豆腐など、脂肪分が少ない食べ物をおすすめします。

さらに胃を痛めてしまうため、生の肉や魚、卵は避けておきましょう。野菜もそのまま固形物で食べるよりは、すりおろしてポタージュにする方が楽に食べられます。

対処法|②胃薬を飲む

胃痛がどうしても辛い時は、無理をせずに薬に頼りましょう。

薬は市販のものでも問題なく、副作用が気になるなら漢方薬がおすすめです。一時的でも痛みを和らげ、落ち着いて過ごせるようになるでしょう。

ただし胃薬での対処はあくまでも短時間向けの対応であり、肩こりや胃痛の根本的な改善は期待できません。

肩こりによる胃痛には根本原因がありますので、まずその原因をなくすことを念頭に置いて行動しましょう。

対処法|③肩こりのケアをする

肩こりから来る腰痛をしっかりと改善するには専門的な対応が必要ですが、整体院での施術の予約や医療機関への受診に時間が余っている場合、セルフケアで少し楽にすることをおすすめします。

ストレッチや温湿布、入浴などで、肩の凝りをじんわりとほぐしましょう。

特に入浴は身体の深部から温まるため、冷えや筋肉の血行不良が原因で起きている肩こりには非常に効果的です。普段はシャワーで済ませている方も、この機会に入浴の習慣を持ってみると良いでしょう。

もちろん胃痛が出ている場合には無理は良くないため、できる限りのケアで構いません。

肩こりと胃痛を改善するためのポイント

以上、肩こりと胃痛のセルフケアについてお伝えしました。

これらの方法は症状の軽減に役立ちますが、症状をしっかりと改善するには以下のようなポイントが必要不可欠です。

ポイント|①医療機関を受診する

診察

肩こりから来る胃痛には、肩こりをなくすことで症状が改善されますが、それでも良くならない場合には医療機関を受診しましょう。

重篤な病気が隠れている可能性が高く、その場合には専門的な治療が必要です。

特に胃の痛みがずっと続いている場合、または症状が重い場合には、原因を知るためにも医療機関で検査を受けることをおすすめします。

ポイント|②整体を受ける

整体

医療機関でも重篤な病気が見つからない場合には、整体で肩こりと胃痛を改善すると良いでしょう。

整体では、筋肉の緊張や血行不良、自律神経の乱れ、身体のゆがみなどを専門家の手によって良い状態に戻すことができます

身体のゆがみは筋肉の凝りや血行不良、自律神経の乱れなどの様々な不調を引き起こすため、肩こりと胃痛の原因でもあります。2つの症状を根本から改善するためにも、整体は受ける価値が高いです。

「肩こりならマッサージでも十分じゃないの?」と思われる方も多いですが、一時的に心地よくても根本的な解決にはならないケースもあります。

根本原因から症状を改善するなら、より専門性の高い整体を選びましょう。

整体とマッサージの違いって何?目的別の通い方

NAORU整体院グループでは、業界でも新しいAIによる姿勢検査と整体を行っております。「姿勢のゆがみが身体の不調と関係が深いとわかった」「肩こりも胃痛も楽になった」と喜ばれる方が多いです。

肩こりと胃痛に悩んでいる方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!

肩こりで胃痛が出るって本当?関係性と改善するための方法まとめ

肩こりと胃痛との関係性はわかりにくいものがありますが、自律神経や内臓の働きなどを考えていくと、同時に起こっていてもおかしくないことがわかります。

1度に2つの症状に悩まないためにも、肩こりには一層気をつけたいものですね。肩こりと胃痛に対応するには、一時的なケアと専門的なケアが求められます。

食事や薬、肩こりのセルフケアで落ち着き、医療機関や整体で原因への対応をしましょう。

またNAORU整体院グループでもお力になりますので、症状が辛い方はぜひご来院くださいね!

関内院 福本理人

NAORU整体 横浜関内院

【院長】福本理人
【資格】柔道整復師(国家資格)
    小顔ソムリエ
    頭蓋ソムリエ

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