なで肩はいけない?なで肩の危険性と原因、改善する方法をご紹介!
2022年10月12日

本来水平であるはずの肩がハの字に下がった状態である「なで肩」。
実は、なで肩を放置していると慢性的な肩こりにつながります。また、肩や肩甲骨あたりに痛みが生じる胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)を引き起こす可能性もあるので、できるだけ早く治すのがおすすめです。
そこで今回は、なで肩になる主な原因を紹介します。改善方法も紹介するので、なで肩が気になる方はぜひ参考にしてください。
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なで肩とは?
なで肩は、本来水平であるはずの鎖骨のラインや肩がハの字に下がってしまっている状態です。
肩幅が狭くなるうえに肩の位置が首よりも下になるため、スタイルが悪く見える可能性があります。
筋力が低下していたり猫背姿勢を続けていたりすると、生じやすいので注意が必要です。
また、なで肩を放置すると慢性的な肩こりや胸郭出口症候群につながる場合があります。胸郭出口症候群とは、上半身が痺れたり肩・肩甲骨あたりに痛みが生じたりする病気です。感覚障害や握力低下を起こす場合もあるので、放置するのは危険です。
なで肩になる原因
ここからは、なで肩が生じる原因について詳しく解説します。
なで肩になる原因は筋力の低下・猫背姿勢・遺伝によるものなどが多いです。また、生活習慣が原因となっている場合もあります。放置すると慢性的な肩こりにつながるので、改善するためにも原因をしっかりと把握しておきましょう!
なで肩になる原因:①筋力の低下
なで肩の原因としては、肩甲挙筋(けんこうきょきん)の凝りや筋肉低下も挙げられます。
肩甲挙筋は首と肩甲骨をつないでいる、肩甲骨を上方に引き上げる役割を持った筋肉です。肩甲挙筋の筋肉が低下すると肩を上方に引き上げる力が弱まるため、なで肩が生じやすくなります。
また、肩や腕を持ち上げる僧帽筋上部線維(ぞうぼうきんじょうぶせんい)の機能低下もなで肩につながる場合があります。そのため、肩甲骨まわりの筋肉をほぐすエクササイズを行って筋力アップに努めましょう。
なで肩になる原因:②猫背姿勢
なで肩の原因としては、普段から猫背姿勢を続けていることも挙げられます。
猫背姿勢とは、首が前に出てしまっている「前方突出」状態です。なお、スマホやパソコンを使う際に背中が内側に入りこむ状態が続くととなで肩になる可能性が高まります。
特にデスクワークの人は首が前に突き出して両肩がすぼんだ姿勢になりやすいです。その姿勢を続けているとなで肩や慢性的な肩こりが生じやすくなるので、1時間に1回くらいは休憩をはさんで肩甲骨のストレッチをするのがおすすめです。猫背は反り腰の原因にもなるため、定期的に肩甲骨のストレッチをしましょう。
自分に合わない机やイスを使うと猫背が悪化しやすいので、猫背を改善するために自分に合ったイスを使うのも良いでしょう。
▷猫背を治したい方必見!姿勢が悪くなる原因や猫背改善ストレッチ紹介
なで肩になる原因:③普段から重い荷物を肩にかける
なで肩の原因として、普段から重い荷物を肩にかけていることも挙げられます。
肩が下に強く引っ張られるためなで肩が生じやすくなります。いつも同じ肩で重い荷物を持っていると片方の肩だけ下がってしまう場合もあります。そのため、肩にかける際は出来るだけ両方の肩を均等に使うようにしましょう。
最善なのは、肩や腕に負担がかからないようにキャリーケースやチェスト付きのリュックを使うことです。
家事や仕事でやむを得ず重い荷物を持つ場合は、肩をほぐしたり肩甲骨周りのストレッチをしたりして、こまめにほぐしてください。
なで肩になる原因:④遺伝によるもの
なで肩になる原因としては、遺伝によるものも考えられます。
家族がなで肩の場合は、生まれつきの骨格からなで肩になるケースがあります。
遺伝によるなで肩や生活習慣を改善しても改善しない場合があるので、整体で骨格矯正や肩甲骨はがしを受けるのがおすすめです。
なで肩を改善することで得られるメリット
ここからは、なで肩を改善することで得られるメリットを詳しく解説します。
なで肩が改善すると、猫背や慢性的な肩こりを改善できます。また、鎖骨が水平になってスタイルが良く見えるようにもなるので、なで肩に悩まされている方はぜひ参考にしてください!
なで肩を改善することで得られるメリット:①姿勢の悪さを改善できる
なで肩を改善する過程で首や肩が正しい位置に戻るので、姿勢の悪さが改善されます。
姿勢が悪いと、肩こり・頭痛・腰痛などさまざまな体の不調につながります。なで肩と合わせて不良姿勢も改善できるので、姿勢の悪さを治したい方にもおすすめです。
なで肩を改善することで得られるメリット:②肩こりを改善できる
なで肩だと、頭部を支えている肩が下方に傾いているため肩や首への負担が大きくなります。それが凝りにつながるため、なで肩の改善は肩こりの改善、対策になります。
なで肩は、日常的に肩の筋肉が必要以上に緊張するため慢性的な肩こりにもつながります。また、荷物を肩にかけたときに紐がずり落ちやすいと、常に首や肩に力を入れなければなりません。
常に首や肩に力を入れていなければならないのは辛いですよね。無意識のうちに肩・首の筋肉を酷使していると慢性的な頭痛にもつながるため、できるだけ早くなで肩を改善するのがおすすめです。無料カウンセリングを行っている整体もあるので、ぜひチェックしてみてください。
なで肩を改善することで得られるメリット:③スタイルが良く見えるようになる
なで肩を改善すると肩が水平になり、スタイルが良く見えるようになります。
また、バストアップ効果も期待できます。鎖骨がきれいに浮き出るようにもなるため、オフショルダーの服をおしゃれに着こなしたい方もぜひ改善してください。
なで肩を改善する方法
ここからは、なで肩の改善方法を紹介します。
放っておくと慢性的な肩こりや胸郭出口症候群につながる場合があるので、できるだけ早く改善するのがおすすめです。自宅にいながら簡単にできる方法もあるので、ぜひ参考にしてください!
なで肩を改善する方法:①生活中の姿勢を見直す
なで肩を改善したい場合は、普段から正しい姿勢を意識して過ごしましょう。
なお、特にパソコンやスマホを使うときに猫背にならないことが大切です。首が前に出たり背中が丸まったりしないように、イスの背もたれをうまく活用して過ごしてください。
▷姿勢を良くする方法は色々ある!整体師が教える普段から試したいケア
なで肩を改善する方法:②ストレッチをする

なで肩を改善したい場合は、定期的にストレッチをするのがおすすめです。
長時間のデスクワークをしていると肩が丸まって猫背になり、なで肩が生じやすくなります。そのため、1時間に1回は休憩時間をとって肩甲骨周りのストレッチを行いましょう。イスから立ち上がって体を伸ばしたり、肩を回したりするだけでも良いので試してみてください。
なで肩を改善する方法:③肩まわりのトレーニングをする
なで肩を改善したい場合は、肩まわりのトレーニングをするのがおすすめです。
肩回りの筋力の低下は、なで肩の原因の1つとして考えられます。なお、肩まわりの筋肉を鍛えると腕や肩甲骨をしっかり支えられるようになります。ジムに行かずとも水を入れたペットボトルを使ってできる方法もあるので、ぜひ取り組んでみてください。
まずは500mlの水入りペットボトルを両手に持ち、サイドレイズを行ってみましょう!
ゆっくりと両手を開いて肩の高さまで上げましょう!その後1秒間程キープし、力を入れたまま手を降ろしていきます!
なで肩を改善する方法:④背中まわりのトレーニングをする
なで肩を改善したい場合は、背中の筋肉をトレーニングするのがおすすめです。
背中の筋肉を鍛えると良い姿勢を保てるようになるので、猫背の改善につながります。良い姿勢が保てるようになるとバストアップにもつながるので、ぜひ背中の筋肉を鍛えるトレーニングを取り入れましょう。
なお、1日に3セットやるのが目安ですが、大切なのは回数ではなく体感です。1セットずつやるのではなくまとまった時間が取れたときでも良いです。筋肉に負荷がかかって疲れたなと感じてから数回後に終わるのを目安にしましょう。
また、筋トレは毎日ではなく週に3回くらいでも効果を得られます。毎日やりすぎるとかえってモチベーションが続かなくなってしまう場合もあります。そのため、自分が無理なく続けられるペースを保って続けてください。
なで肩を改善する方法:⑤整体で施術を受ける

なで肩を改善したい場合は、整体で施術を受けるのがおすすめです。
遺伝的な理由でなで肩が生じている方には骨格矯正、猫背が原因の方は肩甲骨はがしを選ぶとよいでしょう。
NAORU整体は根本の原因を解決することにこだわっているので、再発防止と言う点においても満足していただけるかと思います。
無料カウンセリングを行っている整体が多いので、なで肩が気になる方はぜひ気軽に相談してください。
なで肩とは?主な原因や改善する方法をご紹介!まとめ
今回は、なで肩を改善する方法を紹介しました!
なで肩は、背中の筋力低下や日常的な悪い癖が原因で生じる場合が多いです。なお、遺伝的な理由でなで肩が生じている場合は整体で骨格矯正を受けるのがおすすめです。なで肩改善はスタイルアップにもつながるので、悩んでいる方は早急に対策を講じましょう!
NAORU整体では最先端のAIを用いた姿勢診断や、根本からの施術により患者様のお悩みを解決させていただきます!
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