妊婦さんに多い坐骨神経痛とは?なりやすい原因や正しい対処法、注意点
2023年03月26日

「妊娠してからお尻や腰に痛みを感じるようになった」という方は多いのではないでしょうか。
このような悩みを抱えている方は、「坐骨神経痛」の可能性が高いです。実は、妊娠中は主に2つの理由から坐骨神経痛になりやすいのです。
今回は、妊婦さんがなりやすい坐骨神経痛の正しい対処法について解説します。
この記事を読めば、妊娠中になりやすい坐骨神経痛の正しい対処法を知ることができます。
妊婦さんがなりやすい理由や注意点も解説するので、坐骨神経痛に悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
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Contents
妊婦さんが坐骨神経痛になりやすい理由は2つ

妊婦さんが坐骨神経痛になりやすい理由は以下の2つです。
- お腹が大きくなるから
- 骨盤や女性ホルモンの影響
正しい方法で対処するためにも、坐骨神経痛になりやすい理由を知っておくことが大切です。
以下で詳しく解説していますので、坐骨神経痛に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
妊婦さんが坐骨神経痛になりやすい理由:①お腹が大きくなるから
妊婦さんが坐骨神経痛になりやすい1番の理由は、妊娠によりお腹が大きくなるからです。
お腹が大きくなるにつれて、体を支えるために反り腰になる方が多いです。
反り腰の状態が続くと腰に大きな負担がかかるため、坐骨神経痛になるリスクが高まってしまいます。
▷反り腰とは?原因や改善方法、セルフチェックや簡単ストレッチを紹介妊婦さんが坐骨神経痛になりやすい理由:②女性ホルモンの影響
妊娠中の坐骨神経痛は、女性ホルモンの影響が関係している場合もあります。
妊娠すると、骨盤をゆるめるために「リラキシン」という女性ホルモンが分泌されます。
このホルモンの分泌により骨盤が開くと、骨盤周りの坐骨神経が刺激されるため、坐骨神経痛が起こりやすくなるのです。
【妊婦さん必見】坐骨神経痛の正しい対処法
妊娠中の坐骨神経痛には以下の5つの方法が有効です。
- 正しい姿勢を意識して過ごす
- 負担が少ない座り方を意識する
- 負担のかからない寝方を心がける
- 温かい湯船に使って身体を温める
- 適度に身体を動かす
妊娠中の身体はデリケートであるため、間違った方法を行うと体に悪影響を及ぼす可能性があります。
坐骨神経痛を悪化させないためにも、正しい対処法をしっかりと把握しておきましょう。
妊婦さんの坐骨神経痛の正しい対処法:①正しい姿勢を意識して過ごす
妊娠中の坐骨神経痛は、正しい姿勢を意識して過ごすことで改善できる場合があります。
お腹が大きくなると姿勢が乱れ、骨盤が歪みやすいです。
身体への負担を減らすためにも、正しい姿勢を意識して過ごすようにしましょう。
妊娠中はお腹が大きくなるため、身体を支えようとして自然と腰を反らせてしまう方が多いです。
しかしその姿勢を続けていると、腰に大きな負担がかかってしまいます。骨盤の歪みにもつながるため、背骨を真っ直ぐ保つように意識しましょう。
▷マタニティ整体とは?受けるメリットや注意点をご紹介!妊婦さんの坐骨神経痛の正しい対処法:②負担が少ない座り方を意識する

坐骨神経痛を改善したいなら、負担が少ない座り方を意識することが大切です。
妊娠中は背骨が丸まりやすくなるので、背骨を真っ直ぐ立てて座るようにしましょう。
重心が左右どちらかに傾かないように、骨盤を真っ直ぐ立てるのがポイントです。
正座でもあぐらでも楽な座り方でよいので、「骨盤を立てる」ことを意識して座るように心がけましょう。背骨を真っ直ぐ伸ばすのが難しい場合は、お尻の後ろにタオルやクッションを挟むのがおすすめです。
▷妊娠中に多いトラブル!骨盤が痛い場合は?骨盤の歪み対策と骨盤矯正妊婦さんの坐骨神経痛の正しい対処法:③負担のかからない寝方を心がける
立ち方や座り方だけではなく、負担のかからない寝方を心がけることも重要です。
妊娠中は反り腰になりやすいため、膝を伸ばして仰向けの状態で寝るのは避けましょう。
膝を伸ばした状態で寝ていると、反り腰が悪化する可能性があります。
身体に負担をかけないためにも、仰向けで寝る場合は膝を軽く曲げた状態にしましょう。膝を曲げるのが難しい場合は、膝下に枕やクッションを挟み、膝を立てるのがおすすめです。
これらの姿勢で寝ると、ベッドと腰の間の隙間がなくなるため、反り腰を予防することができます。
妊婦さんの坐骨神経痛の正しい対処法:④温かい湯船に浸かって身体を温める
妊娠中の坐骨神経痛には、温かい湯船に浸かって身体を温める方法も有効です。
妊娠中は身体の冷えによる血行不良になりやすいので、温かい湯船に浸かって身体を温めましょう。筋肉の緊張緩和にもつながるため、リラックス効果を得たい方にもおすすめです。
37度〜40度のぬるま湯に10分~15分程度浸かるのがベストです。妊娠中のストレスを緩和するためにも、温かい湯船に浸かって身体をリラックスさせましょう。
ただし、脱水症状にならないように、お風呂から上がった後はしっかりと水分補給をしてくださいね。
妊婦さんの坐骨神経痛の正しい対処法:⑤適度に身体を動かす
坐骨神経痛の改善には、適度に身体を動かすことも有効です。
適度に身体を動かすと筋肉の緊張が緩和されるため、坐骨神経痛の改善につながります。軽いストレッチやウォーキングを積極的に取り入れましょう。
ただし、妊娠中の身体はデリケートです。少しでも不調を感じたときは無理に運動せず、担当の医師に相談しましょう。
妊娠中の運動に関して不安がある場合も、かかりつけ医に「どの程度の運動ならやっても良いのか」を相談しておくのがおすすめです。
妊娠中の坐骨神経痛における注意点
妊娠中の坐骨神経痛における注意点は以下の4つです。
- 妊娠初期はマッサージを避ける
- 市販の薬や湿布は医師に相談してから使う
- 重いものを持つ作業や立ち仕事を避ける
- 強い力でツボを押すのは危険
妊娠中の坐骨神経痛における注意点:①妊娠初期はマッサージを避ける
妊娠初期はマッサージを避けましょう。
妊娠初期は胎盤が完成していないため、マッサージをすると胎児に悪影響を及ぼす可能性があります。セルフマッサージはNGではないですが、万が一のことを考えて妊娠中期になるまでマッサージは避けたほうがよいです。
妊娠中の坐骨神経痛における注意点:②市販の薬や湿布は医師に相談してから使う
市販の薬や湿布は、医師に相談してから使いましょう。
自己判断で市販の薬を服用すると、胎児に影響を与えてしまう恐れがあります。
鎮痛成分が含まれていたとしても、市販の薬を自己判断で服用するのは避けましょう。
なお、非ステロイド性抗炎症薬が含まれた湿布は特に注意が必要です。
非ステロイド性抗炎症薬が含まれた湿布は、胎児に悪い影響を与える恐れがあります。
万が一の事態になってからでは遅いので、使用前に必ずかかりつけの医師に相談しましょう。
妊娠中の坐骨神経痛における注意点:③重いものを持つ作業や立ち仕事を避ける
妊娠中は、重いものを持つ作業や立ち仕事を避けましょう。
妊娠中に重いものを持つと、坐骨神経痛だけでなく流産の危険性も高まります。
「宅配で届いた荷物を運ぶくらい大丈夫」のように油断すると危ないので、遠慮なく家族やパートナーに協力してもらいましょう。
妊娠中の坐骨神経痛における注意点:④強い力でツボを押すのは危険
痛みを改善したいからといって、強い力でツボを押すのは危険です。
「ツボを押すとよい」と聞いたことがある方も多いと思いますが、妊娠中に刺激してはいけないツボも存在します。
むやみやたらにツボを押すと胎児に影響を及ぼす可能性があるため、必ず専門家に相談しましょう。
妊娠中の坐骨神経痛の改善には整体もおすすめ

妊娠中の坐骨神経痛の改善には、整体の施術も有効です。
妊娠中は反り腰になりやすいため、整体院の姿勢改善や骨盤矯正を利用するのがおすすめです。
NAORU整体では、独自のAI姿勢検査を用いてお客様の姿勢を数値化し、原因を特定した上で適切な施術を行います。
妊娠中の方でも安心してご利用いただけるように痛みのない優しい施術を行います。
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妊娠中の症状によっては産後に施術を受ける方が適切なこともありますので、ぜひ医師に相談したうえで、お近くのNAORU整体へご相談ください!
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妊婦さんに多い坐骨神経痛とは?なりやすい原因や正しい対処法、注意点|まとめ
今回は、妊婦に多い坐骨神経痛の正しい対処法について解説しました。
妊娠中は反り腰になりやすいので、整体の姿勢改善や骨盤矯正を利用するのがおすすめです。かかりつけの医師に相談したうえで、適切な施術を受けましょう。
NAORU整体では、AI検査の結果をもとに、1人ひとりに合った施術を提案しています。
院内は少人数で落ち着きのある清潔な空間となっていますので、人目を気にすることなくリラックスして施術を受けることができます。
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