首の辛さをなんとかしたい!整体師が教える首凝りの原因と対策。

2022年08月14日

「最近首回りが重くて辛い。」「夕方になると頭痛がしてくる。」「首が回らない。」

こんな経験はありませんか?

原因は首周りの慢性的な凝りかも知れません。

本記事ではそんな首回りの辛さの原因解消法をわかりやすく解説していきます。

首周りの辛さは日常のちょっとした事に注意するだけで軽減できます。この記事を読んで、日頃の首の辛さから解消されて、気分よく毎日を過ごせるようになれば幸いです!

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首が凝るってどういう状態?

後頭下筋群

「首が凝っている」とは首回りの筋肉が縮んで固くなったり、こわばったりした状態を言い、首が回らなかったり、つっぱった感じがすることです。

特に頭蓋骨と首の骨をつないでいる後頭下筋群(こうとうかきんぐん)に負担がかかると首こりが起こります。

軽度のうちは首の違和感や痛みといった症状がでますが、悪化すると固まった筋肉が神経を圧迫し、頭痛やめまいといった神経系の症状が出る事もあります。

首の筋肉が固まり神経が圧迫されると自律神経失調になる可能性もあり、吐き気やドライアイ、胃腸の不調、ひどい場合はパニック障害やうつ病などにつながる可能性があるので甘く見てはいけません。

また、手足のしびれが出ている場合は、頸椎に強い負担がかかっている可能性があり、頸椎損傷の原因にもなりかねません。

早急に改善して日々の辛さから抜け出しましょう。

首の後ろが痛いのは何故?整体師が原因とリスク・対処法を解説

首凝りの原因とは

首凝りの原因:①姿勢が悪い

首こりに最も多い原因は姿勢によるものです。

ついしてしまうスマホやパソコンを見る時に首を前に出して下を向いてしまう姿勢。

この姿勢が首周りの筋肉に負担をかけてしまいます。

人間の頭はかなり重く、成人になると約 4~6kg あると言われています。

首の骨を含む背骨と、首や肩、背中の筋肉がこの重さを支えており、うつむくだけで頭の重さの数倍の負荷が首にかかります。

首が前に傾くほど首の骨や筋肉にかかる負荷は増え、もっとも姿勢が悪いと20kg以上の負荷がかかることもあります。

スマホやパソコンをみている間にそれだけ首に負担がかかっていると、首がしんどくなるのも当然ですね。

首凝りの原因:②眼精疲労

特にデスクワークの人に多いのが眼精疲労です。

長時間パソコン画面を見続ける事で眼精疲労が溜まり、目の周りの筋肉の血行が悪くなることで、筋肉が固まってしまいます。

目の周りの筋肉が固まると首まわりの筋肉にも影響し、首こりの原因になります。

首凝りの原因:③ストレス

首とストレスに関係あるの?と思う人はいるかと思います。

しかし、ストレスが原因で首凝りが起こる事はあります。

ストレスが体にかかると、体は緊張状態になります。

緊張している時に無意識に体に力が凄く入っていた経験をした事はありませんか?

特に首周りの筋肉は力が入りやすく硬直してしまう事が多いです。

ストレスは長期的に続く事も多い為、慢性的に首の筋肉に負担がかかってしまうことで首こりの原因になります。

首凝りの原因:④運動不足

運動不足が続くと、首回りの筋肉の血行が悪くなり血行不良で筋肉が固まってしまいます。

筋肉は普段ポンプのような役割を果たしていて、筋肉を動かす事で全身に血液を循環させています。

運動不足になると血行が悪くなり、新鮮な酸素や栄養分が伝わりにくく、疲れやすい状態にもなり、首こりの原因になります。

首凝りの解消法3選

首凝りの解消法:①マッサージやストレッチ

マッサージ、ストレッチをして筋肉をほぐしてあげましょう。

固まった筋肉に直接アプローチする事で筋肉をほぐし、こわばりをとる方法です。

マッサージをうけるのが一番効果的ですが、セルフマッサージや、ストレッチをおこなう事で、筋肉をほぐす事が出来ます。

ストレッチ方法はこちらの記事で紹介をしています。

スマホ首の原因と治し方!ストレートネック診断やストレッチ法で解消

首凝りの解消法:②整体

整体で姿勢や骨格を調整して首の負担を減らしましょう。

首に負担がかかっている良くない姿勢や骨格の状態を本来の状態に戻してあげる事で、首回りの負担を軽減する方法です。

慢性的に筋肉が固まってしまっている事で、自分では元の姿勢に戻せない場合が多いので、

整体で体を整えてもらい、負担がかかりに正しい姿勢がとれる状態にリセットしてもらいましょう。

首凝りの解消法:③運動

運動で血流を良くしましょう。

首こりを起こしているときの首周りは血流が悪くなっていて、がちがちに固まってしまっています。

それを改善するのに有効な方法が、適度な運動です。

ハードな運動は必要ないので、ランニングやウォーキングなど、軽い運動を体全身を動かす意識で行いましょう。

血流が良くなり、体がすっきりして楽になるかと思います。

首凝りの予防法3選

首凝りの予防法:①姿勢改善

予防策としては、「首に負担がかかる姿勢」を長時間とらない事です。

「首に負担がかかる姿勢」とは、簡単に言えば、スマホやパソコンを覗き込んでいる姿勢です。

体が丸まって首が前にでないように、胸を張って真上から吊るされているような姿勢を意識しましょう。

デスクワークの方はこまめに首や肩の緊張状態をほぐすことで、首回りの筋肉に負担がかからない姿勢で過ごす事が重要です。

首凝りの予防法:②定期的な運動

定期的な運動で筋肉を動かして血行を良くし、筋肉が固まらないようにしましょう。

筋肉は血液を送るポンプのような役割をしているため、運動を継続することで全身の血流を改善し、日ごろから肩こりを起こしにくい身体をつくることが大切です。

ハードなトレーニングよりも、散歩やウォーキングなどの軽めの運動がお勧めです。

首凝りの予防法:③自分にあった枕を使う

枕は首の寝ている時の首の負担を軽減してくれるアイテムです。

しかし、あなたに合っていない枕を使っていると、逆に長時間首に負担をかける事になりかねません。

とはいえ、自分に合った枕って難しいですよね。

枕を決めるポイントは「高さ」です。

高すぎると首が突っ張りますし、低すぎると首に負担がかかります。

理想は首の湾曲に合わせた高さになっている事です。

まずはあなたの枕の高さを見直してみて、枕に原因がないか調べてみましょう。

首凝りの原因と対策:まとめ

今回は首凝りの原因と対策についてをお伝えしました。

首こりの多くの原因は首に負担をかける姿勢を長時間続けてしまっていることや、その他に眼精疲労やストレス、運動不足などさまざまです。

解消法予防法もいくつか紹介させて頂きましたので、ぜひ実践してみて下さい。

まずはあなたの普段の姿勢を見直し、必要であればマッサージや整体を受ける、運動習慣を身につけるなどして首凝りに悩まない生活をおくって頂ければ幸いです。

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NAORU整体 飯田橋院

H25〜R3:有限会社トータルケアまえいけに入社。大阪心斎橋の院にて勤務し、オフィスワーカーを中心とした方の肩こり・腰痛の症状に対しての治療や姿勢改善に対しての施術をする。
院長としてスタッフ育成・院のマネジメントに携わる。
R3:株式会社NAORUテクノロジーに参画

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