肩こりを解消するには肩甲骨に注目!効果的なストレッチやこり解消法

2022年02月10日

関内院 福本理人

NAORU整体 横浜関内院

【院長】福本理人
【資格】柔道整復師(国家資格)
    小顔ソムリエ
    頭蓋ソムリエ

「肩が疲れたので回したらゴリゴリと音が鳴る」

そんな経験がある方は、もしかしたら肩甲骨周辺が硬くなっているのかもしれません。

肩こりについて調べると必ずと言っていいほど出てくる肩甲骨ですが、聞いたことはあっても詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今日のコラムでは、肩甲骨の基礎知識から簡単なストレッチ法まで「肩甲骨のいろは」をお伝えします!

肩甲骨を意識した生活をすれば、つらい肩こりにおさらばできるかも!?

ぜひ最後までご覧ください。

そもそも肩甲骨とは?

肩や首を触っている女性

肩は「上腕骨」「鎖骨」「肩甲骨」の3つの骨で構成されています。

上腕骨は腕の骨で、鎖骨はほぼ水平に横たわっており、腕や胸、背骨を繋ぎ合わせる役割を果たしています。

では、肩甲骨はどこにあるのでしょうか?

答えは背中の上部です。平たい逆三角形の形状で左右対称になっており、羽の形に似ています。

また、肩甲骨の役割は腕を自在に動かすサポートをすることで、鎖骨1本で胴体と連結し筋肉に支えられているため、その分自由に動きます。

腕を上げたり下げたり、ぐるぐる回したりといった動きができるのは肩甲骨のおかげなのです。

肩甲骨と肩こりの関係

スマホを楽しそうにみている女性

では、肩甲骨と肩こりはどのように関係しているのでしょうか?

先ほどお伝えした通り、肩甲骨は主に筋肉によって支えられています。

長時間のデスクワークやスマホ操作などで同じ姿勢が続くと、肩甲骨が動かず周辺の筋肉もこりかたまります。

周辺の筋肉にこりが生まれると肩甲骨の動きが悪くなり、さらにこりが加速するといった悪循環につながります。

その結果、慢性的な肩こりになってしまうのです。

肩甲骨を動かすストレッチでこれらの筋肉をほぐすと、肩こりの解消が期待できます。

ひどい肩こりの治し方4選!原因やおすすめの簡単ストレッチも紹介

自分の肩甲骨はどのくらい動く?肩甲骨の状態をチェック!

慢性的な肩こりは肩甲骨の動きが悪くなることで引き起こされます。

まずは自分の肩甲骨がどのくらい動くのか、可動域をチェックしてみましょう。

  1. 壁に背をつけ、手のひらを下向きに腕を肩の位置まであげる
  2. そのまま痛みを感じない所まで腕をあげる
  3. 角度をチェック

60度~90度まで上がる場合は肩甲骨の可動域が柔軟ですが、0~45度までしか上がらない場合は肩甲骨あたりの筋肉が凝り固まっているため、肩甲骨の動きが悪くなっています。

特に、腕をあげた時に痛みが走りやすい方は要注意です。

肩甲骨周辺のストレッチで肩こり解消へ

肩甲骨と肩こりは密接な関係にあるため、つらい肩こりにお悩みの方は普段の生活に肩甲骨周辺のストレッチを取り入れてみてください。

普通に暮らしていて肩甲骨を動かす機会はあまりないので、肩甲骨周辺のこりをほぐすためには意識して動かすことが大切なのです。

肩甲骨周辺のこりがほぐれると、肩こりのほかに猫背や冷えの解消・バストアップにもつながりますよ。

それでは自宅で簡単にできるストレッチを2つご紹介します。

肩甲骨を引き寄せるストレッチ

肩甲骨を回している女性

まずは、肩甲骨を引き寄せるストレッチをご紹介します。

  1. 肘を肩と水平になる位置まで上げて、軽く後ろに引く    
  2. 腕を前から後ろへゆっくりまわす

こうすることで肩甲骨がぐっと引き寄せられ、緊張してこり固まっている筋肉をほぐすことができます。

肩すくめストレッチ

次は肩すくめストレッチです。

肩を上げ下げしている女性
  1. まっすぐに立ち、胸を張る
  2. そのまま両肩をすくめるように上げ、5秒キープ
  3. ゆっくりと肩を降ろす
  4. 1~4の動きを繰り返す

こちらのストレッチは僧帽筋と言われる首の後ろから肩・背中にかけて広がる大きな筋肉を収縮させ、血行促進を促します。

どちらも隙間時間にできるストレッチです。
朝晩やデスクワークの合間などに行い、習慣化すると良いでしょう。

【肩のこりとはおさらば】肩甲骨の負担を減らすポイント解説!

肩甲骨の可動域を広げるためには、定期的なケアやストレッチが重要ですが、まずは肩に負担をかけない生活を保つのも肩甲骨や肩のこりを解消する秘訣です。

まずは、以下の点に注目してみましょう。

肩甲骨への負担を減らすポイント①|入浴

湯船とあひるのおもちゃ

ストレッチ以外に行える肩甲骨の負担を減らすポイントですが、毎日の入浴がおすすめです。

湯船に肩までつかると血行が促進され、肩こりの解消につながります。

また、肩こりだけではなく腰痛や冷え・むくみなどのお悩みにも効果的なため、湯船につかる習慣を付けてみてはいかがでしょうか?

湯船の中で肩甲骨をほぐすストレッチを行うのも良いですね。

肩甲骨への負担を減らすポイント①|姿勢の見直し

猫背やストレートネックは首や肩に過度な負担がかかる原因となるため、肩や肩甲骨に負担が大きくかかる悪い姿勢の見直しもおすすめです。

また、悪い姿勢を常にとっていると血液の流れが滞り、血行不良になります。

血行不良は肩こりの元なので、姿勢が悪いと感じている方は定期的にマッサージに通うよりも、姿勢から見直してみましょう。

姿勢改善におすすめの筋トレ5選!姿勢改善のメリットや注意点も紹介

整体で肩甲骨をほぐすのもおすすめ !

整体を受けている女性

「ストレッチをして日常生活の習慣を見直しても良くならない」

そんなときは、整体に相談してみましょう。

NAORU整体では、独自のAI検査を用いてお客様の身体の状態を数値化し、その結果をもとにお客様1人ひとりの症状や身体に合わせたオーダーメイド施術を行います。

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ご自宅でできるセルフケアについてもお話しますので、ぜひ一度ご相談ください!

肩こりを解消するには肩甲骨に注目!効果的なストレッチやこり解消法:まとめ

つらい肩こりの原因の1つは、肩甲骨周辺の筋肉がこり固まることです。

まずは可動域がどれくらい動くのかチェックした後、日常生活にストレッチを取り入れ意識して肩甲骨を動かすようにしましょう。

なお、それでも肩こりがひどい場合は、整体院に相談するのがおすすめです。

当院の場合はAI検査+優しい手技で繊細に調整していきますので、肩甲骨を意識した生活で一刻も早く肩こりに悩まない生活を手に入れましょう!

関内院 福本理人

NAORU整体 横浜関内院

【院長】福本理人
【資格】柔道整復師(国家資格)
    小顔ソムリエ
    頭蓋ソムリエ

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