姿勢改善のストレッチ方法!4つの悪い姿勢とその原因を解明。

2022年08月11日

飯田橋院 當銘梨沙

NAORU整体 飯田橋院

H25〜R3:有限会社トータルケアまえいけに入社。大阪心斎橋の院にて勤務し、オフィスワーカーを中心とした方の肩こり・腰痛の症状に対しての治療や姿勢改善に対しての施術をする。
院長としてスタッフ育成・院のマネジメントに携わる。
R3:株式会社NAORUテクノロジーに参画

姿勢が悪くなると体の一部に負担がかかるため、疲れが取れなかったり集中力が低下するなど、日常生活にさまざまな支障をきたします。またそればかりでなく痛みを伴って生活の質が低下したり、さらには胃腸の機能障害や肺疾患なども引き起こしかねません!

とはいえ実はこれらの症状は、日常の中で簡単なストレッチによる姿勢改善を取り組むことで緩和することができます!

またストレッチを継続して行えば筋肉の柔軟性を向上させ姿勢改善に繋がるだけでなく、姿勢を悪くする原因ともなる筋力低下を予防する効果も期待できます。

今回は、4つの悪い姿勢とその原因、姿勢改善のストレッチ方法をご紹介します!

姿勢が悪くなる原因

姿勢の悪さは日頃の生活習慣や長年の癖によって引き起こされます。

なかでもパソコン作業などを伴う毎日のデスクワークはその代表的なものです!

また姿勢を悪くする原因として近年増加しているものに、長時間のスマホの使用などが挙げられます。こうしたパソコンやスマホの使用に共通しているのは、どうしても体が画面を覗き込むように前傾姿勢になりやすいという点です。

こうした姿勢が長時間続くと、人の体はバランスを崩してしまって正しい姿勢を維持できなくなり、姿勢が悪くなってしまいます。

姿勢の維持に大きな役割を果たしているのが、腹筋や背筋といったさまざまな筋肉です。そのため筋力が低下することで身体の筋バランスが崩れ、正しい姿勢を維持することが困難になってしまいます。

足を組んで座る、ヒールの高い靴を履くことが多いといった日常の習慣や、寝相、ストレスなどの心理的要因でも姿勢が悪くなることがあるため注意が必要です。

4つの悪い姿勢

では、なぜ姿勢が悪くなってしまうのでしょうか。その原因はさまざまですが、悪い姿勢のタイプはおおよそ4つに分けることができ、それぞれが体に悪影響を及ぼします。

悪い姿勢:①猫背

猫背は、背中が丸くなってしまい首が前に出ている状態です。

人の背骨はもともとS字カーブを描くように湾曲していますが、猫背はこの湾曲度合いがさらに強くなることで背中が曲がり顎が前傾した状態のことを言います。特にデスクワークなどで長時間椅子に座っていたりすると、骨盤が後傾し猫背になりやすくなります。

また、猫背になると基礎代謝が低下して太りやすくなったり、呼吸が浅くなって不眠肩こり腰痛頭痛なども起こりやすくなります。

悪い姿勢:②反り腰

反り腰は、骨盤が前傾することで腰が前に反っている状態です。

ヒールの高い靴を頻繁に履くなどしていると、人の背骨本来のS字カーブよりも腰が反るように大きく湾曲し、反り腰が起こります。また反り腰は腰への負担が大きくなることから、慢性的な腰痛血流の悪化によるむくみO脚外反母趾なども引き起こしやすくなります。

特に女性に多いとされる、過食という訳ではないのに下腹だけが出るポッコリお腹も反り腰の原因のひとつです。

悪い姿勢:③ストレートネック

背骨同様、首の骨も本来緩やかに湾曲しているものですが、前傾したまま真っ直ぐになってしまっている状態がストレートネックです。

主にスマホの長時間使用が原因で、通称「スマホ首」とも呼ばれます。人の頭の重さは体重のおよそ10%を占めます。ストレートネックだとこの重量を首が負担することとなります。

そうなると、首こりや肩こりが起こるだけでなく二重顎の原因になったり、加えて腰の骨が体のバランスを維持しようと反ってしまうことで、腰痛を引き起こすこともあるため注意が必要です。

悪い姿勢:④巻き肩

巻き肩は肩から胸の筋肉が縮み、肩が普通よりも前に出てしまっている状態です。

自覚症状がなくても肩こりや首こりを引き起こし、次第に血行不良によって頭痛の原因になったり、固まった筋肉が神経を圧迫することで自律神経が乱れて吐き気を伴うこともあります。

姿勢改善のストレッチ方法

それでは、ここまでの悪い姿勢を改善するために効果的なストレッチの方法を見ていきましょう。ストレッチの方法はいくつかありますが、特におすすめの方法を悪い姿勢のタイプ別にそれぞれご紹介します!

姿勢改善のストレッチ方法:①猫背

猫背の姿勢改善に効果的なのは、肩のストレッチです。

~ストレッチ方法~

・立った状態で両腕を横に伸ばします。

・肩甲骨を中心に寄せるイメージで両腕を曲げ伸ばしします。

・ゆっくりと大袈裟に、1分ほど繰り返しましょう。

習慣的に行えば、猫背の姿勢改善が期待できるとともに肩まわりや肩甲骨まわりの凝りも解消できます!

姿勢改善のストレッチ方法:②反り腰

反り腰の姿勢改善に効果的なのは、床に仰向けになっておこなうストレッチです。

~ストレッチ方法~

①仰向けになります。

②両膝を軽く曲げ、脚で小さな山を作ります。

③背中はピッタリと地面につけます。

④お尻に力を入れながら少しだけ浮かします。

⑤10秒キープします。

腹筋のトレーニングにも繋がり、いずれお腹に線が入ることでしょう!

姿勢改善のストレッチ方法:③ストレートネック

ストレートネックには、タオルを使ったストレッチを試してみましょう。

~ストレッチ方法~

①タオルの両端を掴みます。

②首の裏にタオルの中心を当てます。

③タオルに頭の重みを委ねて、タオルを両腕で斜め上に引っ張ります。

④斜め上を向いている時は頭の力は抜いて、ゆらゆら揺らすように動かしましょう。

姿勢改善のストレッチ方法:④巻き肩

巻き肩の姿勢改善には、腕を伸ばす簡単なストレッチが効果的です。

~ストレッチ方法~

①頭の後ろで右手で左手首を掴みます。

②右方向に真っすぐ引っ張り、5秒キープします。

③さらに、今度は頭の後ろで右手で左肘を掴みます。

④可能な限り右に引っ張り、5秒キープします。

⑤反対の腕でも行いましょう。

まとめ

今回は姿勢が悪くなる原因とともに、悪い姿勢のタイプとそれぞれの姿勢改善に効果的なストレッチの方法をご紹介しました。

姿勢の悪さは突然起こるものではなく、日々の蓄積によって徐々に悪化していくものです。そのため、ストレッチもちょっとした時間であっても毎日行うような習慣を作っておくのがいいでしょう!

姿勢の悪さが気になったら生活習慣を見直すのはもちろんですが、姿勢改善に効果的なストレッチも生活のなかに取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した姿勢改善のストレッチは自宅で出来る非常に簡易的なものです。そのため大きな改善が見られない場合もございます。そんな時は是非NAORU整体でご相談ください!最先端のAIを用いた姿勢診断や、根本からの施術により患者様のお悩みを解決させていただきます!

姿勢改善ストレッチをして体の健康を保つのはもちろん、姿勢によって周りからの印象も良くしちゃいましょう!

飯田橋院 當銘梨沙

NAORU整体 飯田橋院

H25〜R3:有限会社トータルケアまえいけに入社。大阪心斎橋の院にて勤務し、オフィスワーカーを中心とした方の肩こり・腰痛の症状に対しての治療や姿勢改善に対しての施術をする。
院長としてスタッフ育成・院のマネジメントに携わる。
R3:株式会社NAORUテクノロジーに参画

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