腰の痛みは放置NG!原因とセルフチェック法、対処法を解説します

2023年08月18日

宮崎院 小池尚登

NAORU整体 宮崎院

【経歴】
盛岡医療福祉専門学校 卒業
令和1年 株式会社つくもメディカル入社
令和4年株式会社NAORUテクノロジーに入社

腰の痛みは、年齢や性別問わず、多くの方が抱える身体の悩みです。

あまりに身近な症状であるために「まだ大丈夫」「いつものことだから」と放置されがちですが、それではリスクが高く、早めの対応が求められるケースもあります。

今回の記事では、腰の痛みで考えられる原因・痛みの原因のセルフチェック法・対処法について解説します。

腰の痛みの原因

腰に痛みを感じるとどうしても腰に意識を向けてしまうものですが、腰だけが原因でないケースもあります

以下からそれぞれの原因を説明しますので、心当たりがないかを確かめてみましょう。

原因|①腰の問題

腰に痛みを感じている女性

慢性腰痛やぎっくり腰のような急性腰痛、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが関わっている場合には、痛みの原因は腰だと考えられます。

これらの原因は、筋肉の緊張や血行不良、突然の怪我、組織の変形または損傷です。

慢性腰痛は主に筋肉や血行によって起こり、ぎっくり腰は突然強い力が腰にかかることによって引き起こされます。

腰椎椎間板ヘルニアは椎間板組織の変形や損傷、腰部脊柱管狭窄症は神経の通り道である脊柱管が狭くなることが原因です。

腰の痛みが出ている場合には、まずこれらの原因が隠れていないかを確かめましょう。

原因|②内臓や血管の問題

整形外科で検査を受けても原因がわからない場合、内臓や血管の病気を確かめる必要があります。

この場合、腎臓の問題や尿管の尿路結石、腹部大動脈瘤や血管閉塞症消化性潰瘍など、さらに女性の方においては、子宮筋腫や子宮がんの可能性が考えられます。

腰の痛みとは直接関係がないように思われますが、これらの原因によって腰に激しい痛みが生じるケースは少なくありません。

このような原因がある場合には専門的な治療が必要不可欠となるため、早めに医療機関を受診しましょう。

原因|③心因性の問題

頭を抱える社員たち

腰や内臓、血管に原因が見当たらないのに腰が痛む場合、『心因性腰痛』であるかもしれません。

心因性腰痛とは、精神的なストレスが心理的な負担となって起こる腰痛のことで、医学的には『痛覚変調性疼痛』という正式名称を持ちます。

骨や筋肉、神経に問題がないのに起こる痛みとして分類され、レントゲン検査やMRI検査でも特定できないことから、医療機関での治療が難しいという問題点があります。

また市販薬や医療機関で処方される痛み止めで効果が期待できないことも、心因性腰痛の特徴です。

あなたの腰の痛みはどのタイプ?セルフチェック

以上、腰と腰以外での腰の痛みについてお話ししました。

ここからは、現在起こっている腰痛の原因が何なのか、セルフチェックをしてみましょう。

セルフチェック|①動くと痛む

安静に過ごしている時や姿勢を変える時ではなく、身体を動かした時に痛みを感じる場合には、腰に問題があると考えて良いでしょう。ぎっくり腰や腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの病気が関わっています。

特にぎっくり腰は、立ち上がる時や物を持ち上げる時、身体の向きを変える時に強い痛みをもたらします。

また腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症になっている場合、立つ時や歩いている時にしびれるような痛みを感じることから、心当たりがある方は整形外科を受診しましょう。

セルフチェック|②安静時でも痛む

リラックス時や休息時、睡眠中でも痛みを感じる場合には、腎臓の問題や尿管の尿路結石、腹部大動脈瘤内臓や血管の病気との関係性が見られます

これらの症状は腰へのアプローチでは解決ができないため、専門の医療機関での検査と治療が必要です。

セルフチェック|③ほかの場所も痛む

腰だけでなく、お腹や子宮などにも痛みを感じる、顔色が悪くなるなどの不調が出ているのなら、消化性潰瘍や子宮筋腫、血管閉塞症などの可能性が考えられます。

この場合でも整形外科での薬やリハビリテーションなどでは良くならないため、専門とする医療機関に相談し、原因に応じた対応をしてもらいましょう。

セルフチェック|④気分の変化によって痛む

「気分が良い時は痛まないけれど、落ち込んでいる時は痛い」
「医療機関で検査を受けても、病気が見つからなかった」
「痛みを感じる場所が時によって変わる」

上記などのサインが見られる場合、心因性腰痛が原因かもしれません。

食欲不振や不眠などの問題も出ているのなら、なおさらその可能性が高いです。

腰の痛みを改善するには?

腰の痛みは身体だけでなく、心にもストレスを与えます。

そのような悩みから1日でも早く楽になるのなら、早めかつ適切な対応が必要です。

対処法|①温めるまたは冷やす

腰の痛みをしっかりと改善するには専門家によるサポートが欠かせませんが、すぐに受診できない時にはひとまず痛みを和らげましょう。この場合、温める方法と冷やす方法がおすすめです。

重だるい痛みが長く続く慢性腰痛には、温める方法が効果的です。
ホッカイロや入浴、ストレッチなどで血行を促進すると身体が温まり、痛みが和らぎます。

反対にぎっくり腰のような急性腰痛は、炎症を抑えるため、冷湿布や氷嚢などで冷やす方法が適しています。

ただこれらの対処法はあくまでも一時的なもので、根本的な解決には繋がりません。
痛みが和らいだとしても、専門家のもとで原因を知るようにしましょう。

腰痛を適切に和らげる方法は?温めるのと冷やすのどちらが効果的?

対処法|②医療機関を受診する

医療関係者

膝の痛みを根本的に改善するには、医療機関を受診して検査を受け、原因を知りましょう。

深刻な病気や問題が関係していると、検査結果を知るのにも不安が生じ、なかなか勇気が出ないこともあります。

しかし原因を知らないままでは必要な対応ができず、症状が改善されない状態が続いてしまい、さらには悪化するリスクさえ高くなるでしょう。

反対に、原因を知ることで治療に向けて前向きになり、体調が好転することもあります。
将来的な安心のためにも、少し踏み出して専門家に相談してみましょう。

対処法|③整体を受ける

腰の問題や心因性の要因による痛みであれば、整体で改善できます。

整体では、患者様の身体のゆがみや筋肉の緊張、血行不良などを手技で整え、健康的な身体に変えていきます。

心を原因とする腰痛でも、体調を良くすれば改善できるケースも多いため、身体を良い状態にするのは効果的な手段です。

NAORU整体院グループでは、業界でも新しいAI検査を用いた整体を行っています。

目視や施術者の間隔だけに頼らない検査だからこそ、身体の状態がはっきりとわかり、施術効果が出やすくなります。

「原因がはっきりわかるので、すぐに効果を感じられる」
「腰の痛みが楽になり、快適に生活できている」

と、患者様にも喜ばれています。腰の痛みが辛い方は、ぜひ当院にご相談くださいね!

腰の痛みは放置NG!原因とセルフチェック法、対処法まとめ

以上の記事でお話ししたように、腰の痛みには様々な原因があります。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部椎間板ヘルニアなどの腰の病気だけでなく、内臓や血管・子宮の病気は医療機関での専門的な治療が求められますので、放置せずに検査を受けましょう。

心因性の腰痛であっても、心と身体を健康な状態に戻すことがとても大切なポイントです。

一時的にでも症状を和らげ、それでも専門家のサポートを最大限に活用し、腰の痛みが出ない状態を目指しましょう。

宮崎院 小池尚登

NAORU整体 宮崎院

【経歴】
盛岡医療福祉専門学校 卒業
令和1年 株式会社つくもメディカル入社
令和4年株式会社NAORUテクノロジーに入社

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