ぎっくり腰を即効で治す方法4選!痛みレベル別の症状と正しい治し方
2023年04月12日
特に心当たりがないのに、急に腰に激痛が走る「ぎっくり腰」。
中には動くことができないレベルの痛みを伴うこともあります。
痛みレベルにもよりますが、ぎっくり腰は数時間~1日で完治するような症状ではありません。
数日~数週間で完治するケースが多く、場合によっては1ヶ月以上かかることもあります。
しかし、お仕事や学校などでそんなに長く休むことができない方もいらっしゃるかと思います。
そこで当記事では、ぎっくり腰を1日でも早く治す方法について紹介しています。
他にも、ぎっくり腰になった際の対処法やよくある質問、医療機関に受診するタイミングなども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
【歩けないほどの痛み】ぎっくり腰の症状を痛みレベル別に紹介
ぎっくり腰の正式名称は急性腰痛症です。
- 突然激しい痛みがやってくる
- 歩けるけど痛い
- 座る動作ができない
- ベッドに横になることができない
- 重い荷物などを持ち上げる動作ができない
といったような症状があります。
ぎっくり腰の原因は様々考えられますが、重たい荷物を持った時やくしゃみをした拍子、前屈みの姿勢をとった際に、背中の筋肉や筋膜が損傷を受ける事で身体に痛みが走るのが急性期型のぎっくり腰です。
また、日常の生活習慣や背骨の歪みなど様々な要因が積み重なり、身体が我慢の限界を超えた時に起こる慢性型のぎっくり腰がの2つがあります。
急性期型も慢性型も痛みレベルに違いがあり、軽度から重度によって処置の仕方や予防策が違ってきます。
ここでは、ぎっくり腰の痛みレベルについて、軽度~重度で良く見られる症状について詳しく紹介していきます。
ぎっくり腰の痛みレベル|①軽度の場合
ぎっくり腰レベルが軽度の場合、痛みも軽く歩くたびに少し痛みがある程度ですので、慎重に過ごせばいつもと同じような日常生活を送れます。
ぎっくり腰は、通常1~2週間ほど経てば自然に治ることが多いですが、無理をすると強い痛みや腫れ、しびれを伴い悪化する恐れがあります。
軽度といってもぎっくり腰を発症していることに変わりはありませんので、放置するのではなくぎっくり腰専門の治療院もしくは近くの整形外科で診てもらうことをおすすめします。専門家に診てもらうことで再発予防にもなります。
初期の段階では少し腰をひねった程度で歩けるくらいの痛みですので、普通の腰痛と変わらない場合もありますが、油断をしていつも通り重い荷物を持ったり、腰をかがめたりすると急に痛みがひどくなるケースがあります。
いつもの腰痛とは違う違和感を感じたらぎっくり腰を疑ってみても良いでしょう。
痛みや炎症が取れた後は、少しずつで良いのでストレッチや軽い運動をすることで再発防止効果が期待できます。
▷腰痛を軽減する方法とは?原因や効果が期待できるストレッチをご紹介!ぎっくり腰の痛みレベル|②中度の場合
ぎっくり腰レベルが中度の場合、慢性的な腰痛とは異なる痛みや腫れが見られ、慎重に日常生活を送る必要が出てきます。
初期の段階では痛みを取ることに専念し、安静に過ごして炎症や腫れを抑えるように対処しましょう。
ぎっくり腰になったらベッドで横になり、動かず安静にすることが良いとされていましたが、近年では、痛みが少し落ち着いたら、少しずつストレッチやマッサージなどで身体を動かす方が治りが早くなるという研究結果も出ています。
中度のぎっくり腰は、日々の生活習慣で腰に負担がかかる動作などを積み重ねたことが原因として多く考えられます。
ぎっくり腰の発症を予防するためにも、デスクワークの合間に腰を伸ばすストレッチを習慣化したり、定期的に近くの整体院などで腰の状態を見ながら専門家にケアしてもらうことが大切です。
▷長時間座ると腰痛が悪化する?座りすぎのデメリットや対処法を紹介!ぎっくり腰の痛みレベル|③重度の場合
ぎっくり腰レベルが重度の場合、痛みや炎症がひどく、立ったり座ったりする動作もままならず、歩行も困難な状態になります。
ぎっくり腰を経験された方は、こちらの症状に当てはまるという方も多いのではないでしょうか。
ベッドや布団に寝転ぶ動作も大変になり、痛みが引いていくまでは普段と同じような日常生活を送ることができなくなります。
まずは患部を冷やし、炎症を抑える等の対処法が必要です。
歩ける程度まで回復したら、すぐに近くの整体院・もしくは整形外科等の専門機関にてぎっくり腰の治療をするのが即効で治す1番の近道です。
1日でも早く治す!ぎっくり腰の正しい治し方4選
ぎっくり腰の症状にもよりますが、基本的には即効で完治するような治し方はありません。
しかし、正しい治し方を実践することで、完治までの時間を短縮して早くいつも通りの生活を送れるようになります。
- 無理に動かないで安静に過ごす
- 湿布で患部を冷やす
- コルセットを使用する
- 整形外科や整体院に通う
ここでは、ぎっくり腰を1日でも早く治すための正しい治療法を4つ紹介します。
ぎっくり腰の正しい治し方4選:①無理に動かないで安静に過ごす
ぎっくり腰が発症したら、痛みの強い弱い関わらず、まずは無理に身体を動かさずに安静にしましょう。
急性期の行動によって、その後痛みが長引くかどうかに大きく関係してきます。前かがみの姿勢やしゃがんで荷物を持つ動作など、腰に負担のかかる行動は控えることが大切です。
また、横になる体制も場合によっては腰に負担をかけてしまいます。膝の下に丸めたタオルなどを敷き、足の位置が上半身よりも高い状態で寝ることで、ぎっくり腰の早期改善が期待できます。
ぎっくり腰の正しい治し方4選:②湿布で患部を冷やす
ぎっくり腰直後の急性期は患部が炎症を起こしているケースが多いため、基本的には冷湿布等で冷やしてあげることが大切です。保冷剤や氷のうなどを使っても構いません。
しかし、ぎっくり腰完治までずっと冷やすのは間違いです。
痛みが引いてきたタイミングで、今後はカイロや湯舟に浸かるなど患部を温める行動にシフトしましょう。ただし、温めたことによって痛みが再発した場合はすぐに冷やしてください。
詳しくは下記の記事で紹介しているので、合わせてぜひご覧ください!
▷ぎっくり腰は冷やすの?温めるの?再発予防法ぎっくり腰の正しい治し方4選:③コルセットを使用する
ぎっくり腰にはコルセットの利用も効果的とされています。
コルセットを装着することで腰の可動域を限定し、無理に動かすことなく安静に過ごすことができます。
ただし、長時間コルセットを着用することで筋肉が硬くなってしまうことや腹圧が下がるといったデメリットもあるので、急性期のみの着用をおすすめします。
痛みが引いてきたら積極的にストレッチやマッサージを行い、筋力を戻しましょう。
ぎっくり腰の正しい治し方4選:④整形外科や整体院に通う
ぎっくり腰を早急に治したい方は、整形外科や整体院に通うことをおすすめします。
ぎっくり腰は安静→少しずつ身体を動かすの流れを行うことで、ある程度回復が見込めます。
そのため、時間はかかりますがぎっくり腰の状態によっては病院に必ずしも通う必要はありません。
しかし、お仕事や学校など休めない用事がある方も多くいらっしゃると思います。
そのような方は、急性期が終わったタイミングで近くの整形外科や整体院で身体の状態を詳しく診てもらうようにしましょう。
専門家の視点から、なぜぎっくり腰になってしまったのかという根本的な原因と突き止め、今後の過ごし方や再発しないための過ごし方などを細かく教えてくれます。
発症してすぐに来院することは難しいと思いますので、痛みが落ち着いたタイミングで通い始めましょう。
ぎっくり腰の時に控えた方が良い行動
ぎっくり腰を発症したら、控えるべき行動を下記にまとめました。
- 激しい運動
- ぎっくり腰直後に患部を温める
- コルセットをつけっぱなしにする
- 飲酒
- 同じ姿勢を続ける
血流がよくなる行動、筋肉が落ちてしまう行動をとってしまうと、治りが遅くなってしまうため極力控えていきましょう。
ぎっくり腰の時の寝方
ぎっくり腰の際、まずはベッドや布団の上で楽な姿勢を見つけることが大切です。
痛みが和らぐ姿勢を見つけたら、膝を曲げましょう。膝を曲げることで腰への負担を軽減できます。
仰向けで寝る状態が楽な方は、丸めたタオルやブランケットなどを膝の下に置き、膝を90度になるように立てる姿勢がおすすめです。上半身よりも下半身が高くなる姿勢を作ることで腰の負担が大きく減ります。
横向きで寝る状態が楽な方も同じように膝を曲げ、両足の間にクッションや使っていない枕を挟むことで、腰と骨盤の負担を軽減することができます。
ぎっくり腰の状態から起き上がる時の注意点
ぎっくり腰を発症している時は、普段通り腹筋と背筋を使用して起き上がるのは控えてください。
仰向け、横向きどちらの方にも使える起き上がり方を紹介します。
- 横向きの姿勢を作る
- 腕を使って上半身だけ起こす
- 膝を床に下ろし、足が床についてから上半身をベッドから離す
少しでもぎっくり腰の治りを早めるためにも、ぜひ参考にしてみてください!
ぎっくり腰・腰痛の改善はNAORU整体へ
ぎっくり腰は、軽度なものから重度なものまで幅広く存在し、重症に場合は完治までに1ヶ月以上時間を要することもあります。
軽度なものは数日で治ることもありますが、数時間で完治できるような症状ではありません。
そのため、日々のケアと発症時できるだけ早く治すために治療を行うことをおすすめします。
NAORU整体では、日々の慢性的な腰痛の治療はもちろん、ぎっくり腰を早く改善するためのケアを行っています。
初回カウンセリングではAI検査を用いて現在の腰の状態がどうなっているかを数値化し、その結果を元に施術を行っていきます。
また、痛みのない優しい施術ですので、初めての方も安心して利用できます。
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ぎっくり腰の治し方に関するよくある質問
最後に、ぎっくり腰の治し方に関するよくある質問に回答します。
- ぎっくり腰になりました。痛みを我慢して医療機関に行った方が良い?
- 「安静」から「普段通り生活する」に切り替えるタイミングは?
- 血行が良くなる行動を教えてください。
同じようなお悩みがある方はぜひ参考にしてください!
Q. ぎっくり腰になりました。痛みを我慢して医療機関に行った方が良い?
A. まずは自宅で安静にしてください。
ぎっくり腰の激しい痛みから、我慢して「とりあえず医療機関に行かないと…」となってしまいますが、まずは安静にするのが最優先です。
1日ベッドなどで安静にすることで、歩けるレベルまで痛みや炎症が引いていくこともありますので、歩くことができるまで回復したら、お近くの医療機関を受診しましょう。
Q. 「安静」から「普段通り生活する」に切り替えるタイミングは?
A. 問題なく歩く・ベッドに横になる動作が行えるようになったタイミングです。
歩くことやベッドに横になる動作が問題なく行えるようになりましたら、少しずつウェーキングの時間を作ってみたり、お風呂に浸かるといった動作も生活に取り入れてみてください。
しかし、医師の判断で「もう少し安静にしてください」と言われた場合はそちらを優先しましょう。
Q. 血行が良くなる行動を教えてください。
A. 血行が良くなる行動は主に下記が挙げられます。
- 足を高くして寝る
- 湯舟にしっかりと浸かる(37℃~40℃)
- 有酸素運動(ウェーキングやジョギング)
- ストレッチやマッサージ
- できるだけサンダルやスニーカーを使う
- 青魚に含まれる「EPA」を摂取する
- ビタミンC、ビタミンEを摂取する
ぎっくり腰初期は、血行を良くする行動は控えましょう。
少しずつ日常生活を送れるようになってから、上記の行動を取り入れてみてください!
ぎっくり腰を即効で治す方法4選!痛みレベル別の症状と正しい治し方|まとめ
今回は、ぎっくり腰を即効で治すための治療法について紹介しました。
ぎっくり腰になってしまった場合は、以下の4つを取り入れて対処していきましょう。
- 無理に動かないで安静に過ごす
- 湿布で患部を冷やす
- コルセットを使用する
- 整形外科や整体院に通う
ぎっくり腰は基本的に1日で完治するような症状ではありませんので、なるべく痛みを長引かせないような対処法が大切になってきます。
また、痛みが引いてきた際は少しずつで良いのでストレッチやマッサージなどで筋力を戻してあげることも必要です。
セルフで治療できる場合もありますが、より早く治したい方は整体院や整形外科といった腰痛治療のプロに依頼することが1番おすすめです。
NAORU整体では、ぎっくり腰をはじめとする様々な腰痛の症状に対応しています。
全国に店舗を展開していますので、まずはお近くのNAORU整体で詳しい症状や痛みについてお聞ください。