めまいには手首のツボが効く！？楽になるためのセルフケアをご紹介
2023年10月26日
フワフワ、グルグルとしためまいが続くと不快感を覚え、「早く楽になりたい」と思ってしまうものです。そんな時、すぐにできるうえに効果が高いセルフケアが、ツボ押しです。
今回の記事では、めまいの原因と効果的なツボ押し、改善するための方法について解説します。
めまいに早く対処できるようになり、また症状に悩まない身体を目指すためにも、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
Contents
めまいの種類と原因
めまいへのセルフケアをお伝えする前に、めまいの種類と原因についてお話しします。
症状について詳しく知り、どんな症状があるかを理解しておきましょう。
回転性めまい
回転性めまいとは、特に動いていない時でもあらわれる症状です。立ち止まっていても休んでいても、グルグルと回るようなめまいを感じるのなら、回転性めまいである可能性が高いです。
回転性めまいの原因には、耳の奥にある三半規管が関係しています。
三半規管とは身体の動きや平衡感覚を支えリンパ液の動きをコントロールする機能で、この三半規管に問題が生じるとリンパ液が過剰に分泌されます。
結果、身体を動かしていなくてもリンパ液の動きが止められなくなり、めまいに繋がるのです。
浮動性めまい
「身体がフワフワと浮かんでいるようなめまいがする」という場合には、浮動性めまいだと考えられます。
浮動性めまいの原因は、脳幹と小脳の三半規管の問題です。通常、脳幹と小脳は三半規管が受け取った情報を勝利する役割がありますが、三半規管の状態が悪くなるとつられて影響を受けてしまいます。
これにより、平衡感覚を上手に維持できなくなり、めまいに加えて吐き気や歩きづらさ・高血圧などの症状が出ることもあります。
眼前暗黒感のめまい
「立ち上がった瞬間にクラクラする」「目の前が暗くなる」などの症状を覚えるのなら、眼前暗黒感のめまいだと言えるでしょう。脳の血流不全により、脳に送る血液が深刻な状態で不足し、めまいが起こります。
眼前暗黒感のめまいで気をつけるべきポイントは、症状が出た時に楽観視しないことです。
意識が遠のいたり倒れたりするリスクが高いため、少しでも心当たりがある場合には医療機関を受診し、必要な検査と治療を受けましょう。
めまいの軽減に！手首や手にある有効なツボ
不快感や不安感を与えるめまいには、専門的な治療やケアが必要ですが、その場での症状を軽減させることもとても大事なポイントです。
ここで、手首や手にあるめまいに有効なツボをご紹介します。
▷【ふわふわ】肩こりによるめまいの対処法5選！簡単ストレッチも紹介
めまい軽減のツボ｜①外関（がいかん）
外関は、手の甲と手首のシワから指3本分の場所にあるツボで、この外関に触れることで自律神経が整えられ、めまいが和らぎます。
疲労や頭痛の軽減にも良いツボと言われているので、めまいを感じたら早速ツボ押しをしてみましょう。
めまい軽減のツボ｜②中渚（ちゅうしょ）
中渚は、薬指と小指の関節の凹みにあります。軽めに押していて少しツンとした痛みを感じることが特徴です。
中渚には体内の水分の流れを整える働きがあり、まためまいや耳鳴りの不調を改善するのには効果的なツボです。
左右はどちらでも構わないので、指で強めに2秒押し、10回繰り返すケアを試してみましょう。
めまい軽減のツボ｜③合谷（ごうこく）
合谷は手の甲のツボで、親指と人差し指の付け根の間にあるツボです。
合谷はあらゆるツボのなかでも見つけやすいだけでなく、様々な症状の軽減に効果的だという特徴があります。
もちろんめまいや耳鳴りなどにも良いツボで、少し強めにグリグリと押すことでめまいが和らいでいくのに気づけるでしょう。
めまいの改善に！整体師がすすめる対処法
ツボ押しは道具を必要としないうえにめまいの軽減効果が高い、とても優れた方法です。
ツボ押しの効果を高め、まためまいをしっかりと改善するためにも、以下のポイントを意識しましょう。
ポイント｜①ツボ押しの正しいやり方を知る
ツボ押しは特に技術が求められない方法ですが、しっかりと効果を実感するにはいくつかのコツがあります。
まず、力を入れすぎないように気をつけましょう。改善効果を高めようととして強く押しすぎても、効果はあらわれず、かえって組織を傷つけてしまいます。
また何度も繰り返し試しても効果が代わることはないため、必要な回数と時間を守るべきです。
さらに、食事前や食後1時間・入浴後や飲酒をした直後は、血流が活発になってツボ押しには向かない時間帯であるため、少し時間をおいてから試しましょう。
ツボに痛みや腫れ・熱感がある場合にも、避けるようにしましょう。
ポイント｜②医療機関を受診する
めまいを緩和するにはツボ押しがおすすめですが、症状が続いているのなら医療機関で原因を確かめましょう。
めまいで医療機関を受診する際には、耳鼻科を選びます。医師の診察や検査を通じ、症状の原因を確認してもらえるので、めまいを根本的に改善するなら必要不可欠な手段です。
特にめまいは重篤な症状に進行するリスクが高く、命の危険に関わることもあるため、少し怖くても医師に相談しましょう。
ポイント｜③無理をせずに過ごす
めまいが起こると不快な気持ちになりますが、同時に身体からのサインであることを忘れるべきではありません。体力的な無理や心理的な負担が重なった結果、めまいという症状として出てきているのです。
だからこそ、少しでも違和感を覚えたら、無理をせずに休みましょう。
忙しくてまとまった休みが取れない時でも、少ない時間でも身体を休めるようにしましょう。
ポイント｜④整体を受ける
自律神経の乱れを原因とするめまいには、整体が有効です。筋肉の緊張や血行不良、身体のゆがみを整えられ、自律神経の乱れが改善され、めまいが出ない状態に変わっていきます。
NAORU整体院グループでは、姿勢のゆがみを専門とする施術を行っています。
AIを使った検査と整体を合わせており、
「姿勢が良くなり、自律神経の不調が出なくなった」
「めまいが改善された」
と喜ばれる患者様も多いですよ。めまいに悩んでいる方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね！
めまいには手首のツボが効く！？楽になるためのセルフケアまとめ
めまいが続く時、回転性めまいや浮動性めまい、眼前暗黒感のめまいなどの可能性が考えられます。
それぞれ特徴や原因が異なるため、ご自身の症状に合わせてどのめまいなのかを確認しましょう。医療機関で原因を知ることも、症状改善には必要な行動です。
めまいを軽減するには、外関や中渚、合谷などのうツボ押しが役立ちます。道具を必要とせず、すぐにできる方法となりますので、お仕事中や用事の合間、少し一息つける時間などに試してみると良いでしょう。
またツボ押しは確かに効果的ですが、症状を原因から解決するには医療機関での検査や休息、整体も必要です。ツボ押しだけに頼るのではなく、専門家によるサポートも取り入れましょう。
NAORU整体院グループでもお力になりますので、めまいにお悩みの方はぜひご来院くださいね！
