ふくらはぎに肉離れができた!早く回復するコツと注意点を解説します

2023年11月8日

NAORU整体 三鷹院

H31 新潟柔整専門学校卒業
H31-R4 株式会社シー・エム・シーに勤務
R4 株式会社NAORUテクノロジー参画

ふくらはぎを動かすたびに痛みをもたらす肉離れは、日常生活を送るだけでも辛く感じられるものです。特にスポーツで大会や試合を控えている場合には、なるべく早い回復を望むこともあるでしょう。

ふくらはぎの肉離れから回復するには、コツがあります。

今回の記事では、ふくらはぎの肉離れから早く回復するための方法と注意点について解説します。

ふくらはぎの肉離れとは

まず肉離れとは、医学的には『筋挫傷』と呼ばれる筋肉の怪我で、筋肉が破けたり裂けたりすることで起こります。

太ももに起こりやすい症状として知られていますが、ふくらはぎにも多い怪我です。

ふくらはぎの肉離れの症状

ふくらはぎの痛み

肉離れになる時、最初に「ブチッ」と筋肉が破れた音が聞こえ、その後強い痛みを感じます。

症状の出方は個人差がありますが、

  • ふくらはぎを伸ばした時に痛い(伸長痛・ストレッチ痛)
  • 力をかける時に痛い(収縮時痛)
  • 腫れや内出血、くぼみができる
  • うまく歩けない

などの症状があらわれます。

軽度から重度までで症状の出方に違いがあることも、肉離れの特徴です。軽度では痛みを感じることがなく、違和感のみ覚えるケースも少なくありません。

反対に重度では、体重をかけることでさえ強い痛みに襲われるケースもあります。

ふくらはぎを押すと痛い場所がある!痛む原因と対処法をご紹介

肉離れの原因

肉離れは骨折や脱臼、捻挫などと同じように急性的な怪我として分類されます。スポーツ中のジャンプやダッシュ、切り返しなどによって筋肉が過度に収縮すると、筋肉や筋膜が無理な形で引き伸ばされることが原因です。

また急性的な怪我ではあるものの、筋肉の疲労や身体のバランスの低下、柔軟性の低下や関節の可動域の制限など、普段の身体の状態が影響することもあります。

肉離れから回復するまでの期間

砂時計

肉離れになると、痛みと不自由さから、「いつになったら元の生活に戻れるんだろう?」と思うことでしょう。

平均的には3週間から長くて6か月程度と言われていますが、軽度あるいは中度、重度など、症状の具合によって異なります。

軽度の場合

肉離れが軽度の場合には、筋繊維が微細に損傷を受けている程度であるため、回復までは1週間から2週間程度で済みます。

大きな断裂や腫れも見られず、無理をしない限りは日常生活で困ることもそれほどありません。

中度の場合

筋繊維の部分的な断裂が見られる中度の場合には、4週間から2か月程度の回復期間が必要です。

自力での歩行は可能ですが、痛みをかばうためにしばらくは不自然な歩き方になるでしょう。

重度の場合

筋繊維がほとんど断裂した状態の重度の場合には、回復までには3か月から6か月以上かかります。腫れやくぼみが目立ち、痛みもかなり強いことから、自力での歩行が難しくなります

場合によっては手術が必要になるため、なるべく早くの医療機関の受診が不可欠です。

肉離れから早く回復するには?

以上、肉離れの症状と原因、回復までの期間について解説しました。

どうしてもある程度の時間が必要になりますが、早く回復するにはそれまでの手順を守り以下のポイントに気をつけましょう。

ポイント|①回復までの流れを理解する

ステップアップ

肉離れから回復するには、基本的には

  1. 安静(Rest)、冷却(Ice)、圧迫(Compression)、患部の固定(Elevation)のRICE
  2. 整形外科または整骨院の受診
  3. リハビリテーション

以上の3つの流れをたどることとなります。

受傷直後は安静に過ごして応急措置をし、整形外科か整骨院で症状の程度を確認し、状態が落ち着いてきたらリハビリテーションで生活やスポーツへの復帰を目指します。

また再発予防に備え、ふくらはぎのケアやストレッチ、スポーツ環境の見直しをすることもあります。

ハムストリングのストレッチ5選!メリットや注意すべき点も解説

ここで重要なポイントは、自己判断でケアをしないことです。例えばご自分では軽度の肉離れだと思っていても、実際には中度でより専門的な対応が求められることもあります。

必ず医師や柔道整復師に確認してもらい、症状の具合や回復までの期間を知っておきましょう。

ポイント|②患部を温めない

冷湿布

急性的な怪我である肉離れには、慢性痛のように温めるケアは向かず、かえって悪化させるリスクが高いです。

特に入浴や温湿布、飲酒などはおすすめできません。

身体を洗う時には症状が落ち着くまでシャワーで済ませ、患部の血行を促進しすぎないように気をつけましょう。

ポイント|③無理に動かない

肉離れの痛みが引いてくると、すでに回復したように感じられ、自己判断で動き出してしまう方が少なくありません。

しかし、そのような無理は再び筋組織の断裂を引き起こし、症状再発の原因になりますので、専門家から指示が出ない限りは動かさないようにしましょう。

痛みが出なくなったからと言って、肉離れそのものがなくなったわけではありません。組織の損傷はまだ残っていて、生活やスポーツへの復帰までにはまだ時間がかかります。

焦る気持ちも理解できますが、動かせない時間や休むタイミングだと考え、ご自分をいたわる気持ちで過ごしてみましょう。

肉離れから回復してきたら、NAORU整体院へ

肉離れの痛みや損傷が落ち着いてきたら、良いコンディションを保ったり再発を防いだりするために整体がおすすめです。

肉離れはスポーツ中の怪我はもちろんのことですが、日ごろからの疲れや身体のゆがみが間接的な原因となっている可能性も高いです。

だからこそ、1度回復しても身体の癖が良くなっていなければ、また肉離れに悩むことになってしまいます。

そうならないためにも、整体で身体のゆがみを改善しましょう。

NAORU整体院グループではゆがみ矯正に力を入れており、「スポーツ中のコンディションが良くなった」「姿勢や身体のバランスの大切さがわかった」など、多くの患者さまから喜ばれています。

肉離れになりにくい身体を目指すなら、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!

ふくらはぎに肉離れができた!早く回復するコツと注意点まとめ

肉離れはスポーツ中や急激な力によって起こる症状であり、筋組織の損傷や腫れ・歩きにくさなどが目立つようになります。

回復するまでには軽度では2週間程度、中度では4週間から2か月、重度では3か月から6か月と、症状の程度によって期間が変わります。

また、回復までの手順を守り、地道に改善していくことも大切なポイントです。

早く回復するためのコツというと裏技のような方法を考えつくかもしれませんが、残念ながら身体の仕組みである以上は不可能と言えます。

焦らずに身体を休め、状況ごとに必要な対応をしていく、地道な向き合い方こそが早い回復までの近道です。

症状が良くなってきたら、ぜひNAORU整体院グループで再発しにくい身体に変えていきましょうね!

NAORU整体 三鷹院

H31 新潟柔整専門学校卒業
H31-R4 株式会社シー・エム・シーに勤務
R4 株式会社NAORUテクノロジー参画

関連記事