仙腸関節炎の治し方とは?原因や簡単にできるストレッチも詳しく紹介
2024年06月10日
腰を捻る動作や中腰での作業などにより、仙腸関節の片側もしくは両側に炎症が起こるのが仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)です。
腰やお尻に痛みがあったり、太ももに痺れやだるさがあったりする場合、仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)が疑われます。
そんな仙腸関節炎ですが、放っておくと日常生活に支障をきたす恐れがあるためしっかりと治し方を把握しておくことが大切です。
そこで今回は、仙腸関節炎の治し方について紹介します。
仙腸関節炎の改善に効果が期待できるストレッチも紹介するので、仙腸関節炎でお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
仙腸関節炎とは?
仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)は腰を捻る動作や中腰での作業などにより、仙腸関節の片側もしくは両側に炎症が起こります。
腰やお尻に痛みがあったり、太ももに痺れやだるさがあったりする場合、仙腸関節炎が疑われます。
そんな仙腸関節炎ですが、放っておくと日常生活に支障をきたす恐れがあるため、しっかりと治し方を把握しておくことが大切です。
仙腸関節炎が生じる3つの原因
仙腸関節炎が生じる3つの原因は以下の通りです。
- 腰を捻る動作
- 中腰での作業
- 骨盤の歪みにつながる癖
仙腸関節炎を治すためにも、まずは原因を把握しておきましょう。
仙腸関節炎が生じる原因:①腰を捻る動作
仙腸関節炎が生じる原因として多いのは、腰を捻る動作です。
腰を捻る動作により骨盤に左右非対称な負荷がかかることで、仙腸関節炎が生じます。
特に腰を捻るスポーツをしている方に多く見られます。
放っておくと痛みだけでなく痺れの症状が現れる可能性があるため、早めに対処しましょう。
仙腸関節炎が生じる原因:②中腰での作業
中腰での作業も仙腸関節炎の原因として挙げられます。
中腰での作業を長時間行うことで骨盤に偏った力が加わると、仙腸関節炎が起こります。
また、仙腸関節炎は重い荷物を持つ機会が多い場合にも生じやすいです。
特に腰を曲げずに膝だけで重い物を持ち上げる癖がある方は注意しましょう。
仙腸関節炎が生じる原因:③骨盤の歪みにつながる癖
仙腸関節炎が生じる原因としては、骨盤の歪みにつながる癖も挙げられます。
同じほうの肩でカバンを持つ癖があると、仙腸関節に負荷がかかりやすくなります。
また、足を組む癖がある方も注意が必要です。
仙腸関節炎だけでなく、足のむくみや肩こりの原因となる可能性もあるため、早めにNAORU整体までご相談ください。
仙腸関節炎の治し方は主に3つ
仙腸関節炎の治し方は主に以下の3つです。
- 足を組む癖を改善する
- 同じほうの肩でカバンを持つ癖をやめる
- 腹式呼吸トレーニングを行う
できるだけ早く仙腸関節炎を改善するためにも、治し方を把握しておきましょう。
仙腸関節炎の治し方:①足を組む癖を改善する
仙腸関節炎を治したいなら、足を組む癖を改善する必要があります。
足を組む癖を改善することで、腰の筋肉や骨盤にかかる負担が軽減されるのです。
なお、足を組む癖を続けていると、仙腸関節炎だけでなくずっこけ座りや猫背も悪化しやすくなります。
足のむくみやO脚の原因ともなるため、早めに改善しましょう。
仙腸関節炎の治し方:②同じほうの肩でカバンを持つ癖をやめる
仙腸関節炎を治したいなら、同じほうの肩でカバンを持つ癖も改善しましょう。
同じほうの肩でカバンを持つ癖を改めることで、左右の姿勢バランスが整い、腰にかかる負担が軽減されやすくなります。
また、腰だけでなく背骨や肩甲骨まわりの筋肉にかかる負担の軽減にもつながります。
左右の肩を変えて持ったり、リュックサックを活用したりして、少しずつ改善していきましょう。
仙腸関節炎の治し方:③腹式呼吸トレーニングを行う
腹式呼吸トレーニングも仙腸関節炎の緩和に効果的です。
- 両膝を立てて仰向けに寝転がる
- 右手は胸に、左手は腹部に置く
- 2秒かけて鼻から息を吸い、腹部に置いた手が持ち上がるように意識する
- 3秒かけて口から息を吐く
- 手順2と手順3の動作を10回繰り返す
腹式呼吸トレーニングは、お腹のインナーマッスルと言われる腹横筋(ふくおうきん)を鍛えるエクササイズです。
腹横筋が鍛えられることで、仙腸関節が安定しやすくなります。
なお、腹式呼吸トレーニングは呼吸を意識しながら行うのがポイントです。
呼吸を意識しながら行うことで、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスしやすくなります。
仙腸関節炎の改善に効果が期待できるストレッチ
ここからは、仙腸関節炎の改善に効果が期待できるストレッチを紹介します。
- 大殿筋をほぐすストレッチ
- 梨状筋をほぐすストレッチ
- お尻を持ち上げるストレッチ
仙腸関節炎の症状で悩んでいる方は、ぜひ以下で紹介するストレッチを参考にしてみてください。
おすすめのストレッチ:①大殿筋をほぐすストレッチ
仙腸関節炎の改善に効果が期待できるストレッチ1つ目は、大殿筋(だいでんきん)をほぐすストレッチです。
- うつ伏せに寝転がる
- 痛みがあるほうの膝を曲げる
- 膝を持ち上げて5秒間キープする
- ゆっくりと膝を下ろしていく
- 10回程度繰り返す
大殿筋をほぐすストレッチは、仙腸関節の安定性を高める効果が期待できます。
仙腸関節の安定性が高まることで、仙腸関節による症状が和らぎやすくなるのです。
なお、大殿筋をほぐすストレッチは、お尻の内側に力が入るように意識して行うのがポイントです。
腰が反ってしまうと腰に負担がかかってしまうため、腰が反らないように注意しましょう。
おすすめのストレッチ:②梨状筋をほぐすストレッチ
仙腸関節炎の改善に効果が期待できるストレッチ2つ目は、梨状筋(りじょうきん)をほぐすストレッチです。
- 後ろに手をつき、両膝を立てて座る
- 左のお尻の膝を曲げると凹むところにテニスボールを置く
- 左足を横に倒し、お尻に体重をかける
- 手順3の動作を何度か繰り返す
- 反対側のお尻も同じように行う
梨状筋をほぐすストレッチは、お尻のくぼみにボールを沈み込ませるようなイメージで行うのがポイントです。
梨状筋がほぐれることで、仙腸関節炎による痛みの緩和が期待できます。
なお、余裕がある方は、一気にお尻に体重をかけた状態で足を横に倒す動作を繰り返すのがおすすめです。
ゆっくりと呼吸しながらお尻に体重をかけることで、梨状筋の緊張がほぐれやすくなります。
おすすめのストレッチ:③お尻を持ち上げるストレッチ
仙腸関節炎の改善に効果が期待できるストレッチ3つ目は、お尻を持ち上げるストレッチです。
- 両膝を曲げて仰向けで寝転がる
- 手は身体の横に置く
- ゆっくりと呼吸しながらお尻を持ち上げる
- お尻を持ち上げた状態で5秒間キープする
- ゆっくりと呼吸しながら5秒かけてお尻を下げる
- 手順3~手順5までの動作を10回程度行う
お尻を持ち上げるストレッチは、腰骨と骨盤の安定性を高める効果が期待できます。
腰骨と骨盤の安定性を高めることで、腰にかかる負担の軽減につながるのです。
なお、お尻を持ち上げるストレッチは腰が反らないように注意しながら行うことが大切です。
腰を反らせてしまうと、痛みが悪化する恐れがあるため、肩から膝までが一直線になるようなイメージで行いましょう。
▷腰痛改善におすすめのストレッチ4選!腰痛が生じる原因も詳しく解説
仙腸関節炎で悩んでいるなら整体に相談するのもおすすめ
仙腸関節炎で悩んでいるなら、整体に相談するのも1つの手です。
整体を利用すれば、足を組んで座る癖や同じほうの肩でカバンを持つ癖によって生じた骨盤の歪みを改善することができます。
NAORU整体では、独自のAI検査を用いてお客様の身体の状態を数値化し、その結果をもとにお客様1人ひとりの症状や身体に合わせたオーダーメイド施術を行います。
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仙腸関節炎による症状でお悩みの方は、ぜひお近くのNAORU整体にご相談ください♪
仙腸関節炎の治し方とは?原因や簡単にできるストレッチも詳しく紹介:まとめ
今回は、仙腸関節炎の治し方について紹介しました。
仙腸関節炎による症状でお悩みの方は、以下の3つのストレッチを実践して改善していきましょう。
- 大殿筋をほぐすストレッチ
- 梨状筋をほぐすストレッチ
- お尻を持ち上げるストレッチ
仙腸関節炎は、放っておくと日常の動作に支障が出る恐れがあるため、早めの対処が必要です。
NAORU整体では、骨盤矯正や姿勢矯正など、骨盤の歪み改善に効果が期待できる施術を展開しています。
仙腸関節炎による症状でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!