ゴルフ肘はどんな症状?原因や判断方法、対処法をご紹介
2021年11月22日
こんな、ゴルフでのお悩みを抱いていませんか?
- スイングすると肘が痛い
- ダフリの回数が多い
- 普段の生活でも肘が痛い
- ゴルフ肘といわれた
- 手先で打っていると指摘される
ゴルフをよくされる方は“ゴルフ肘”といって、肘の痛みに見舞われることが多いですよね。それは、スイング時に無理な力が入っていまい、炎症を起こしている状態なのです。
正式には、上腕骨内側上顆炎というスポーツ障害であり、ゴルフでのスイングやダフリで肘の内側(上腕骨内側上顆部)に痛みが生じます。
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Contents
どうして、ゴルフ肘になってしまうのか?
指や手首を動かす筋肉、肘を動かす筋肉に負荷がかかり過ぎると、腱といわれる筋肉の付け根部分(上腕骨内側上顆部)に疲労が蓄積されます。
また、二の腕といわれる上腕部分から肘にかけても筋肉の疲労があると、ゴルフ肘になりやすい状況です。
ゴルフ初心者に限らず、長年愛好されている方にも多くみられます。
筋肉は年齢に関係なく、トレーニングなどで鍛えられますが、筋肉と骨を繋いでいる腱は鍛えられません。年齢と共に硬くなり、炎症が起こりやすいと考えられます。
*こんなゴルファーは要注意!
- スイング時、脇が開いている
- 手首中心のスイングフォーム
- ボールを打つ時、両肘に力が入り過ぎている
- 肘から下を固定してしまう
- グリップを過度に握りしめている
これらに当てはまる人は、ゴルフ肘になりやすいので注意が必要です。
また、ゴルフ以外でも、野球であれば投球動作、テニスではサーブやフォアハンド時にも肘に痛みを感じる場合もあります。
スポーツだけではありません。日常でもタオルや雑巾をしぼる動作、仕事でタイピングする方、ハンマーを打つ動作でも使い過ぎによる痛みがあらわれます。
このように、外からの圧力で肘に痛みが生じるのではなく、“動作の繰り返し”“使い過ぎ”によって引き起こされます。
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ゴルフ肘は肘だけの問題ではありません
確かに、ゴルフ肘なので肘に炎症をきたしてしまうのですが、ゴルフのスイングは腕だけで行うものではありません。
スイングは、肩・腕・体幹・骨盤・股関節といった全身の筋肉や関節が連動しています。
・肘の筋肉
肘の内側には手首や指の動きに関係している筋肉が存在しています。筋肉の伸縮で関節が動くのですが、普段の動きではそれほど痛めることはありません。
グリップを握る、ボールを打つ動作は手首や指に力が入ります。この動きを繰り返すと、筋肉が硬くなり、ちょっとした動きでも筋肉が頑張って伸びようとしてしまい、負担がかかります。
・肩の関節
ボールを打つ際、皆さんはどのような動きをしていますか?大きく振りかぶって、素早く振り下ろしていると思います。
この時、肩の関節を大きく動かしているので、腕も一緒に大きな動きをします。
例えば、右手を身体の反対側に動かす時、ボールを打つ瞬間は動きにくい肩の代わりに、肘や手首を大きく動かさないと動かせません。
いわゆる“手打ちのようなスイング”になり、肘や手首には思った以上に大きな負担がかかっています。
・体幹
体幹(胴体部分)も関係しています。例えば、クラブを振る時、大きく身体を後ろへひねると思います。その時に必要になってくるのがインナーマッスルといった、身体の中心にある筋肉です。
インナーマッスルが硬いと、充分に身体をひねることは出来ません。すなわち、体幹が硬くて動きが悪いと、腕でひねろうとします。
肩関節が硬いのと一緒で、手打ちのようなスイングに繋がります。
・骨盤
骨盤は身体の中心部分なので、ゴルフのスイングだけではなく、私たちが行う動作、全てに深く関わっています。
骨盤の歪みやズレは股関節の動きにも通じ、股関節の硬さに関係してきます。ゴルフは腰をひねるというよりも、骨盤、股関節をひねります。クラブを振る時も、ひねる側の股関節は後ろへ、反対側の股関節は前へひねる動きをします。
骨盤や股関節の動きが硬いと、硬さを腰でカバーしてしまうので、結果、腰痛を引き起こしてしまうのです。
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ゴルフ肘かどうかの目安
ご自身がゴルフ肘なのかどうか。
いくつか項目があるので、照らし合わせてみましょう。
- スイング(ゴルフ)時
- 腕を引っ張った時
- 腕を曲げ、内側の出っ張った骨を触ると痛い
- 腕を曲げたりひねる時に痛む
- 手を強く握った時
上記の様な動作で、肘の内側のあたりが痛んだら、ゴルフ肘の可能性が高いと考えられるので、自己判断せずに、是非、当院の施術を受けて頂くことをおすすめします!
日常生活で肘が痛む時は?
スポーツ以外にも、日常でふとした瞬間に肘の痛みを感じる事ってありませんか?
もし、下記の様な時に、肘にズキッとした痛みを感じたのなら、痛めてしまっている恐れがあります。
- 雑巾やタオルを絞った時
- ひもやロープを引っ張った時
- 重い荷物を持ち上げた時
これらの「ひねる」「握る」「引っ張る」という動作は、私たちも日常生活で無意識に行っています。些細な動作ですが、一度、肘の痛みを感じたら、とても不便ですよね。そうすると、家事や仕事の効率も下がり、やりたいことも半減してしまいます。
少しでも肘の内側辺りに痛みが生じたら、肘を休ませることも必要です。
肘の痛みを感じたら
まずは、オーバーユースした肘を休めることが先決です。仕事や家事などで、肘を使うなと言われても難しいと思いますが、出来るだけ、痛みが増すような動作は避けましょう。
熱や腫れがある場合は、ご自宅にある湿布や保冷剤でその部分を冷やすのも、1つです。
また、作業や運動が終わったら、手・手首・腕周りの軽いストレッチやマッサージも良いです。
疲れを残さないようにします。
ストレッチする方が良いケースや、そうでないケースもあります。
炎症が強い場合は、腱や筋肉が傷ついている可能性もありますので、きちんと専門家に判断してもらいましょう。
ここに挙げた方法は、ご自宅で出来る最低限の対応ですが、本当の意味での解消は根本から解決へ導くことです。専門施術が出来る当院へご相談下さい。
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当院のゴルフ肘施術法
・テーピングやサポーターでの固定
まずは酷使した肘を休ませるため、固定します。
・ハイボルテージで炎症を緩和
ハイボルテージなど電気機器を使用し、炎症を取り除きます。
・整体で身体の歪みを整えます
ゴルフ肘は身体を上手く使えず、身体のあらゆる場所に負担がかかり、痛みが発生します。肘の痛みはもちろんですが、筋肉・関節・骨格などが全て上手く連動して、初めて痛みのない健康的な身体となります。
あなたに合わせたベストメニューで、いつまでもゴルフが楽しめる身体を作ります!
是非、一緒に痛みのない身体を作っていきましょう!