良い姿勢って何?正しい姿勢で身体も心も健康に!

2022年10月7日

千葉駅院 内田翔一郎

NAORU整体 千葉院

東京メディカルスポーツ専門学校 卒業
H26〜:整形外科勤務
H28〜:株式会社モミモミカンパニー
    (整骨院)
H29〜:株式会社OBAMA
    (整骨院)
R1〜:リハビリ型デイサービス勤務
R3〜:株式会社NAORUテクノロジーに参画

姿勢 女性

子どものころ、「姿勢が悪いよ」と注意された経験が誰しもあると思います。また、鏡に映った自分の姿を見て、気をつけた事もあるでしょう。

良い姿勢をとろうと、その時は胸を張り、腰を反らせていませんか?しかし、そのような姿勢は決して長続きしませんよね。

今回は、良い姿勢とはどのようなものなのか、良い姿勢で得られるメリット、悪い姿勢に伴う身体への影響などをお話ししたいと思います。

良い姿勢って、どれが正しいでしょうか?

  1. 胸を張り、顎を引き、お腹をへこませる
  2. 壁に背中をつけ、かかと、お尻、背中、頭まで全て、ペタッとつく姿勢
  3. 楽で疲れない姿勢なら、とにかくなんでも良い

残念ながら、1番、2番、3番とも良い姿勢ではありません…。

きっと、大勢の方が1番の姿勢を良い姿勢と認識されているのではないでしょうか。しかし、1番は常に身体全体に力が入り、筋肉が緊張している状態です。

骨格を支えているのは筋肉です。筋肉疲労をおこしてしまうと、身体を支えられなくなり、姿勢はさらに崩れます。

2番は、元々の骨格が真っすぐの人だと楽な姿勢ですが、人間の身体は首や背骨が緩やかなカーブを描いているので、結構きつい姿勢です。

3番は、力を使っていないので、体感的にもとても楽な姿勢です。しかし、楽な姿勢でも偏った部分に負担がかかり続けると、肩こりや腰痛を引き起こす可能性もあります。

良い姿勢と悪い姿勢の違いとは?

先ほど、壁にペタッとくっつくと、かなりきつい姿勢だと述べましたが、良い姿勢の基準とは、壁に5点(後頭部、肩、お尻、ふくらはぎ、かかと)がついている状態が、良い姿勢とされています。

壁を背に立って見ましょう。かかと、お尻、肩、頭、ふくらはぎと順番につけていきます。その時、腰の隙間に手のひらが1枚分入るのが理想です。

良い姿勢と悪い姿勢の違い

どこか一か所でも壁につかない方は、姿勢が悪い証拠です。姿勢の悪さは猫背だけではなく、大きく腰が反った状態でも良い姿勢とは言えません。

猫背や肩が巻いている方は、壁に肩がつきにくく、骨盤に歪みがある方はふくらはぎがつかないケースが多いです。

壁を使い、身体の5点がつくかどうかのチェックは、どこでも確認が出来るので良いですし、意識していない自分の姿勢をチェックする良いきっかけにもなります。

良い姿勢が招くメリット

大人も子どもも、良い姿勢はメリットがたくさんあります!

運動能力がアップ

ジョギングする女性

姿勢が良いと、関節の動きが機能的になり、目的に応じた動作が出来るようになります。瞬発力や持久力もアップし、身体全体のバランスも優れます。

スポーツされているお子様も、もちろんパフォーマンス向上に繋がりますし、体育が苦手というお子様も、身体を上手く使えるようになります。

心が穏やかになる

背中を丸めた姿勢は、胸の筋肉が縮んだ状態です。なので、肺が小さくなり、呼吸も浅いです。新鮮な酸素を取り込めず、脳が酸欠状態に…。自律神経のバランスも崩れ、交感神経が優位にたちます。イライラしやすかったり、落ち着きがない感じになります。

その他にも、姿勢が原因で頭痛を感じたり、夜も眠りが浅いといった、大人と同じような不調を訴えるお子様もいらっしゃいます。

姿勢が良いと、深く呼吸が出来るので、副交感神経が優位になり、ゆったりと構えられ、心が落ち着きます。

疲れにくい

リラックスする女性

子どもだとゲームや動画サイト、大人だとスマホやパソコン操作など、集中して何時間も同じ姿勢だと、筋肉も凝り固まってしまいます。血液の流れも悪くなり、疲労物質が溜まりやすい状況です。

じっと同じ姿勢だと、肩や背中、腰など集中的に負担がかかるので、筋肉疲労を起こします。

また、姿勢が崩れると、目と物の距離が合っていないので、眼精疲労、近視、後頭部や肩回りの筋肉が緊張するので、頭痛になるケースがあります

特に、お子様は自分が疲れていることに、あまり気が付かないので、周りの大人たちが「ちょっと休憩しようか」「身体を動かしてみよう」などと、声をかけてあげるのも良いと思います。

集中的アップ

姿勢が悪いと、疲れやすく、集中力低下に繋がります。血液の流れも悪くなるので、脳の活動も低下します

集中力がきれると、あくびしたり、眠くなるのは大人も子どもも一緒です。姿勢がくずれても座り直し、無理なく正しい姿勢が取れるようになると、集中力が途切れず、結果として良いパフォーマンスにつながります。

身体の痛みや不調の予防

私たちが身近に感じる、肩こり、頭痛、眼精疲労、腰痛、膝の痛みなどは、ほとんどの場合、普段の姿勢によるものと考えられます。

姿勢が崩れると、筋肉のある一部分にだけ負担がかかり続けます。筋肉によって骨格は支えられているので、全身のバランスが崩れます。

良い姿勢とは、筋肉・骨格この2つがバランスよく使われているので、肩こりや頭痛といった、身体の不調を起こしにくく、予防につながるといったことになるのです。

まとめ

良い姿勢は健康の基本です。大人になってから、良い姿勢を目指そうとすると、いくらか時間が必要です。しかし、遅すぎる事はありません。

良い姿勢になりたい、と思ったタイミングがチャンスです!

身体の軸がしっかりしていれば、良い姿勢をキープしやすく、身体の歪みなども防げます。

成長期のお子様から、筋肉や関節が固まってしまった大人の方まで、NAORU整体院でバランスのとれた姿勢を目指しませんか?

良い姿勢は見た目だけではなく、気持ちも前向きになります。

姿勢が良いと、身体も心もメリットがたくさんあります。このメリットは本来、身体に備わっている力であり、そもそも私たちが持っている力なのです。

年齢や環境に関係なく、いつまでも自分らしくいたい、そんなお気持ちに私たちは寄り添います。

健康でいるためには良い姿勢を手に入れて、ご自身が持つ機能を最大限に引き出しましょう!

千葉駅院 内田翔一郎

NAORU整体 千葉院

東京メディカルスポーツ専門学校 卒業
H26〜:整形外科勤務
H28〜:株式会社モミモミカンパニー
    (整骨院)
H29〜:株式会社OBAMA
    (整骨院)
R1〜:リハビリ型デイサービス勤務
R3〜:株式会社NAORUテクノロジーに参画

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