すねの外側の痛みは何故起こる?原因とリスク・対処法を解説します
2024年01月9日
すねの外側に、痛みやだるさを感じたことはあるでしょうか?
普段使う足に問題が生じると、ついつい気になってしまうものですよね。
しかし、原因をしっかりと知っていれば症状改善も再発防止もできるようになります。
今回の記事では、すねの痛みの原因とリスク、改善するための方法について解説します。
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Contents
すねの外側の痛みは何故起こる?
すねの外側の痛みは、多少の個人差はあるものの多くの方が経験する症状です。
その原因には、『前脛骨筋』の緊張が考えられます。
前脛骨筋の緊張とは
前脛骨筋とは、すねの骨に沿うようにある太い筋肉のことです。すねの外側から足首の前側、土踏まずの辺りを触れてみるとそのあたりに前脛骨筋があると気づけます。
前脛骨筋が緊張すると、だるさや違和感、痛みが出るようになります。
最初はだるさや違和感が目立ち、悪化につれて痛くなることから、早い段階からの注意が必要です。
前脛骨筋の緊張のセルフチェック
すねの外側の痛みに、本当に前脛骨筋の緊張が関係しているか知るためにも、セルフチェックをしてみましょう。
まずはすねの骨の外側を手で触ってみましょう。そこで筋肉の硬さや盛り上がりを感じるようであれば、すねの外側の痛みには前脛骨筋の緊張が関係しています。
また、土踏まずを指で押して痛みが出る場合にも、前脛骨筋の緊張が原因であるサインです。
前脛骨筋が緊張する原因
前脛骨筋の緊張の特徴は、原因が1つに限られない点です。
日常生活での過ごし方や姿勢・足の使い方など、多くの要因によって引き起こされます。
原因|①猫背
例えば、猫背のようなお腹を前に出す姿勢は身体全体の重心を崩してしまい、足のバランスも悪くします。
この状態が長引くと前脛骨筋への負担を大きくしてしまうことから、一見関係がないように思えても、猫背はすねの骨の痛みにとっては大きな要因の1つです。
原因|②足首の硬さ
足首は前脛骨筋と深い関係を持つ部位です。そのため、運動不足で足首を動かしていないと前脛骨筋も硬くなり、だるさや痛みに繋がります。
状態がひどくなると転倒にも繋がるため、日ごろからの運動の習慣が不可欠です。
原因|③ハイヒール
ハイヒールは女性の方に好まれるファッションですが、身体のバランスを崩し、さらには脚全体への負担をかけるというデメリットもあります。
結果、すねの前側に体重がかかり続け、前脛骨筋でバランスを維持する状態となってしまうのです。
この状態が続くと前脛骨筋が硬くなり、辛い症状が増えていきます。
原因|④骨盤のゆがみ
悪い姿勢や偏った歩き方によって骨盤がゆがむと、全身のバランスも崩れます。
その結果として足のバランスにも影響が及び前脛骨筋に負担がかかり、だるさや痛みが出るケースも少なくありません。
前脛骨筋の緊張によるリスク
以上、すねの外側の痛みと前脛骨筋の緊張についてお話ししました。
前脛骨筋の緊張の原因は日常生活に多くあるため、あまり深刻視されないケースも多いですが、放置すると以下のようなリスクが生じてしまいます。
リスク|①足のしびれ
前脛骨筋が硬くなると、周辺の血管や筋肉が圧迫されます。ここで起こるものが、足首や足の甲・つま先までのしびれや違和感です。一度気になると些細な動きでも違和感が続くため、日常生活に支障がきたされることもあります。
またこのような場合に医療機関を受診しても、坐骨神経痛や腰痛によるものと捉えられ、原因を正しく把握できないこともあります。
原因の発見が遅れると症状の改善もできなくなるため、わずかな違和感でも放置すべきではありません。
リスク|②精神的なストレス
すねの外側の痛みが続くと、常に痛みを気にして毎日を送るようになります。これにより、不安や焦りに追われ、精神的なストレスにまで悩む方も後を絶ちません。
実際に症状が改善されると精神的なストレスも解消することから、身体の痛みがいかに心の余裕を左右するかがわかります。
だからこそ、「まだ大丈夫」と思わず、早いうちからの対応を考えましょう。
前脛骨筋の緊張を改善する方法
すねの外側が痛い原因とリスクがわかってきたら、次は改善に向けて動き出しましょう。
以下、前脛骨筋の緊張を解くための方法について説明します。
方法|①ストレッチ
日常生活での身体の使い方で硬くなった前脛骨筋をほぐすには、ストレッチが有効です。
- 脚を伸ばし、座る
- 伸ばしたい足の甲を手で押さえ、前に押し、足首を反らせる
- その状態で20秒間維持する
- ゆっくりと、元の状態に戻す
以上の手順で、気になる足は両足でストレッチをしてみましょう。簡単にできるうえ、すねの筋肉が伸ばされ、凝りや痛みがほぐれていきます。
身体が硬くて足首を反らせるのが辛い方は、無理のない範囲で行いましょう。
方法|②日常生活での姿勢に気をつける
前脛骨筋が硬くなる原因の欄でもお伝えした通り、姿勢の悪さはすねの外側の痛みに大いに関係します。そのため、痛みやだるさが出ないようにするには、普段からの姿勢も意識する必要があります。
歩く時や座る時、立つ時など、できる限り姿勢が乱れないように気をつけましょう。
特に猫背や反り腰、足を組む癖、片方だけでバッグや荷物を持つ癖などを改善すると、前脛骨筋が緊張するリスクを軽減できます。
▷姿勢を良くする方法は色々ある!整体師が教える普段から試したいケア
方法|③整体を受ける
痛みや不快症状を予防するには、専門家のサポートを得ることも大事なポイントです。
整体では、身体の専門家が痛みや不調を取り除き、健康な状態に戻すことができます。
そして整体では身体や姿勢、骨盤のゆがみの改善を得意としていることから、身体のバランスによってすねの外側の痛みが起こる場合には、しっかりと役立ってくれるでしょう。
NAORU整体院グループでは、骨盤矯正やゆがみの矯正を専門に整体を行っています。
「セルフケアでも良くならなかった足の痛みが取れた」
「姿勢が良くなり、再発を防げるようになった」
と喜ばれる方も多いです。すねの外側の痛みが気になる方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!
すねの外側の痛みは何故起こる?原因とリスク・対処法:まとめ
すねの外側の痛みがある時には、多くのケースで前脛骨筋の緊張が考えられます。
姿勢の悪さやハイヒール、足の問題など様々な原因が考えられ、また原因が身近なところにあるために軽視されがちですが、放置するとさらに深刻な症状に繋がるリスクも高いです。
そのようなリスクを避けられるよう、ストレッチや姿勢改善、整体を活用し、足のケアを始めましょう。
NAORU整体院グループも姿勢の改善を得意としていますので、痛みが辛い方はぜひお近くのNAORU整体院にお問い合わせくださいね!
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