腱鞘炎には整体が効果的!腱鞘炎の原因と対処法を解説

2022年09月2日

左手

多くの人が悩まされる腱鞘炎(けんしょうえん)。

「手首が痛くて病院に行くと腱鞘炎と診断されたけど、注射や手術はしたくない。」「湿布や安静にしているけどなかなか良くならない。」「注射を打って痛みがおさまったけど、しばらくするとまた痛みが出てきた。」

腱鞘炎にはこんな悩みがつきものですよね。

今回は腱鞘炎を改善する為には、「整体」という選択も効果的ですよ、というお話です!

腱鞘炎は何かしらの理由で患部に負担がかかっている状態ですので、根本的に解決するにはその負担の原因を取り除いてあげなければいけません。

整体を受ける事で根本的な原因の解明と、それに対するアプローチする事で、なかなか良くならなかった腱鞘炎が良くなる事があります。

腱鞘炎でお悩みの方は本記事を参考に整体でのアプローチも検討してみましょう!

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そもそも腱鞘炎ってどんな症状?

腱鞘炎とは簡単に言うと、筋肉と骨をつないでいる腱(けん)の炎症です。

具体的には腱と腱鞘(けんしょう)と呼ばれる腱の上に包み込むようについているトンネルのような組織がこすれ合って炎症をおこしている状態です。

よくある腱鞘炎を二つ紹介します。

よくある腱鞘炎:①ドケルバン病

一つ目は、親指側の手首に痛みが出る「ドケルバン病」です。

ドケルバン病は、狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)といい、親指側の手首の腫れや、力が入らなくなるという症状が特徴です。

これは指と手首を繋いでいる2本の腱と、その2本の腱を覆ってトンネル状になっている腱鞘部分が炎症を起こすことで痛みが生じます。

ドケルバン病は女性に多いという特徴があります。

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よくある腱鞘炎:②ばね指

二つ目は、「ばね指」です。

ばね指は、指を曲げ伸ばしする時に、ばねのように「カクン」と動き、痛みをともなう事があります。

これは指の手のひら側にある腱をカバーするように覆っているトンネル状の腱鞘と呼ばれる部分に炎症が起こる症状です。

このように、腱鞘炎は患部によって呼び方が変わりますが、どちらも腱と腱鞘に炎症が起こり、動かすと痛みが出る状態です。

腱鞘炎の原因は?

手首をおさえる様子

腱鞘炎の原因は人によってさまざまです。

主な腱鞘炎の原因は次の通りです。

①手首や指の使いすぎ

②ホルモンバランスの乱れ

③体の歪み

一つずつ解説していきます。

腱鞘炎の原因:①手首や指の使いすぎ

手首や指の使いすぎにより炎症をおこすパターンです。ほとんどの腱鞘炎の原因がこれに当てはまります。

例えば、

・スマホの使いすぎ

・マウスの使いすぎ

・文字の書きすぎ

・フライパンの使いすぎ

などが挙げられます。

筋肉を酷使する事で回復が間に合わず、炎症がでてしまうケースですね。

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腱鞘炎の原因:②ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの変化から症状が出るパターンです。

腱鞘炎は男性より、女性の方が発症しやすいです。

その原因といわれているのが、ホルモンバランスの変化です。その中でも「エストロゲン」という女性ホルモンが関係します。

エストロゲンは腱の動きを滑らかに保つ役割がありますが、妊娠中、出産後、更年期では、エストロゲンの分泌が少なくなります。エストロゲンが少なくなることで腱への負担が大きくなり、炎症や痛みが出やすくなると言われています。

腱鞘炎の原因:③体の歪み

体の歪みがある状態で特定の動作をくり返す事で、必要以上に腱に負担をかけているパターンです。

手首や指先の動きは骨盤から背骨、肩甲骨、肩関節、ひじ関節を連動して動いています。

このどこかに歪みがあると、先端の手首、指先は大きくねじれた状態になります。

そのねじれた状態のままで手首や指に負担をかけると、正常な状態よりも、より負担がかかってしまう事になります。

そのため、腱に疲労が蓄積し、炎症に繋がってしまう事があります。

腱鞘炎の治療方法

いくつかのアプローチ方法があります。見ていきましょう。

腱鞘炎の治療方法:①薬

塗り薬、貼り薬、のみ薬の「痛み止め」で痛みを抑えながら安静にして炎症が収まるのを待ちます。

手術や注射を行わないため痛みを伴うことはなありませんが、腱鞘炎が発生するたびに薬で鎮静化するため根本的な解決にはならず、腱鞘炎とは長く付き合っていく必要があります。

腱鞘炎の治療方法:②注射

患部に直接「ステロイド薬」を注射します。

注射から2〜3週間以内に症状が改善し、効果は3か月〜半年ほど持続すると言われています。

ただし、薬が効いている期間は腱鞘炎の痛みを気にせず生活することはできますが、ステロイド薬の効果が切れると腱鞘炎が再発することも考えられるため、根本的な解決とは言えないでしょう。

腱鞘炎の治療方法:③手術

痛みの元となっている腱鞘を切開し、その一部を切り離すことで症状を改善させることが可能です。

腱鞘炎の手術は主に、整形外科と麻酔科が担当しています!

日帰り手術も可能で、保険適応内でもあるので比較的気楽に受けることができるでしょう!

費用面でも、三割負担の方でしたら約5,000~6,000円(その他診察代やお薬代などが発生することもあります)で受けられるところが多いです。

腱鞘炎の治療方法:④整体

整体で体の歪みを整える事で、手首や指の負担を軽減します。

また、患部の筋肉が固くなっている事で、腱にも負担がかかりますので、筋肉を緩める事で負担を軽減します。

根本改善には整体が効果的な理由

施術を行う整体師の男性

腱鞘炎を根本治療するには原因を特定する必要があります。

そして根本改善には整体が効果的だと言えます。

腱鞘炎の症状で整形外科や接骨院を受診した場合、薬の処方や痛み止めの注射、サポーターでの固定が一般的です。

いわゆる痛みに対しての「対処療法」ですね。

この場合、痛みの緩和にはなりますが、薬を飲み続ける、サポーターを使い続ける、といった事をしないと痛みが再発する事が多いのではないでしょうか?

その場合は整体でのアプローチが効果的です。

整体では、痛みの根本的な原因にアプローチする事を考えます。

例えば、背骨に歪みが出ると肩甲骨のバランスが崩れ、肩・肘・手首などの関節にも負担がかかりやすくなります。

また、痛みがある間は患部をかばいながらの生活になるため、筋肉や骨格の状態に偏りがより出やすくなります。

このような状態で手首や指を頻繁に使うと、当然本来の状態より負担が大きくなり、炎症に繋がりやすくなりますよね。

負担を軽減させるにはまず体の歪みを整えて、ねじれを無くし、筋肉の緊張をとる必要があります。

整体では、筋肉をほぐし、体の歪みに対してアプローチする事で、腱鞘炎の原因を解消できる事があります。

なかなか腱鞘炎が良くならない方は、ぜひ一度整体を受けてみましょう!

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腱鞘炎には整体が効果的!腱鞘炎の原因と対処法を解説|まとめ

今回は腱鞘炎の原因と、なかなか改善しない人は整体をうけてみるのが効果的ですよ、という話をしました。

腱鞘炎の治療には対処療法と原因にアプローチする事の二つがあり、整体は原因にアプローチするので再発しにくいということです。

痛み止めや湿布、サポーターを使ったりしてもなかなか改善しない人は一度整体をうけてみてはいかがでしょうか?

あなたのその腱鞘炎は手術せずに済むかもしれません!

NAORU整体では最先端のAIを用いた姿勢診断や、根本からの施術により患者様のお悩みを解決いたします!

最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、健康で素敵な毎日を!

NAORU整体 新宿院

H.31:群馬県の整形外科病院兼クリニックにて、理学療法士としてリハビリテーション業務に従事。頸椎・腰椎椎間板ヘルニアや外反母趾などの整形外科疾患の施術を行う。
R.3:株式会社NAORUテクノロジーに参画。NAORU整体銀座院の副院長を務める。
R.5:NAORU整体新宿院に移籍。院長に就任する。

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