O脚がひどい人はチェック!症状とリスク、改善するための方法
2023年03月6日
「鏡を見るたびに気になる」
「スキニーデニムや足を見せるファッションを楽しめない」
などの悩みをもたらすO脚。
O脚は外見上の問題ではなく、健康面でのリスクを生み出すこともあるため、心当たりがある方は注意する必要があります。
今回の記事では、O脚の症状と症状のレベル、健康面でのリスク、改善するための方法について解説します。
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Contents
あなたのO脚はどれくらい?O脚がひどくなる原因
O脚の程度を知る前に、O脚の概要について知っておきましょう。
O脚とは、膝の内側がつかず、外側に開いている状態のことを指します。
左右の内くるぶしをくっつけ、つま先とかかとを揃えて立っても両膝がつかない場合、O脚の可能性があると言えます。
O脚の原因
O脚の原因は、『構造的O脚』『機能的O脚』によって分かれます。
構造的O脚とは、骨格を原因とするO脚のことです。
遺伝や生まれつきの骨格などの先天的な要因や、変形性膝関節症、骨折、靭帯の損傷などの病気や怪我が関係しています。
機能的O脚とは、生理的な要因と関係性が深いO脚のことです。
姿勢の悪さ、立ち方や歩き方、運動不足、足を組む癖、筋力の低下など、日常生活での身体の使い方によって膝の変形が進んでいきます。
O脚の程度とは?セルフチェック
さて、ここまでO脚の概要や原因についてご説明しました。では、ひどいO脚とはどれくらいの程度なのかを知るためにも、O脚のレベルについてお話しします。
O脚の程度をセルフチェックするには、
①両足のかかとと内くるぶしをつけて立つ
②膝の間の一番出っ張った骨を探す
③見つかったら指を入れ、何本分入るのかを見る
以上の手順を追ってみましょう。
セルフチェックの結果、
・指が1本以下=正常、脚のO脚の傾向はなし
・指が1~2本=軽度のO脚
・指が2~3本=軽度から中度のO脚
・指が3本以上=重度のO脚
のように、指の本数が多くなるほどにO脚の深刻度が変わります。
O脚の進行によるリスク
実際にセルフチェックをしてみて、今ご自分がどのレベルのO脚になっているかわかってきたでしょうか?
O脚は見た目の問題だけにとどまらず、以下のような健康面のリスクの引き金となることから、楽観視はおすすめできません。
リスク|①変形性膝関節症
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨のすり減りにより、炎症や痛み、腫れなどの症状を伴う疾患です。
日本では約2,500万人以上が変形性膝関節症を抱えており、加齢とともに発症リスクが高まると考えられています。
O脚の状態が続いていると、膝関節の軟骨のすり減りが進み、変形性膝関節症にも悩む結果となります。
また、変形性膝関節症の進行とともにO脚の悪化が起こることも避けられません。
だからこそ、O脚だけでなく変形性膝関節症の発症と悪化を防ぐためにも、O脚への対策が必要です。特に機能的O脚になっている場合には、日常生活の足の使い方や過ごし方を見直しましょう。
▷変形性股関節症の原因と種類、対処法は?リスク|②腰痛
一見、O脚と腰痛は関係がないように思われがちですが、O脚になると骨盤に負担がかかりやすくなります。その状態が腰に悪影響を与え、腰痛になるケースも珍しくありません。
「腰に負担がかかる生活をしていないのに、よく腰痛が辛くなる」「足と腰の状態が不安定になっている」と感じているのなら、O脚が原因で腰痛が起きている可能性が高いです。
▷骨盤矯正とO脚の関係って?リスク|③疲れやすくなる
O脚の状態では足のバランスが悪くなるため、下半身の筋肉への負担が増えてしまいます。
これによって血流が悪くなり、身体の動きや疲労物質の排出がスムーズに進まなくなることもあります。
身体の動きの悪さと疲労物質の蓄積は、疲労感の原因の1つです。
理由が見当たらないのに疲れが出ている方は、O脚を疑ってみると良いでしょう。
リスク|④下半身太り
O脚になると、足の内側の筋肉が適切に使われないことから、反対に外側の筋肉が必要以上に発達します。
それを原因として、全体的に下半身が太って見えてしまうこともあります。
血流やリンパの流れが滞り、足に脂肪がつきやすくなる女性の方も多いです。
O脚を改善する方法
O脚による健康面での悪影響は、日常生活にまで支障をきたすこともあります。現在の状態を改善し、将来的な症状の進行を防ぐためにも、以下の方法でO脚をしっかりとケアしましょう。
O脚を改善する方法|①歩き方の見直し
歩くときの姿勢と身体の癖は、O脚を改善することもあれば悪化させることもある、とても重要なポイントです。足と身体に負担がかかりにくい歩き方を覚え、O脚を解消しましょう。
歩くときには、
①背筋を伸ばして真っ直ぐ立ち、重心を少し前に置く
②爪先を正面に向ける
③踏み出す足を約1~2センチ上げる
④足の裏全体で着地する
以上の流れを意識します。
O脚が目立つ方は膝が外に向きがちな傾向があることから、爪先を正面に向けることで足の向きを整えられるようになります。
また足の指先と指の付け根、かかとの3点を使って着地すると、足裏全体を使って歩く状態になり、足への負担も軽減できます。
しっかりと覚えるには時間がかかるかもしれませんが、焦らず気長に取り組んでいきましょう。
O脚を改善する方法|②座り方
デスクワークや書き仕事、読書中など、私たちは座る動きに多くの時間を費やしています。そのため、O脚を改善するためには座る姿勢の見直しも大事なポイントです。
椅子に座るときには、
①深く腰掛ける
②座面に対し、骨盤を垂直に立てるイメージを意識する
③太ももと床を平行にする
④おへその下(丹田)に自然に力が入るようにする
⑤両膝をつける
⑥かかとを床につける
以上のポイントと流れで試してみると、姿勢が安定します。最初から「完璧に座ろう」と焦らず、1歩ずつ地道に慣れていきましょう。
O脚を改善する方法|③整体を受ける
O脚は歩き方や座り方でもケアできますが、根本的に症状を改善するため、状態の悪化を避けるためには、整体を受けることをおすすめします。
機能的O脚が起こる原因は、日常生活における誤った身体の使い方と骨盤のゆがみです。
これらの原因は自力での解決が難しく、身体の専門家からのサポートが不可欠です。
NAORU整体院では、専門家である整体師が身体の使い方やゆがみを確認し、正しい状態に戻していきます。AIによる検査で現在の状態を確認することから、原因の特定や施術効果も的確になります。
「難しいだろうと思っていたO脚が改善した」「膝も身体も疲れにくくなった」と、皆様からも多くの喜びの声をいただいていますよ。
長年のお悩みと将来の不安を解消したい方は、ぜひお近くのNAORU整体にご相談くださいね!
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O脚がひどい人はチェック!症状とリスク、改善するための方法
O脚のレベルや将来的なリスク、改善するための方法を、理解していただけましたでしょうか?
何年か、または何十年か経ったころに「もっと早くに対応していれば良かった」と悔やむことがないよう、症状が気になる方はできるだけ早くにケアを始めましょう。
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