太ももが痛いのは運動不足のせい?考えられる原因と対処法を解説
2023年12月7日
太ももが痛くなると、「運動不足だから身体を動かさなければ」と焦ることがあります。
一方、「普段から運動しているのに太ももが痛くなる」という方も少なくないのではないでしょうか。
太ももの痛みの原因が運動不足かどうかは、色々な考え方があります。
今回の記事では、太ももの痛みの原因と運動不足との関係性、改善するための方法について解説します。
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Contents
太ももの痛みは運動不足のせい?
結論からお答えすると、太ももの痛みは必ずしも運動不足が原因ではありません。
運動の習慣がある方でも、突発的または慢性的に太ももの痛みを感じることがあります。
太ももの痛みが出る時の注意点
太ももの痛みはすべてのケースにおいて運動不足というわけではありませんが、「最近、運動をしていないから痛いのかもしれない」と無理に太ももを動かしてしまう方が多いです。
そのような時は、例え運動不足でもそうではなくても、痛みを我慢してまで動かさないようにしましょう。
痛みがあるのに無理をすると、当然ながら身体に負担がかかります。その結果、痛みが強くなるだけでなくほかの部分まで痛みを増やしてしまうこともあります。
運動不足かそうでないか、どちらにしても、自己判断に頼り過ぎないように気をつけましょう。
▷太ももに筋肉痛のような痛みが出る原因とは?対処方法を詳しく紹介!
太ももが痛くなる原因
太ももが痛くなる原因は、日常生活、病気や怪我と大きく2つに分けられます。
2つを詳しく説明していきますので、ご自分のケースに当てはまるか確かめてみましょう。
日常生活が原因となるケース
日常生活が原因で太ももが痛くなる時には、
- 立ち仕事
- 筋肉痛
- 冷え
が考えられます。
例えば立ち仕事で特定の筋肉だけに負担をかけていると、疲れが蓄積され、痛みが引き起こされています。立ち仕事は身体を動かすスポーツとは異なるものの、身体や足の負担がかかっていることには変わりないため、この場合は足の酷使と考えても良いでしょう。
筋肉トレーニングのやりすぎで痛みが出るケースも多く、一時的ながらも筋繊維がダメージを受け、その炎症によって痛みを感じます。
また、血行不良で身体が冷え、痛みが出ることもあります。
病気や怪我が原因となるケース
病気が原因で太ももが痛くなる時には、
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎すべり症
- 肉離れ
などの可能性が考えられます。
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎にある椎間板組織が飛び出すことによって起こる症状です。太ももからふくらはぎ、足先までしびれるような痛みを感じます。
腰椎脊柱管狭窄症によって血管や神経の通り道が狭くなると、腰椎椎間板ヘルニアのように太ももの痛みやしびれがあらわれます。腰椎が滑るよ宇に変形する腰椎すべり症により、痛みに悩んでいる方も多いです。
怪我を原因とする太ももの痛みは、肉離れの可能性が考えられます。スポーツ中や激しい動きで筋肉が急激に引き伸ばされ、そのダメージで筋肉が断裂を起こします。
肉離れは強い痛みに合わせ、内出血や腫れなども目立つため、自己判断ではなく専門家による確認と対応が必要です。
▷腰椎すべり症に良い寝方は?原因と寝る時の注意点を解説します
太ももが痛い!解決するための方法
太ももに痛みがある時、運動不足でもそうでなくても、状況に応じた対応が求められます。以下でお伝えする対処法を元に、痛みの緩和や改善を目指しましょう。
対処法|①安静に過ごす
太ももの痛みに対しては、どのような原因であっても、まずは安静を心がけるべきです。
特に筋肉痛や怪我が関係しているケースには、激しく強い負荷をかける運動は適切ではありません。
無理に動かしてもかえって痛みが増し、回復が遅れる結果となりますので、痛みが引くまで落ち着いて過ごしましょう。
対処法②|アイシング
筋肉痛や肉離れが痛みの原因である場合、筋肉や組織で炎症が起こっており、冷やす方法が適しています。氷や冷湿布などで患部を冷やすことで、炎症が落ち着き、痛みから回復できるようになります。
氷で冷やす場合には、患部直接当てると凍傷になることもあるため、タオルで包んでから使いましょう。
対処法|③入浴
筋肉痛や怪我などではなく、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、冷えなどが関係している場合には、入浴がおすすめです。
湯船に浸かってしっかりと身体を温めると、血行が促進され、痛みからの回復がスムーズになります。特に冷え性に悩んでいる方はシャワーで済ますのではなく、入浴の時間をしっかりととると良いでしょう。
ただし筋肉痛や怪我、炎症が起こっている場合には、回復を遅らせないためにも入浴は控えておきましょう。
対処法|④ストレッチ
痛みがある程度落ち着いてきたら、軽いストレッチから運動を再開しましょう。痛みが強い時期は安静にするべきですが、動かさない時間が長くなると筋肉の柔軟性が失われてしまいます。
だからこそ、軽くでも太ももやふくらはぎをストレッチし、筋肉の柔軟性を取り戻しましょう。時間帯としては、筋肉が柔らかくなっている入浴後が理想です。
▷太もものストレッチを始めよう!メリットとおすすめストレッチ
対処法|⑤医療機関を受診する
太ももの痛みを適切に改善するなら、何よりも先に原因を確かめる必要があります。少しでも痛みが気になる場合には、医療機関を受診し、異常が起こっていないかを調べましょう。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの病気を判断するには医師による検査が不可欠です。
原因を知ることは確かに勇気が要りますが、原因がはっきりすることで対処法も見えてきますので、できるだけ早めに医療機関に相談しましょう。
対処法|⑥整体を受ける
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、冷えによる太ももの痛みを改善するには、整体も効果的です。
整体では、プロの整体師が身体のゆがみを整え、筋肉の緊張や血行不良、自律神経の乱れを改善します。身体が健康な状態に戻ることで症状が良くなり、また回復にも繋がるため、早く日常生活に戻りたい方にはおすすめの手段です。
NAORU整体院グループでは、AIによるゆがみ分析検査と整体を合わせ、皆様の健康をサポートしています。「太ももの痛みが出なくなった」「身体の癖がわかり、健康を保てるようになった」と患者様からの喜びの声も多いです。
太ももの痛みが気になっている方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!
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太ももが痛いのは運動不足のせい?考えられる原因と対処法を解説
太ももが痛い時、運動の習慣がない場合には「運動不足のせいだ」と思ってしまいがちですが、実際は運動の有無にかかわらず症状はあらわれます。運動をしていても怪我によって痛みが出るケースもあるため、状態に合わせた対応は何よりも大事です。
太ももの痛みの原因は、立ち仕事や筋肉痛、冷えなどの日常生活に関係するものから、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などが考えられます。
それぞれによって適切な対応も異なることから、まずは原因を知るためにも医療機関の受診や整体院の施術が必要です。
NAORU整体院グループもお力になりますので、症状が辛い方はぜひお近くの整体院を探してみてくださいね!