骨盤の歪みがひどい…よく起こる症状と原因、正しい改善方法
2023年06月2日
「骨盤の歪みは良くないから、整えたほうがいい」とはよく言われるものの、どんな悪影響を及ぼすかはなかなかわからないですよね。
しかし、身体の土台である骨盤の歪みがひどくなると、体調面で多くの不調が現れます。
今回の記事では、骨盤の歪みがひどいと起こる症状と歪みがひどくなる原因、改善するための方法について解説します。
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Contents
骨盤の歪みがひどいと起こる症状
骨盤矯正や骨盤の歪みを整えるストレッチがあるように、私たちにとって骨盤はとても大切な部位です。
骨盤にはさまざまな筋肉との関わりがあるだけではなく、上半身や内臓を支える役割もあるためです。
そんな骨盤に歪みが生じ、そしてひどくなると、以下のような症状があらわれます。
身体の痛み
骨盤は上半身と下半身の間にあり、骨盤の状態次第で両方の健康状態が左右されているとしても過言ではありません。
しかし、日常生活での身体の使い方、姿勢の悪さ、生活習慣などによって、骨盤は簡単に歪んでしまいます。
ここで起こるものが、骨盤周辺における筋肉の凝りです。
骨盤は背中や腰、膝の筋肉との関係性も深いことから、歪みが生じると背中の痛みや腰痛、膝の痛みが出やすくなります。
下半身のむくみ、冷え
ストレッチや運動をしても下半身のむくみや冷えが解消されない場合、骨盤の歪みが関係しているかもしれません。
骨盤の周辺には、心臓から下半身を通る血管と、下半身から心臓に戻る血管があります。
骨盤の歪みがひどくなると、それらの血管が圧迫を受けてしまいます。結果、血液循環が滞り、むくみや冷えに繋がってしまうのです。
▷【整体師監修】足のむくみを解消する方法4選!原因や簡単ストレッチ内臓機能の低下
骨盤が歪んでいると、姿勢もその影響を受けやすくなり、内臓が圧迫されます。
これにより、食生活や運動の習慣に関わらず便秘が起こる、代謝機能が低下するなど、内臓に問題が起こるケースも少なくありません。
また、骨盤は生理周期に合わせて動くことから、女性の方は注意が必要です。
骨盤の歪みにより、骨盤の開閉に問題があらわれ、生理痛や生理不順が出ることもあります。
太りやすさ
骨盤の歪みによる内臓機能の低下は、そのまま代謝機能の低下に繋がります。
代謝機能の低下はカロリーの消費に悪影響を与え、また便秘や食欲コントロールを難しくするため、ダイエットにとっては大敵です。食事管理や運動を頑張っていても、太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。
加えて内臓の位置が下がることにより、下腹の出っ張りやお尻の大きさなど、スタイルが悪く見えることもあります。順調なダイエットでキレイにスリムになるためにも、骨盤の歪みには気をつけたいものですね。
骨盤が歪む原因
骨盤の歪みだけでこれほどの不調が出るとは、恐ろしいものですね。
骨盤の歪みを防ぐには、歪みの原因を知る必要があります。特に以下の原因には要注意です。
原因|①姿勢の悪さ
- 長時間同じ姿勢を続けている
- パソコンやスマートフォンの操作で、前かがみの姿勢になることが多い
- いつも右手(または左手)でカバンを持つ
- 足を組む癖がある
上のような癖は私たちがついやってしまうものですが、骨盤の歪みをひどくする原因です。
身体のバランスを悪くし、骨盤周辺の筋肉や関節に過剰な負担をかけてしまいます。
▷姿勢改善のストレッチ方法!4つの悪い姿勢とその原因を解明。原因|②運動不足
骨盤の歪みが目立つ方は、運動不足であるケースが多いです。
運動の習慣がないと、筋力が低下します。
筋肉によって支えられている骨盤にとって、これは大きなダメージとなります。筋力が低下すると悪い姿勢が根付き、身体のバランスが乱れてしまうためです。
日ごろから運動の習慣を持つことは、とても大事なポイントであると分かりますね。
原因|③妊娠と出産
「妊娠してから体型が変わった」
「出産後、身体の痛みやダイエットのしづらさを感じている」
このような悩みがある場合、骨盤の歪みが関係しています。
まず妊娠中にお腹が大きくなると、内臓の位置が変わり、身体の重心がずれていきます。
また産後は妊娠中にできた歪みを抱えながら育児をしなければならず、それによる骨盤への影響は決して小さくありません。
妊娠と出産による骨盤の歪みは、基本的には自然に戻る仕組みになっていますが、普段からの姿勢の悪さや疲れがあると戻りにくくなります。
身体の痛みやスタイルの変化に悩んでいるのなら、整体院やサロンで産後の骨盤矯正を受けると良いでしょう。
▷妊娠中に多いトラブル!骨盤が痛い場合は?骨盤の歪み対策と骨盤矯正骨盤の歪みを改善するには?対処法3選
骨盤の歪みによる症状は決して楽観視できない一方、日常生活での過ごし方によって歪んでしまうもの。
それを避けるためには、普段からの心がけと体調管理が欠かせません。
以下のような対処法で、歪みと不調を減らしましょう。
対処法①姿勢を正す
立つ姿勢、座る姿勢、歩く時の姿勢など、何気ない姿勢に気をつけましょう。
立つ時に重心が偏っていないか、座る時に足を組んでいないか、歩く時にカバンをいつも同じ手で持っていないか、ついやってしまう癖に改善のヒントが隠れています。
直すのが難しい場合には、1度壁に背を向けて立ってみましょう。
壁に対して真っ直ぐ立つと、自然に身体にも骨盤にも負担を掛けない姿勢が身につきます。
対処法|②運動の習慣を持つ
正しい姿勢を心がけるのはとても大切なポイントですが、それができるのは十分な筋力があってこそです。
運動の習慣を作り、自然に正しい姿勢を保てる身体に整えましょう。
運動は、現在の生活習慣でできるもので構いません。有酸素運動や筋肉トレーニング、ストレッチなど、試しやすいものから続けていくと、大きな効果を実感できるでしょう。
対処法|③整体を受ける
骨盤の歪みを防ぐためには姿勢の改善や運動の習慣などのセルフケアが役立ちますが、整体のようなプロのサポートもおすすめです。
骨盤は様々な筋肉に支えられ、複雑な造りをしています。
歪みを自力で改善することは不可能ではありませんが、確実に良くするなら身体や歪みに精通した整体師に任せるのがベターです。
歪みだけではなく、筋肉の緊張や自律神経の不調も改善され、セルフケアの効果も出やすくなりますよ。
NAORU整体院は、身体の歪みを専門としております。
業界でも新しいAI検査で歪みを把握し、検査結果をもとに施術を進めていきます。
「自分では気づかない歪みや身体の癖に気づけた」
「AI検査がベースになっているから、施術の効果がわかりやすい」
など、患者様から多くの喜びの声をいただいております。
「骨盤の歪みが気になるけれど、何から手を付けたらいいかわからない」と悩んでいる方は、ぜひNAORU整体院グループにご相談くださいね!
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骨盤の歪みがひどい…よく起こる症状と原因、正しい改善方法|まとめ
気になるけれど放置しがちな骨盤の歪み。
ですが、歪みがひどいせいで起こる症状の怖さを考えると、早めの対応が理想的です。
今回ご紹介したセルフケアと整体の力を借りながら、歪み知らずの身体を目指しましょう!