仙骨座り(ずっこけ座り)の直し方とは?生じる原因も詳しく紹介!
2024年03月6日
普段イスに浅く腰かける方に多く見られるのが仙骨座り(ずっこけ座り)です。
仙骨座りとは、イスの背もたれに大きく身体を預け、腰を前へ投げ出すような姿勢のことを指します。
背中や腰まわりの筋肉に悪影響を与える仙骨座りですが、実は腰痛の原因として挙げられるのです。
そこで今回は、仙骨座りの直し方について詳しく紹介します。
仙骨座りの原因や仙骨座りになりやすい人の特徴も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
そもそも仙骨座りとは?
仙骨座りは、イスに浅く座り、背もたれに大きく身体を預けて腰を前へ投げ出すような座り方のことで、ずっこけ座りやすべり座りと呼ばれているほか、背中や腰に悪影響を及ぼす座り方として知られています。
首だけ起こしてお尻を前にすべらす座り方であるため、腰椎のカーブを変えてしまう恐れもあります。
痛みが出るまで自覚症状がない場合もあるため、仙骨座りが癖になっている方は早めに対処しましょう。
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仙骨座りの原因は主に3つ
仙骨座りの原因は主に以下の3つです。
- 高さの合わないイスやデスクの使用
- 長時間の同一姿勢
- 運動不足
仙骨座りを直すためにも、まずは仙骨座りの原因を把握しておきましょう。
仙骨座りの原因:①高さの合わないイスやデスクの使用
仙骨座りの原因として多いのは、合わないイスやデスクの使用です。
高さの合わないイスやデスクを使ってデスクワークをしていると、自然とパソコンの画面をのぞき込むような姿勢になります。
また、イスやデスクの高さが合っていない場合、両足の裏を床につけるためにイスに浅く腰かけることが多くなります。
このような姿勢でデスクワークをしている方は、背中や腰の筋肉が緊張して痛みが出やすくなるため注意しましょう。
仙骨座りの原因:②長時間の同一姿勢
長時間の同一姿勢も仙骨座りの原因になります。
イスに浅く座り、背もたれに大きく身体を預けている姿勢を長時間続けた場合、背中や腰の筋肉に大きな負担がかかります。
骨盤が後ろに傾いた状態では背骨のS字カーブを保つのが難しく、骨盤も歪みやすくなるのです。
腰痛だけでなく股関節の痛みにつながる場合もあるため、イスに浅く座りがちの方は注意しましょう。
仙骨座りの原因:③運動不足
運動不足も仙骨座りの原因として挙げられます。
運動不足により背中や腰の筋力が低下することで、正しい姿勢をキープするのが難しくなります。
また、運動する習慣がなく座りっぱなしの状態でいることが多い方は、腰まわりの筋肉が緊張して痛みが出やすくなるのです。
運動不足は仙骨座りだけでなく、生活習慣病やストレスの蓄積などの原因にもなるため、早めに対処しましょう。
仙骨座りになりやすい人の3つの特徴
仙骨座りになりやすい人の3つの特徴は以下の通りです。
- 普段イスに浅く座っている
- 気づくと腰を前へ投げ出すような座り方をしている
- 座椅子やソファーに寝そべるような姿勢で座っている
普段イスに浅く座っていたり、気づくと腰を前へ投げ出すような座り方をしていたりする方は、仙骨座りになりやすいです。
座椅子やソファーに寝そべるような姿勢で座ってくつろぐ機会が多い方も、仙骨に体重がかかりやすくなります。
自然と腰がイスの前のほうにすべるため、腰痛のリスクも高まってしまいます。
リラックスしていると、つい座椅子やソファーに寝そべるような姿勢で座りたくなりますが、身体に負担がかかるため控えるようにしましょう。
仙骨座りの直し方5選
ここからは、仙骨座りの直し方を5つ紹介します。
- 正しい座り方を意識する
- 適度に姿勢を変える
- イスやデスクを見直す
- 丸めたタオルを用いる
- 筋トレを行う
仙骨座りで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
仙骨座りの直し方:①正しい座り方を意識する
仙骨座りを直したいなら、正しい座り方を意識することが大切です。
背中や腰に負担をかけないためにも、イスに深く腰かけ、背筋を伸ばすのがポイントで、深く腰かけることで、座骨が座面に当たるようになり、体重が均等にかかるようになります。
テレビを見ていたりリラックスしていたりすると座り方が乱れやすくなるため、日頃から意識しておきましょう。
仙骨座りの直し方:②適度に姿勢を変える
仙骨座りを直したい場合は、適度に姿勢を変えることも意識しましょう。
イスに浅く座り、背もたれに背中を預ける姿勢を長時間続けていると、背中や腰に大きな負担がかかります。
そのような姿勢でデスクワークをしていたり、スマホを操作していたりする方は、腰痛のリスクが高まります。
身体にかかる負担を軽減するためにも、1時間に1回は立ち上がって身体を軽く動かし、姿勢を変えるようにしましょう。
仙骨座りの直し方:③イスやデスクを見直す
仙骨座りを直したいなら、普段使っているイスやデスクも見直しましょう。
自分に合わないイスやデスクを使っていると、姿勢が崩れやすくなります。
特にデスクワーク中は、肘の角度が90度になり、足の裏全体が床につくような姿勢が理想とされます。
合わないイスやデスクの使用は肩こりや首こりの原因にもなるため、早めに見直しましょう。
仙骨座りの直し方:④丸めたタオルを用いる
仙骨座りを手軽に直したい場合、丸めたタオルを用いる方法もおすすめです。
イスに座った状態で、お尻の後ろ半分に丸めたタオルを入れることで、骨盤が後傾するのを防ぐことができます。
また、仙骨サポートクッションや座布団を使用するのも1つの方法です。
イスに座った際に姿勢が乱れがちな方は、ぜひ取り入れてみてください。
仙骨座りの直し方:⑤筋トレを行う
筋トレを行うのも、仙骨座りを直す際に役立ちます。
筋トレを行って腰まわりの筋肉を鍛えることができれば、イスに座った際に正しい姿勢をキープしやすくなります。
正しい姿勢をキープできるようになりたい場合、プランクやプッシュアップなどの筋トレを取り入れるのがおすすめです。
毎日少しずつでもいいので、筋肉の柔軟性が高まっているお風呂上りの時間に問い入れるようにしましょう。
▷姿勢改善におすすめの筋トレ5選!姿勢改善のメリットや注意点も紹介
仙骨座りを直したいなら整体に相談するのもおすすめ
仙骨座りを直したいなら、整体を利用するのもおすすめです。
整体の施術を受けることで、骨盤の歪みが整えられて正しい姿勢をキープしやすくなります。
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仙骨座り(ずっこけ座り)の直し方とは?生じる原因も詳しく紹介!:まとめ
今回は、仙骨座りの直し方について詳しく紹介しました。
以下の5つを日常生活で取り入れて、仙骨座りを改善していきましょう。
- 正しい座り方を意識する
- 適度に姿勢を変える
- イスやデスクを見直す
- 丸めたタオルを用いる
- 筋トレを行う
仙骨座りを続けていると背中や腰の筋肉が硬くなり、腰痛が生じやすくなります。
NAORU整体では、最新のAIを用いた姿勢検査をもとに、オーダーメイドの施術をご提案いたします。
座り方の癖でお悩みの方は、ぜひお近くのNAORU整体までご相談ください!