腰を曲げると痛いのは前屈型腰痛?症状と原因、改善方法を解説
2023年05月25日
腰を曲げるとやってくる、鈍い痛み。
そんな痛みに悩んでいるなら、『前屈型腰痛』になっているサインかもしれません。また、前屈型腰痛には様々な原因があり、素早い対応が必要となるケースもあります。
今回の記事では、前屈型腰痛の症状と原因、改善するための方法について解説します。
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Contents
腰を曲げると痛い、前屈型腰痛とは?
腰痛のあらわれ方には、
- 中腰や腰を曲げるときに痛みが出る
- 腰を反る動作をしたときに痛みが出る
の2種類に分けられます。
前者の痛みのあらわれ方に心当たりがあるのなら、前屈型腰痛になっている可能性が高いです。
前屈型腰痛とは?
前屈型腰痛とは、床に置いた物を取る、中腰になるなどの動作によって出る腰痛です。
重い物を持ち上げたり動かしたりする仕事をする方、デスクワークをする方、長時間の運転をする方に多い症状だと言われています。
前屈型腰痛の反対となるものが、『後屈型腰痛』です。前屈型腰痛と異なり、反り腰の方や腰を捻る動きが多い方、高齢者に多い症状だと言われています。
靭帯や椎間板、椎間関節などが変性し、椎間関節への負担が増えることが原因です。
前屈型腰痛の原因
前屈型腰痛の原因は、椎間板ヘルニアと筋・筋膜性腰痛、仙腸関節性の腰痛であるケースがほとんどです。
1つひとつの原因を見ていきましょう。
原因|①椎間板ヘルニア
- 背中を丸める姿勢や前かがみになると、痛みやしびれを強く感じる
- 脚とお尻に強いしびれを感じている
- 背中を伸ばす時、寝ている時に楽に感じる
上のような症状が出ている場合、椎間板への負荷を原因とする椎間板ヘルニアである可能性が高いです。
加齢や重労働などの原因があると、背骨を支える椎間板の断裂・変性が起こり、椎間板が飛び出してしまいます。
飛び出した椎間板は神経を圧迫し、これによって腰痛や脚のしびれが起こるようになります。椎間板ヘルニアが悪化すると、排泄障害をはじめとする深刻な問題が起こり得るため、早い段階からの対応や治療が必要になります。
また椎間板ヘルニアの特徴は、立つ時間が長い方より座る時間が長い方に起こりやすいという点です。座る姿勢の方が立つ姿勢よりも楽に感じられますが、実際には座っている時には立つ時の1.4倍の負荷がかかるとわかっています。
だからこそ、デスクワークやパソコン作業をされている方は、椎間板ヘルニアには気をつけると良いでしょう。
▷簡単にできる!椎間板ヘルニアに効果的なストレッチをご紹介!原因|②筋・筋膜性腰痛
- 同じ姿勢をとり続けることが多い
- 普段から重い物を持っている
- 痺れのような感覚異常は出ていない
上のような症状が出ている場合には、筋・筋膜への負荷を原因とする筋・筋膜性腰痛である可能性が高いです。
背骨の後ろを支える脊柱起立筋が過度に働くため、筋肉への負担が増大し、筋・筋膜に損傷が起こってしまうのです。
筋・筋膜性腰痛は、長い時間同じ姿勢で過ごす方や繰り返しの動作を常にしている方に起こりやすいとも言われています。
このような過ごし方や動作により、血流の停滞や筋肉の回復の遅れが目立つようになり、慢性的な痛みとなってあらわれます。
原因|③仙腸関節性の腰痛
- 歩いていると痛みがあるが、段々と楽になる
- 痛いほうを下にして寝られない
- 正座は問題なくできる
上記のような症状が出ている場合、仙腸関節への負荷を原因とする仙腸関節性の腰痛である可能性が高いです。
仙腸関節(せんちょうかんせつ)とは、腰椎の下にあり、仙骨や腸骨から構成されている部位です。
仙腸関節は身体の動きによる影響を受けやすく、脚を開く行為や腰を捻るなどの動きをすると、痛みに繋がってしまいます。
また、年齢に関係なく痛みが生じることも、仙腸関節性の腰痛の特徴です。
腰を曲げると痛い悩みを解決するには?おすすめの方法
前屈型腰痛を改善するには、普段からのセルフケアと生活習慣の見直しなどが役立ちます。
場合によっては専門家のサポートが必要になることもありますので、以下で詳しく解説します。
前屈型腰痛の改善方法|①ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングスとは、太ももの裏にあり、股関節や骨盤の動きをサポートする役割を持つ筋肉です。
一方、普段からの悪い姿勢やデスクワークなどを続けているとハムストリングスを使う機会が失われ、柔軟性の低下や凝りにつながることもあります。
これにより、骨盤や腰の動きが鈍くなり、腰痛のリスクが高くなってしまいます。
それを防ぐためにも、日ごろからハムストリングスのストレッチを取り入れましょう。
- 片足を前に出す
- 骨盤を倒すイメージで、前に身体を傾ける
- 太ももの裏を伸ばした状態で、キープする
- 足首を反らし、かかとを地面につける
以上の動きを日課にしてみましょう。お風呂上りや寝る前、時間が取れるタイミングで行うことで、腰の痛みが和らぎ、予防もできるようになります。
前屈型腰痛の改善方法|②姿勢の見直し
姿勢の悪さは腰痛だけでなく、肩こりや首こり、頭痛などあらゆる症状の原因です。
特に悪い姿勢のまま長時間過ごしていると、その悪い状態が身体に根付いてしまいます。
立つ姿勢や座る姿勢、歩く姿勢に気を配り、ゆるみや偏りが出ていないかを確認しましょう。足を組む癖や片足重心、猫背などは姿勢をゆがませる原因でもあります。
1度に改善するのが難しいのなら、少しずつ目標を決めて見直しを進めていきましょう。
また、同じ姿勢で長い間過ごすのは身体には決して良くありません。30分や1時間ごとに休憩を取り、身体を動かす習慣を持ちましょう。
▷姿勢を良くする方法は色々ある!整体師が教える普段から試したいケア前屈型腰痛の改善方法|③整体の利用
前屈型腰痛をより早く確実に改善するなら、プロのサポートを受けることをおすすめします。
整体は、そのような悩みにまさにうってつけの改善方法です。
前屈型腰痛は、普段からの姿勢の悪さや身体のゆがみ、血行不良など、全身の不調から来ています。
そこでプロの整体師に不調を改善してもらうことで、痛みが緩和され、症状が出にくくもなっていきます。痛みの改善や健康管理のためにも、整体をぜひ活用してみてください!
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腰を曲げると痛いのは前屈型腰痛!?症状と原因、改善方法まとめ
今回は、腰を曲げると痛みを感じる前屈型腰痛について解説しました。
ヒヤッとするような原因もありますが、きちんと対応すれば症状は良くなっていきますので、ぜひ今回ご紹介した改善方法を試してくださいね。
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