スマホ肘とは?悪化すると手術も必要!原因と改善ストレッチ

2025年12月24日

スマートフォン(スマホ)の普及に伴い、「スマホ首」や「スマホ巻き肩」といった体の不調が増えています。 その中でも、肘から手にかけての痛みを訴える人が増えており、俗に「スマホ肘」と呼ばれる症状に悩む方が急増しています。 単なる使いすぎだと軽視していると、痛みが慢性化し、日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、最悪の場合は手術が必要になるケースもあります。 このコラムでは、スマホ肘が起こる具体的なメカニズム、放置する危険性、そしてNAORU整体院が推奨する自宅でできる改善ストレッチ、根本的な整体ケアについて詳しく解説します。

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スマホ肘とはどんな状態?

肘の痛み

スマホ肘とは、主にスマートフォンを長時間操作することで、肘から手首にかけての筋肉や腱に炎症が起こり、痛みが生じる状態の総称です。 医学的には、肘の外側に痛みが出る場合は「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」、内側に痛みが出る場合は「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」、あるいは手首から肘にかけての神経が圧迫される肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)」などが該当します。

長時間、肘を曲げた状態でスマホを持ち続けたり、親指や人差し指で繰り返し画面をスワイプ・タップしたりすることで、前腕(肘から手首までの部分)の筋肉や腱に過度な負担がかかり続けます。 これにより、筋肉の付着部である肘の関節周囲に炎症が起こり、痛みが発生するのです。 特にデスクワークでパソコン作業も多い方は、スマホ操作と相まって腕への負担が蓄積しやすく、スマホ肘を発症するリスクが非常に高くなります。

スマホ肘が起こる根本的な原因

姿勢の歪み

スマホ肘の原因は、単に「スマホを使いすぎたから」という表面的な理由だけではありません。 実は、体の使い方の癖や姿勢の歪みといった根本的な問題が大きく関係しています。

① 不自然な姿勢による腕の筋肉の持続的緊張

スマホを見る際、肘を曲げた状態で顔の前に固定し、さらに手首を反らせたり曲げたりしたまま長時間維持することが一般的です。 この不自然な体勢は、前腕の筋肉を絶えず緊張させ、血行不良を引き起こします。 筋肉が休む時間がないため疲労物質が溜まり、その結果、肘の腱付着部に炎症が起こり、痛みとして現れます。

② 姿勢の歪みと「巻き肩」の影響

スマホ操作中は、頭が前に突き出し、背中が丸まり、肩が内側に入る**「巻き肩」**になりがちです。 巻き肩の状態になると、肩関節が正常な位置からずれてしまい、腕や肘の筋肉の使い方が歪んでしまいます。 この歪みがある状態で腕を使うと、肘や手首に必要以上の負担がかかるため、スマホ肘を発症しやすくなります。 肘の痛みの原因が、実は肩や背中の姿勢の歪みにあるというケースは非常に多いのです。

③ 腱や筋肉の柔軟性の低下と疲労の蓄積

日常的に運動不足であったり、加齢によって筋肉や腱の柔軟性が低下している場合も、スマホ肘のリスクが高まります。 柔軟性が低い腱は、繰り返し負担がかかることで損傷しやすくなります。 また、仕事でキーボードを叩いたり、重いものを持ったりする動作が日常的に多い方は、すでに前腕に疲労が蓄積しているため、スマホ操作が「最後の一押し」となり、痛みを発症させることがあります。

④ 神経の圧迫

肘の内側には、指先の感覚を司る「尺骨神経(しゃっこつしんけい)」が通るトンネル状の構造(肘部管)があります。 肘を深く曲げた状態が続くと、この神経が圧迫され、手の小指側や薬指にしびれや痛み、感覚の異常が出ることがあります。 これもスマホ肘の一種であり、特に重症化すると手術が必要になる「肘部管症候群」に発展することがあります。

スマホ肘を放置するとどうなる?

スマホを使い続ける人

「少し痛いだけだから」とスマホ肘を放置し、使い続けてしまうと、症状は確実に悪化します。 単なる痛みで済まなくなる前に、その危険性を理解しておきましょう。

症状の慢性化と悪循環

初期の軽度な炎症を放置すると、炎症が治まりにくくなり、痛みが慢性化します。 痛みをかばうことで、首や肩、背中の筋肉までが硬直し、全身のバランスが崩れる悪循環に陥ります。 これにより、痛みが治りにくくなるだけでなく、さらに症状が悪化しやすくなります。

日常生活への重大な支障

症状が悪化すると、単なるスマホ操作だけでなく、日常生活の動作にも支障が出ます。 例えば、ドアノブを回す、タオルを絞る、重いものを持つ、箸を使うといった、普段何気なく行っている動作が強い痛みとなって現れます。 特に、スポーツや仕事で腕を使うことが多い方は、活動の制限を余儀なくされ、生活の質(QOL)が大きく低下してしまいます。

神経症状の進行と手術の必要性

肘部管症候群のように神経症状を伴う場合、放置すると指先の感覚が麻痺したり、手の筋肉が痩せて細くなったりすることがあります。 重度の神経症状が進行した場合、保存療法(ストレッチやリハビリ)では改善が難しくなり、神経の圧迫を取り除くための手術が必要になる可能性もあります。 早期の段階で適切な対処をすることが、将来的なリスクを回避するために最も重要です。

自宅でできる改善・予防ストレッチ

腕のストレッチ

スマホ肘の改善と予防には、硬くなった前腕の筋肉を緩め、血行を促進するストレッチが効果的です。 痛みがない範囲で、毎日継続して行いましょう。

① 前腕伸筋群(手の甲側)のストレッチ

  • 方法
    1. 腕を前にまっすぐ伸ばし、手のひらを下に向けます。
    2. 手首をゆっくりと下に曲げ、指先を床に向けます。
    3. もう一方の手で、曲げた手の甲側を掴み、体の方へ優しく引きつけます。
    4. 肘の外側から手首にかけて伸びを感じたら、20秒キープします。
    5. これを3回繰り返します。
  • 最適な順番 前腕の筋肉をほぐすことで、次に紹介するストレッチの効果も高まります。

② 前腕屈筋群(手のひら側)のストレッチ

  • 方法
    1. 腕を前にまっすぐ伸ばし、手のひらを上に向けます。
    2. 手首をゆっくりと下に曲げ、指先を床に向けます。
    3. もう一方の手で、曲げた手のひら側を掴み、体の方へ優しく引きつけます。
    4. 肘の内側から手首にかけて伸びを感じたら、20秒キープします。
    5. これを3回繰り返します。
  • 最適な順番 手のひら側の筋肉は、スマホ操作で最も酷使されるため、入念にストレッチしましょう。

③ 手首の神経リリース

  • 方法
    1. 肘を伸ばし、手のひらを前に向けます。
    2. 反対側の手で、親指以外の4本の指を掴み、優しく手首を反らせるように引きます。
    3. 腕全体から指先にかけてストレッチされているのを感じながら、20秒キープします。
    4. これを3回繰り返します。
  • 最適な順番 最後に手首の緊張を取り除くことで、神経の圧迫を緩和し、しびれの予防にも繋がります。

NAORU整体でできるケアと期待できる効果

セルフケアだけではなかなか痛みが引かない場合や、根本的な原因である姿勢の歪みを改善したい場合は、整体での専門的なケアが非常に効果的です。 スマホ肘の原因は肘だけでなく、全身のバランスにあるため、全身を診られる整体が最適です。

① 姿勢と巻き肩の根本改善

NAORU整体院では、AIを用いた姿勢検査で、あなたのスマホ肘を引き起こしている巻き肩や猫背などの姿勢の歪みを特定します。 施術により、肩甲骨や背骨、骨盤の歪みを調整し、肩関節を正しい位置に戻します。 姿勢が整うことで、腕の筋肉の使い方が正常化し、肘にかかる負担を根本から軽減することができます。

② 前腕の筋肉と神経へのアプローチ

硬く緊張した前腕の筋肉に対し、血行を促進し、柔軟性を取り戻すための専門的な手技を行います。 特に、痛みの根源である肘周りの腱の付着部や、神経が圧迫されやすい肘部管周辺を丁寧にケアします。 これにより、炎症の沈静化と、しびれなどの神経症状の緩和を促します。

③ 最適な生活習慣のアドバイス

施術で体を整えるだけでなく、再発を防ぐための生活指導も行います。 スマホ操作時の正しい姿勢や、仕事中の休憩の取り方、あなたに本当に必要なトレーニング方法など、オーダーメイドのアドバイスをご提供します。 ご自宅でのセルフケアと専門家による施術を組み合わせることで、スマホ肘から完全に解放される未来を目指しましょう。

まとめ

スマホ肘は、単なる使いすぎではなく、姿勢の歪みや筋肉の持続的緊張によって引き起こされる現代病です。 放置すると慢性化し、日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、最悪の場合、手術が必要になる重度の神経症状へと進行する危険性があります。 改善するためには、「前腕のストレッチ」と「姿勢の改善」が不可欠です。 セルフケアで改善しない場合は、NAORU整体院でのAI姿勢検査と、姿勢の歪みを根本から整える専門的な施術を取り入れることをおすすめします。 肘の痛みやしびれを我慢せず、今こそ適切なケアを始めて、快適な生活を取り戻しましょう。

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NAORU整体 千葉院

東京メディカルスポーツ専門学校 卒業
H26〜:整形外科勤務
H28〜:株式会社モミモミカンパニー
    (整骨院)
H29〜:株式会社OBAMA
    (整骨院)
R1〜:リハビリ型デイサービス勤務
R3〜:株式会社NAORUテクノロジーに参画

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