足を組むのがやめられない!健康上のリスクと具体的な改善ポイント
2023年05月21日

「足を組むのは身体に悪いからやめたほうがいい」
と、テレビ番組や雑誌などで1度は目にしたことがある方は多いと思います。
しかし、「悪いとはわかっていてもつい足を組んでしまう…」と足を組むことが癖づいてしまっている方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、足を組むのがやめられない理由と身体に与えるリスク、やめるための対処法について解説します。
Contents
足を組むのがやめられない理由
頭では良くないと理解していても足を組んでしまう理由は、無意識的な癖あるいは身体のゆがみだと考えられます。
以下でその理由を詳しく確認してみましょう。
足を組む理由|①無意識的な癖
私たちは普段から、「身体がゆがむと健康的に良くない」「身体のゆがみに気をつけましょう」と言われますが、そもそも私たちの身体は左右非対称です。
身体の左側に心臓があることから、人間の身体を完全にゆがみのない状態にすることはできないのです。
そのため、日常生活を何気なく過ごしていると、立つ動作や座る動作、歩く時や利き腕の選び方などで身体の左右非対称が目立つようになります。これに対し、私たちの身体は何らかの動きによってバランスの崩れを補おうとします。
足を組む動きもその1つです。
足を組むことによって、無意識的に身体の左右非対称な状態を補おうとしているのです。
足を組む理由|②身体のゆがみ

日常生活で積み重なった身体のゆがみも、足を組む癖を根付かせる原因です。
普段の生活で身体がゆがんだ状態が続いていると、骨盤を包む筋肉の硬さに左右差が生まれます。
骨盤は周辺の筋肉に連動して動くものであるため、右側の筋肉が硬くなれば骨盤も右に傾き、左でも同じことが起きます。
結果、バランスを取ろうとして無意識的に足を組んでしまうのです。
反対側の足を組むとゆがみが解消される?
右に足を組めば身体は右側に偏り、左に組めば左側の偏りが生まれます。
「それなら、いつも組んでいる足の反対側で試せば、ゆがみが解消されるかもしれない」と思われることもありますが、それは起こり得ません。
例えばいつも右側で足を組むとして、左側で試しても右側の筋肉は凝り固まったままです。その状態で反対側で足を組んだとしても、状態が改善されないばかりかさらに悪い結果になることもあります。
普段から硬くなった筋肉をほぐさない限りは、身体のバランスや状態が良くなることはありません。
足を組むことによる問題とは?健康上のリスク
世の中には様々な理論があり、足を組むのが身体に良いとする考え方も存在します。
良いか悪いかには個人差がありますが、もし足を組んで健康上の問題が生まれているのなら、ご自分にとっては悪いと考えるのが適切です。
特に以下のような不調が出ているのなら、足を組むのは悪い癖だと言えます。
足を組むことによる問題|①見た目が悪くなる
足を組む癖が続くと、骨盤周辺やお尻、鼠径部の筋肉が偏り、凝りになります。
筋肉の凝りは、そのまま骨盤のゆがみの原因です。そのため、いずれは骨盤や足のラインにゆがみが目立ちやすくなります。
ゆがみによって引き起こされる見た目の影響は、お尻やお腹にも及ぼされます。お尻が大きく見える、お腹がたるむなどの変化にも繋がり、スタイルが悪く見えてしまうケースが多いです。
足を組むことによる問題|②腰痛のリスクが高くなる

足を組む姿勢は、身体の左右差や骨盤のゆがみの大きな原因になります。
全身の左右差や骨盤のゆがみを残したままで生活していると、特定の筋肉に過剰な負担がかかり、凝りや血行不良が起こりやすくなります。
その結果、慢性的な腰痛として症状があらわれます。
このようにして起こる腰痛は、セルフケアやマッサージでの改善は困難です。また日常生活を続けていく中で悪化し、さらに不自由な思いをすることも考えられるため、早めの対応が必要です。
▷腰痛を軽減する方法とは?原因や効果が期待できるストレッチをご紹介!足を組むことによる問題|③尿漏れのリスクが高くなる
意外に思われるかもしれませんが、骨盤のゆがみと排泄には深い関わりがあります。
尿意を我慢するには、インナーマッスルの一部である骨盤底筋の動きも欠かせません。足を組んで骨盤にゆがみがあると骨盤底筋の働きが弱まり、尿漏れのリスクに繋がります。
こうして考えていくと、将来的な健康のためにも足を組む癖は直しておきたいものですね。
足を組む癖をやめるには?おすすめの改善ポイント
足を組む癖をやめると、
- 姿勢が良くなる
- 足のバランスが良くなり、きれいに見える
- 内ももの筋肉がつく
- 腰痛が改善される
などの効果が生まれます。
身体のゆがみは内臓の圧迫や下垂のリスクも高いことから、足を組むことをやめて全身のバランスが良くなり、便秘解消やダイエット効果を感じられる方も多いです。
足を組む癖のメリット・デメリットは人によって異なるものの、メリットを多く感じられるのならやめるようにしてみましょう。
足を組む癖はなかなか治りにくいように感じられますが、以下のポイントを意識すれば簡単に改善できますよ!
ポイント|①正しい座り方を意識する
身体に負担のない正しい座り方を覚えると、足を組まない姿勢が自然に感じられるようになります。
座る時ときは、まず両足の足裏をいっぱいに床につけましょう。
次に左右均等に体重をかけ、背もたれに背中をつけるように深く座ります。
これにより、足を組む癖から自然に遠ざかっていきます。
最初は慣れないかもしれませんが、難しければ少しずつ試していけば大丈夫です。徐々に正しい座り方の時間を増やしましょう。
ポイント|②体重のかけ方を見直す
座り方に加え、普段から体重のかけ方を見直すことも大切なポイントです。
立つ時や歩く時、左右均等に体重がかかっているかを確かめ、偏りが見られる場合には直すようにしましょう。
坐骨に体重をかける、中心軸を意識するなどの工夫でイメージしやすくなります。腰を反り過ぎると腰痛のリスクが高くなるため、無理せずに気長に試すと良いでしょう。
ポイント|③整体を受ける

身体がゆがんでいると足を組む癖がやめられなくなり、さらにゆがむという悪循環ができてしまいます。
このような状態を防ぐためには、整体の利用がおすすめです。
整体では、プロの整体師が身体のゆがみを正し、足を組まない自然な状態に整えてくれます。
NAORU整体院グループでは、身体のゆがみ改善を専門とする施術を行っています。
特に、AIを用いた検査結果を活かした施術は、一般的な整体よりもご自身の身体の状態が把握しやすく効果を実感しやすいと患者様から好評です。
ご利用されたお客様の中には、
「足を組まなくても良くなった」
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足を組むのがやめられない!健康上のリスクと具体的な改善ポイント|まとめ
今回は、つい足を組んでしまう理由やリスク、改善ポイントなどを解説しました。
一見楽に感じられる足を組む癖も、長い目で見ると健康には良くないもの。
見た目も身体も良い状態でいるためにも、地道に直していきましょう。
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