もみ返しはなぜ起こる？好転反応との違いや対処法も詳しく解説！

整体やマッサージに行った後に、施術を受けた箇所が痛くなったという経験はありませんか？

好転反応だと思って放置していたら、痛みが悪化したという方も多いのではないでしょうか。

そんな施術を受けた後の症状ですが、実はピンポイントに感じる痛みは好転反応ではなくもみ返しの場合があるのです。

今回は、なぜもみ返しが起こるのかについて解説します。

好転反応との違いや対処法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

もみ返しが起こる原因は主に3つ

もみ返しが起こる原因は主に以下の3つです。

• 筋肉への強すぎる刺激
• 筋肉のこりすぎ
• 施術者の技量や知識不足

もみ返しで悩んでいる方は、できるだけ早く対処するためにも原因をしっかりと把握しておきましょう。

起こる原因：①筋肉への強すぎる刺激

もみ返しが起こる原因として多いのは、筋肉への強すぎる刺激です。

筋肉に上限を超えた刺激が加わると、筋繊維が傷ついて痛みが生じます。

施術に伴う痛みを我慢しすぎた結果、もみ返しが起こったというケースもあります。

人によって刺激量の上限は異なるため、痛みを感じた場合は施術者に伝えることが大切です。

起こる原因：②筋肉のこりすぎ

筋肉のこりすぎも、もみ返しが起こる原因として挙げられます。

こりすぎている筋肉を強い力でほぐそうとすると、損傷してもみ返しが起こりやすくなるのです。

早く筋肉をほぐしたいからといって、強い力で一気にほぐすのも危険です。

一気にほぐそうとすると、かえって筋肉は硬くなってしまいます。

起こる原因：③施術者の技量や知識不足

もみ返しは、施術者の技量や知識不足により起こることもあります。

施術者の技量や知識が不足している場合、利用者にとって最適な刺激量を見誤った施術になる可能性があるのです。

利用者にとって最適な刺激量の施術を行うためにも、人体に関する知識や一定の技量は必要不可欠です。

整体院を利用する場合は、国家資格を持った施術者が在籍しているかどうかをチェックしましょう。

もみ返しと好転反応の違い

もみ返しと好転反応には大きな違いがあります。

もみ返しは、強い刺激により筋繊維が傷つくことで起こるケガの一種であり、強い痛みが生じるのが特徴です。

一方、好転反応の場合は、眠くなったり全身がだるくなったりといった症状が出ます。

ピンポイントに強い痛みがある場合は、好転反応ではなくもみ返しの可能性が高いです。

▷整体後にだるいと感じるのは好転反応？症状や対処法を徹底解説！

もみ返しの対処法

もみ返しの対処法は以下の通りです。

• 安静にする
• 患部をアイシングする
• 炎症が収まったら温める
• 激しい運動を控える

もみ返しで悩んでいる方は、ぜひ以下で紹介する対処法を参考にしてみてください。

対処法：①安静にする

もみ返しが起きた場合は、できるだけ安静に過ごしましょう。

もみ返しがある状態で無理に身体を動かすと、痛みが悪化する恐れがあります。

また、もみ返しが起こった場合はストレッチを控えることも大切です。

もみ返しをできるだけ早く治すためにも、無理に身体を動かさず、リラックスして過ごしましょう。

対処法：②患部をアイシングする

もみ返しの痛みがひどい場合は、患部をアイシングするのがおすすめです。

患部をアイシングすることで、炎症が抑制されて痛みや腫れが引きやすくなります。

水と氷を入れたビニール袋や保冷剤をタオルで包み、冷たすぎて皮膚の感覚がなくなるまで患部に当て、皮膚の感覚がなくなったらすぐに冷やすのを止めます。

痛みの様子を観察しながら、冷やすと止めるを15分ほど繰り返しましょう。

対処法：③アルコールの摂取を避ける

もみ返しが起こっているときは、アルコールの摂取を控えましょう。

アルコールを摂取すると、肝臓の動きがアルコールの分解に集中するため、筋肉の修復が妨げられます。

また、アルコールの摂取により身体に負担がかかると、治りが遅くなる可能性があります。

もみ返しをできるだけ早く治すためにも、アルコールの摂取は控えましょう。

もみ返しの対処法：④激しい運動を控える

もみ返しが起こっているときは、激しい運動も控えることが大切です。

もみ返しがある状態で激しく身体を動かすと、筋肉に強い負荷がかかり、痛みが悪化する恐れがあります。

筋繊維の修復が進みにくくなることで、痛みが長引く可能性もあります。

もみ返しが起こっているときは、無理に身体を動かさないようにしましょう。

もみ返しを予防する方法

もみ返しを予防する方法は主に以下の4つです。

• 気持ちいい程度の力でマッサージする
• 施術後に水分を補給する
• 国家資格所持者が多い整体院を選ぶ
• 軽くマッサージしてもらう

もみ返しを予防するためにも、以下の方法をチェックしておきましょう。

予防する方法：①気持ちいい程度の力で揉む

もみ返しを予防したいなら、気持ちいい程度の力で揉むことが大切です。

強い力で揉むと、筋膜が傷ついて痛みが出やすくなります。

人間の身体はデリケートであり、強い力で揉めば揉むほど筋肉が柔らかくなるわけではありません。

強い力で揉むと関節や毛細血管にダメージが加わることもあるため、注意が必要です。

予防する方法：②施術後に水分を補給する

施術後の水分補給も、もみ返しの予防に役立ちます。

施術後は老廃物を排出するために水分が多く使われ、身体が水分不足の状態になりやすいです。

身体が水分不足になると、血流が悪くなり身体の回復に必要な栄養素の供給が滞り、もみ返しが起こりやすくなります。

施術後にしっかりと水分補給をして、身体が水分不足にならないように注意しましょう。

予防する方法：③国家資格所持者が多い整体院を選ぶ

もみ返しを予防したいなら、国家資格所持者が多い整体院を選ぶのがおすすめです。

鍼灸師や柔道整復師などの国家資格を持っているスタッフの場合、国が定めた一定の技術や知識の基準を満たしています。

また、筋肉や姿勢に関する知識などを持っているため、もみ返しが起こるような施術を受ける心配が減ります。

もみ返しが心配な方は、国家資格所持者が多い整体院を選ぶようにしましょう。

予防する方法：④軽くマッサージしてもらう

筋肉のこりがひどい場合は、施術前に軽くマッサージしてもらえるようにお願いするのも1つの方法です。

施術前に軽くマッサージしてもらうことで、筋肉の緊張がほぐれやすくなり、もみ返しのリスク低下につながります。

また、施術中に痛みを感じた場合は、我慢せずすぐに施術者に伝えることが大切です。

我慢して施術を受けていると、かえって症状が悪化する恐れもあるため、速やかに伝えましょう。

もみ返しで悩んでいるなら整体に相談するのもおすすめ

もみ返しで悩んでいるなら、整体に相談するのもおすすめです。

整体に相談することで、もみ返しによる痛みの緩和が期待できる場合があります。

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もみ返しはなぜ起こる？好転反応との違いや対処法も詳しく解説！：まとめ

今回は、もみ返しが起こる原因や好転反応との違いについて解説しました。

もみ返しの対処法として、以下の4点に気を付けましょう。

• 安静にする
• 患部をアイシングする
• 炎症が収まったら温める
• 激しい運動を控える

もみ返しを予防するためにも、国家資格を保有したスタッフがいる整体院を利用するのがおすすめです。

なお、NAORU整体では、多数の国家資格所持者による症状やお悩みに合わせたオーダーメイドの施術を展開しています。

その場で身体が楽になるだけのような施術ではなく、根本的に身体を変えていく施術を行っているため、身体に不調を抱えている方はぜひお気軽にご相談ください！